巨人戦スポーツ解説

プロ野球の巨人戦の解説です。

2019年1月2日。“絶対王者”青山学院大が6位の波乱となった箱根駅伝往路を神屋伸行氏が解説

2019-01-02 20:18:47 | Weblog
    2019年1月2日
日本全国的に著名な神社
金子神社(埼玉県入間市)1/2済

金子神社(かねこじんじゃ)は埼玉県入間市西三ツ木にある神社である。毎年4月の最終の土曜日、日曜日に行われる金子神社祭礼は江戸後期から続く祭礼で、そこで奉納される「西三ツ木ばやし」は大変有名である。
歴史[編集]

金子神社は元々天王社と呼ばれ、その建立時期については不詳である。徳川中期の古文書『林山畑名寄帳』には「天王山の社」と記され、天王様として西三ツ木村(現在の入間市西三ツ木)の村民の信仰となった。寛政3年(1791年)6月に代官所に提出した『村鑑明細帳』(むらかがみめいさいちょう)には「林山畑の間、牛頭天王の社一ヶ所御座候(ござそうろう)、毎年六月十五日御領私領の百姓ども寄り合い、少々奉り掴まり申し候」と記され、その頃の祭神は牛頭天王であった。明治5年(1872年)神仏分離により、祭神を素盞嗚尊と改め、社名も現在の「金子神社」と改められた。昭和43年(1968年)には、地元市村家の敷地内に文化年間より祀っていた「三峰神社」、西三ツ木出身の日清戦争から大東亜戦争戦没者16名を「三ツ木神社」として合祀し、現在に至っている。

スポーツ、

1. 「1年目10勝」金農・吉田輝星投手、後悔ないプロ挑戦
1/1(火) 19:42配信 、朝日新聞デジタル


「1年目10勝」金農・吉田輝星投手、後悔ないプロ挑戦

吉田輝星投手=2018年12月13日午前10時56分、秋田市中通7丁目

 「平成」最後の新入団選手として今春、日本ハムでプロ野球選手としての一歩を踏み出す金足農(秋田市)の吉田輝星投手(17)。新しい年の始まりに、夏に一緒の時間を過ごしてきた担当記者が、高校野球での思い出やプロでの抱負などを聞きました。

【写真】県民栄誉章顕彰式であいさつする吉田輝星投手=2018年11月28日、秋田市山王7丁目

     ◇

 高校生活は、今までの人生の中で一番濃い3年間でした。(昨夏の)甲子園は楽しかった。一番印象に残っているのは、準々決勝の近江(滋賀)戦。スクイズが得意なチームとして、(九回裏の2ランスクイズという)理想の形で逆転できました。

 小学3年で野球を始めてから、プロ選手に憧れていました。高校3年の夏までは進学を考えていましたが、甲子園で自分のストレートで強豪校を抑えられたことが自信となり、だんだんとプロへの気持ちが強くなりました。人生の中で大きな挑戦ですが、後悔はしていないです。

 寮生活も近づき、プロ入りの実感が湧いてきました。仲間には「1年目から10勝は当たり前だぞ」とハードルを上げられます。特に打川と(菅原)天空(たく)(選手)がひどい(笑)。そんなとき、「そうだよ」って返します。高校時代も口に出すことが、だんだんと現実になったので。言霊は実感しているし、今でも大事にしています。

 自分たちは「全力」がモットーでした。全力だけではなくて、自分で考えることも大切です。後輩たちに伝えたいのは、試合は「楽しんだもの勝ち」。試合を楽しむために練習できつい思いをできれば、勝てると思います。

 目標は日本一のピッチャー。試合ごとに調子を乱さず、日本一と言われるストレートを投げたい。プロに入っても、向かっていく強い気持ちを持ち続けます。(神野勇人)
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朝日新聞社

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2. 神宮に新ゴジラ!ヤクルト村上、背番55で爆発予感
1/1(火) 15:00配信 、日刊スポーツ


神宮に新ゴジラ!ヤクルト村上、背番55で爆発予感

ヤクルト村上宗隆(2018年9月16日撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/2019年担当記者イチオシ選手:ヤクルト編>

背番号「55」をつける“燕のゴジラ”が、レギュラー争いに割って入る。17年シーズンの最下位から、昨季は2位まで駆け上がったヤクルト。さらなる高みを目指すため、村上宗隆内野手(18)のパワーが必要だ。

【写真】自分の名札を手に入寮する村上宗隆

昨シーズン終了後、未来を担う大砲候補が何度も口にしたのは「来年に向けて、もう始まっている」という言葉。プロ2年目にかける思いの強さが、ひしひしと伝わってきた。

高校通算52本塁打の実績を持ち、ドラフト1位で入団。打力を生かすため、捕手から三塁手に転向した。当初は98キロだったが、プロでの厳しい練習と連日の試合で体重は減った。それでも秋季キャンプ終了後には、100キロの大台に。プロテインの摂取を始めるなど、飛躍のための土台作りは着々と進んでいる。「今は体作りをしているところ。いい形で体重が増えている」と本人も手応えをつかんでいる。

参加したアジアウインターリーグ(台湾・台中)では「いい状態ではなかった」と言いながら15打点、4本塁打と2冠を達成した。現地では他のチームメートが食事面で苦労し、体重維持が難しい中で見事に適応。「僕は向こうでもご飯が食べられていた。体重は増えたかもしれない」と大物ぶりをアピールした。

そのポテンシャルは青木の目にも留まり、自主トレ参加の声をかけられた。今月、米ロサンゼルスで西浦、上田、宮本らと寝食をともにする。「何か1つ、2つ見つけて、吸収したい」と貪欲な姿勢で臨む。

1軍でのプロ初打席となった昨年9月16日広島戦(神宮)で、いきなり初本塁打を放った。ルーキーイヤーの安打がその1本だけに終わった悔しさを胸に、球団創設50周年の節目でもある今季は「レギュラーとして、ヤクルトの日本一、チームの目標に向けて頑張る」。今年、一気にブレークする可能性は十分だ。【ヤクルト担当 保坂恭子】
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3. 【巨人2019年予想オーダー】三番・丸→四番・岡本のコンビに注目
2018/12/28(金) 11:08配信 、週刊ベースボールONLINE


【巨人2019年予想オーダー】三番・丸→四番・岡本のコンビに注目

若き四番・岡本和真が“2年目”のジンクスに挑む

【2019巨人予想オーダー】
1(遊) 坂本勇人
2(二)△吉川尚輝
3(中)△丸佳浩
4(三) 岡本和真
5(一) C.ビヤヌエバ
6(左) 長野久義
7(右) 陽岱鋼
8(捕) 小林誠司
9(投) ―

[その他の主な野手]
(捕)△阿部慎之助
(捕) 炭谷銀仁朗
(内) 中島宏之
(内)△田中俊太
(外) A.ゲレーロ
(外)△亀井善行
※△は左打ち

 球団ワーストタイの4年連続V逸からのタイトル奪回を目指すべく、このオフは原辰徳監督就任後、チームは大補強に乗り出しストーブリーグの主役となった。

 中でも今オフFAの最大の目玉であった2年連続セ・リーグMVPの丸佳浩加入がもたらす影響は少なくない。特に打線においては三番固定が濃厚で、一番・坂本勇人、二番起用が想定される吉川尚輝で作るチャンスを得点につなげることはもちろん、2018年は130四球、.468という出塁率の高さでチャンスメイクも担う。

 あとを打つ若き四番の岡本和真は今季史上最年少で「3割、30本塁打、100打点」をクリアしている。一軍で活躍したのは4年目で初めてだが、他球団からのマークが厳しくなる来季、“2年目のジンクス”に苦しむことなく役割を全うできれば、チームの得点力は18年以上となることは確実だ。

 18年シーズンにメジャー20発のC.ビヤヌエバと、オリックスを自由契約となっていた中島宏之の獲得で一塁、三塁、左翼と、懸案だった右の代打問題も解決。西武から炭谷銀仁朗獲得で捕手の層も厚みを増した。ただし、こちらの起用法は小林誠司、大城卓三との併用か、競争による固定かは未定だ。

 丸加入で外野手争いは熾烈。残りは2枠。長野久義、陽岱鋼、亀井善行の実績組に、重信慎之介、松原聖弥らによるチーム内競争は楽しみだ。

写真=BBM
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週刊ベースボール

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4. 【MLB】菊池雄星の変則契約の詳細が明らかに 最低4年総額62億円、最大7年120億円に
2019年01月02日 03時09分 Full-count

【MLB】菊池雄星の変則契約の詳細が明らかに 最低4年総額62億円、最大7年120億円に

マリナーズとの契約合意が報道された菊池雄星【写真:荒川祐史】

米記者が契約詳細をレポート、菊池が3年目までに大活躍すれば球団に有利?

 合意に達した菊池雄星投手とマリナーズの契約が明らかになってきた。米記者によると、球団側が望めば最大で7年総額1億900万ドル(約120億円)に達することになるという。一方で、思ったような活躍できなくても、菊池が望めば最低でも4年間はマリナーズに在籍できる内容となっている。

 31日(日本時間1日)に最初にマリナーズと菊池の契約合意を報じたのは、スクープを連発する敏腕記者として知られる米メディア「ファンクレド・スポーツ」のジョン・ヘイマン氏。一夜明けた1日、さらに細かい契約内容について伝えた。

 同記者によると、菊池の最初の3年間の年俸は総額4300万ドル(約47億3000万円)。2021年終了時点で球団がオプションを行使すれば4年総額6600万ドル(約72億6000万円)の契約延長が可能となる。つまり、7年総額1億900万ドルの契約になるという。

 一方で、球団が3年目終了時点で4年の契約延長オプションを行使しなかった場合、選手側のオプションで2022年まで契約を伸ばすことが可能。その場合は、年俸1300万ドル(約14億3000万円)になるという。つまり、菊池サイドは最低でも4年総額5600万ドル(約61億6000万円)の契約を確保していることになる。まさに超変則の契約となっている。

 現在27歳の菊池が3年間で大活躍した場合、普通ならば2021年オフにFAとなって大型オファーを受けることができるが、好結果ならマリナーズがオプションを行使することが確実。4年総額6600万ドルは年平均1650万ドル(約18億円)となるため、メジャーの一流投手としては決して高くない。そのため、マリナーズ有利な契約にも見える。

 一方で、3年間での成績が思わしくなかった場合でも、菊池は4年目の契約を確保できる。そこで巻き返せば、2022年オフにFAとして勝負することが可能で、菊池にもメリットがある。結果的にどちらに有利に働くだろうか。(Full-Count編集部)

5. 【MLB】菊池雄星の変則契約の詳細が明らかに 最低4年総額62億円、最大7年120億円に
2019年01月02日 03時09分 Full-count


【MLB】菊池雄星の変則契約の詳細が明らかに 最低4年総額62億円、最大7年120億円に

マリナーズとの契約合意が報道された菊池雄星【写真:荒川祐史】

米記者が契約詳細をレポート、菊池が3年目までに大活躍すれば球団に有利?

 合意に達した菊池雄星投手とマリナーズの契約が明らかになってきた。米記者によると、球団側が望めば最大で7年総額1億900万ドル(約120億円)に達することになるという。一方で、思ったような活躍できなくても、菊池が望めば最低でも4年間はマリナーズに在籍できる内容となっている。

 31日(日本時間1日)に最初にマリナーズと菊池の契約合意を報じたのは、スクープを連発する敏腕記者として知られる米メディア「ファンクレド・スポーツ」のジョン・ヘイマン氏。一夜明けた1日、さらに細かい契約内容について伝えた。

 同記者によると、菊池の最初の3年間の年俸は総額4300万ドル(約47億3000万円)。2021年終了時点で球団がオプションを行使すれば4年総額6600万ドル(約72億6000万円)の契約延長が可能となる。つまり、7年総額1億900万ドルの契約になるという。

 一方で、球団が3年目終了時点で4年の契約延長オプションを行使しなかった場合、選手側のオプションで2022年まで契約を伸ばすことが可能。その場合は、年俸1300万ドル(約14億3000万円)になるという。つまり、菊池サイドは最低でも4年総額5600万ドル(約61億6000万円)の契約を確保していることになる。まさに超変則の契約となっている。

 現在27歳の菊池が3年間で大活躍した場合、普通ならば2021年オフにFAとなって大型オファーを受けることができるが、好結果ならマリナーズがオプションを行使することが確実。4年総額6600万ドルは年平均1650万ドル(約18億円)となるため、メジャーの一流投手としては決して高くない。そのため、マリナーズ有利な契約にも見える。

 一方で、3年間での成績が思わしくなかった場合でも、菊池は4年目の契約を確保できる。そこで巻き返せば、2022年オフにFAとして勝負することが可能で、菊池にもメリットがある。結果的にどちらに有利に働くだろうか。(Full-Count編集部)

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6.。「平成の200勝投手」は3人。野茂英雄と黒田博樹は日米合算、残る1人は日本で214勝

野茂英雄 JULY 12, 1997(写真:ロイター/アフロ)

 現在、福岡ソフトバンクホークスの監督を務める工藤公康は、平成16年(2004年)に200勝目を挙げた。ただ、224勝中、最初の47勝は昭和に記録していて、平成に限ると177勝となる。
7. 往路6位の青学大、5分半の逆転は可能か?、箱根駅伝・往路を駒大OB神屋氏が解説
構成:スポーツナ、2019年1月2日(水) 17:15

“絶対王者”青山学院大が6位の波乱となった箱根駅伝往路を神屋伸行氏が解説

“絶対王者”青山学院大が6位の波乱となった箱根駅伝往路を神屋伸行氏が解説【写真:日本スポーツプレス協会/アフロスポーツ】

 第95回東京箱根間往復大学駅伝競争の往路が2日、東京・読売新聞東京本社前から箱根・芦ノ湖までの全5区間、107.5キロのコースで行われ、東洋大が5時間26分31秒で2年連続の往路優勝を果たした。2位は東海大、3位は国学院大。総合5連覇の懸かる青山学院大は先頭から5分30秒差の6位と大きく出遅れた。

 東洋大は1区の西山和弥が2年連続の区間賞を獲得する走りで勢いをつけると、4区では3年生エースの相澤晃が区間記録を大幅に更新する快走で首位浮上。5区でもリードを守り2位・東海大と1分14秒差でゴールテープを切った。

 優勝候補の青山学院大は3区のエース・森田歩希が区間新記録の走りでトップに立つも、4区の岩見秀哉、5区の竹石尚人が振るわず、東洋大の後塵を拝す結果となった。

 青山学院大はなぜ失速したのか、復路に向けての展望は――駒澤大の元エースで、現在はランニングアドバイザーを務める神屋伸行氏に聞いた。

[箱根駅伝]往路・順位変動グラフ

まさかの6位・青学大に「らしくない雰囲気」

――往路のレースを見ての率直な感想は?

 青山学院大がいつもと違う形になりましたね。(股関節の故障で)心配されていた森田選手が3区に起用されて区間新記録をマークし、いい位置で4区につなぎました。4区では岩見選手が東洋大の相澤選手に抜かれ置いていかれましたが、(青山学院大としては)ある程度は想定していたことだと思うんです。その中で4、5区の元気がなかったのは気になります。(総合5連覇が)黄色信号なのか、もうデッドラインを超えているのかは分かりませんが、東洋大、東海大を中心に青山学院大の連覇をストップできる展開になっているのかなと思います。

――「青山学院大がいつもと違う」というのは?

 いつもでしたら森田選手が区間新で走ってトップに立つと、前回大会で言うと7区の林(奎介)選手、過去には3区の秋山雄飛選手のように、そのまま勢いに乗って、過去に起用されたことのない選手も100パーセントの力を発揮して、来季のスター候補に名乗りを上げる。そういった形で連覇を積み重ねてきたのだと思います。「神野(大地)選手が卒業したら来年は厳しいかも」などとささやかれても、レースの中で育てて次の年につなげていました。それが今回その位置にいるはずの4区・岩見選手、5区・竹石選手の両選手が良くなかったので、そこは青山学院大らしくない雰囲気がありますね。

――往路優勝は東洋大。2位には東海大が入りました。

 東洋大は何より、1区の西山選手が今季少し調子が悪い中で復調して、しかも区間賞を取りました。ここで流れをつかんだと思います。1、2区は中央大も素晴らしい展開を見せましたが、東洋大は2区の山本(修二)選手が中央大の堀尾(謙介)選手についていくことでより力が引き出されたのだと思います。そしてとどめに4区相澤選手が区間新記録、しかも旧コースを含めても最速というとんでもない走りを見せたので、ここで東洋大は計算以上に後ろを引き離せたのではないでしょうか。

 東海大は特別この選手というよりも、本当にきちっと力を発揮して、堅実に前を追ってきた感じがしたので、ほぼ取りこぼしがなかったのではないかと思います。計算どおりの展開で、東洋大、東海大が先行していったのではないかと思います。


育成に長けたチームが上位に


――3位、4位には予選会を勝ち上がった国学院大、駒澤大。上位には法政大や拓殖大などが入りました。

“絶対王者”青学がいて、その包囲網として東洋大、東海大、さらに駒澤大が予選会で好結果を出して一つ抜け出した……という形で言われてきましたが、それ以外はそんなに力の差がなかったのではないかと思います。ただ、個人の1万メートルやハーフの記録が向上してきて、どのチームもだんだん鍛え上げられて強くなってきています。例えば国学院大はエースの浦野(雄平)選手を5区に回しても、前半からずっといい位置をキープできたので、駒澤大より上の順位でゴールしました。今回は往路にほとんど使ってしまいましたが、復路に戦力を残していれば優勝候補に挙げられてもおかしくない位置です。しかも、往路を走った5人は(3年生以下なので)この春誰も卒業しません。そういう意味で、うまく選手を育ててきている感じがします。

 法政大は完成してきている部分があります。(前回5区区間賞の)青木(涼真)選手という駒を生かして、苦しいながらも順位を上げてきました。それぞれのチームが持っている札を生かしながら、そこを機転に育成してきちんと育ててきている印象がありますね。

――往路は全体的に順位変動がかなり激しいように感じました。

 以前は、今回の明治大で言えば阿部(弘輝)選手のようなランナーを2区に投入すればぐっと順位が上がりました。でも、今はそうはいきません。一人でも取りこぼすと青山学院大ですらここまで順位を下げてしまいます。それくらいすごくハイレベルになったと思います。最後は小雪が降りましたが、今回は全体的に気象条件も良かったので高速レースになりました。それもあって、なおさらうまく選手を育てているチームが上に上がってきたのかなと思います。

 一方、219勝の山本昌は、昭和の5勝を除いても、平成だけで214勝だ。平成に入ってからデビューした野茂英雄と黒田博樹の2人も、日本プロ野球とメジャーリーグの白星を合算すると、200勝を超える。

筆者作成

 野茂も黒田も、ドジャースの選手としてメジャーデビューし、ドジャースのユニフォームを着てそれぞれ81勝と41勝を挙げた。彼らとは異なるものの、山本の白星にも、ドジャースは関係している。昭和63年(1988年)にドジャースへ「留学」した山本は、そこでスクリューボールを習得した。山本の一軍デビューは昭和61年(1986年)だが、初白星は昭和63年(1988年)の帰国後だ。

 この年、山本はフロリダ・ステイト・リーグ(A)のベロビーチ・ドジャースで148.2イニングを投げ、リーグ2位(120イニング以上)の防御率2.00と4位タイの13勝(7敗)を記録した。ちなみに、防御率1位は1.81のケビン・ブラウンだが、後にドジャースで史上初の1億ドル・プレーヤーとなる投手とは別人だ。また、山本と並ぶ13勝のなかには、平成6~10年(1994~98年)に日本ハムファイターズで55勝を記録するキップ・グロスがいた。

 なお、日米を合算した平成の通算勝利で、山本、黒田、野茂の3人に次ぐ182勝の石井一久も、ドジャースで36勝を挙げた。18位(134勝)の前田健太は、現在もドジャースに在籍している。

復路は東洋大・東海大の一騎打ちか

往路を制した東洋大(写真)と2位・東海大との差は1分14秒。復路は両者が激しいつばぜり合いを演じることになりそうだ

往路を制した東洋大(写真)と2位・東海大との差は1分14秒。復路は両者が激しいつばぜり合いを演じることになりそうだ【写真:松尾/アフロスポーツ】

――3日の復路では、2位・東海大が1分14秒、青山学院大が5分30秒遅れて東洋大を追う展開になります。総合優勝の行方をどう予想しますか?

 本命は東洋大と東海大の2チームで、ともにいい位置にいると思います。東洋大は6区の今西(駿介)選手が(山下りで実績のある)東海大の中島(怜利)選手に差をつめられてしまうのかどうか。続く7区は、東海大の阪口(竜平)選手は今季不調でしたが、東洋大の小笹(椋)選手は好調で調子を上げてきた選手です。ここで2チームのマッチレースになるのではないかと思います。

 東洋大は8区は田上(建)選手のままで9区を鈴木(宗孝)選手に変えるか。8区を鈴木選手にして、9区・中村(拳梧)選手、10区・浅井(崚雅)選手でいくのか。東海大は關(颯人)選手、湊谷(春紀)選手を使うとしたらどこなのか。控え選手の調子はどうなのかというのも鍵になると思います。強い選手を残しつつマッチアップという意味では、東洋大と東海大はお互い意識しやすいですよね。

 青山学院大は先頭から3分差ならまだしも、5分半だとかなり厳しい。間にいる4位の駒澤大が絶好調で前を追う展開になれば、青山学院大も一緒に上がってくるかもしれません。ただ、6区の小野田(勇次)選手、7区・林選手が二人で稼いで3分、鈴木(塁人)選手を(当日区間エントリーで)8区に入れてさらにつめても、上のチームがいい選手を出してくると、首位を奪うには厳しい距離になります。東洋大、東海大がミスなくいけるかどうかもあります。ただ、優勝の可能性はゼロではありませんが、そのパーセンテージが大きく下がっているのは間違いないと思います。わずかに可能性を残したという程度だと思います。

――シード権争いについてはいかがでしょうか?

 山上り(5区)が良かったチームはある程度下りもいい選手がいます。そういうチームは、山に対してそれなりの準備ができていると思うんです。往路で上位に来たチームが有利なのは確かです。

 15位の早稲田大は(シード権獲得ラインの10位まで)2分34秒ありますが、永山(博基)選手の調子が戻っていればチャンスはあるかもしれません。ただ、現在12位くらいまでのチームが激しく競る展開になるのかなと思います。5位・法政大から10位の中央学院大まで2分くらいしかありません。そうなると法政大としては、どこでシード権争いに巻き込まれるか分からない怖さがあります。巻き返さないといけないチームに大駒がいればそこで勝負をかけないといけませんし、前にいるチームは耐えていくことになるでしょう。

青山学院大の総合V5の可能性は?

――ずばり、青山学院大の総合優勝の可能性は?

 常識的に考えたら10パーセントくらいになってきます。森田選手のような走りを小野田選手、林選手に見せてくれというしかないかもしれません。往路は4、5区がずるずるといく珍しい光景でした。粘れずに大差をつけられていく姿は、今まであまり見たことがなかったので、チーム状況が気になります。たまたま一人がブレーキがというのであれば気になりませんが、原(晋)監督が竹石選手は自信を持っているといった話をしていたのに、調子が非常に悪かった。しかも自分のペースを守るというのもあったと思いましたが、竹石選手が抜かれてしまい、最後に踏ん張ったくらいだったので、悪いイメージで終わってしまいました。そこが気になるところです。やはり「追わなきゃ」という状況は力んでしまうのではと思います。

――連勝を続けるチームは前を走る経験しかしていなくて、2、3位と後手に回った時に巻き返しが難しいという話もありますが?

 駒澤大のように無欲な位置だと、どこかでスパッと走ると意外と上がってくる可能性はあります。ただ5連覇というのは、中央大の6連覇に次ぐ2度目の偉業です。そうなるとやはりプレッシャーなのかなと。そのプレッシャーを抱えた中で5分30秒をひっくり返すというのは相当だと思うんですよね。それを取り返したら、本当に青山学院大は伝説になると思います。ただ、伝説というのは起きないからこそ“伝説”であり“奇跡”であるので、かなり厳しいと思います。

 特に東洋大、東海大の力を考えた時に、5分30秒差となると、1.5キロ以上先になりますので、誰か一人が差をつめたくらいでは何にも見えないんですよね。見えないのを追いかけていくのは相当大変です。まず1人1分差をつめること、見えるところまで持っていくこと。そうしてコツコツ積み上げて最後にどうなるか……としか言いようがないほどの状況だと思います。

 でも、あくまでいちファンの声ですが、今大会はすごく面白い駅伝になっていると思います。青山学院大の包囲網ができ上がっているという感じですよね。竹石選手が5区で順位を落としましたが、あんなに抜かれるなんてことは最近の青山学院大にはなかったでしょうから。まれに見る戦国駅伝という感じがしますよね。復路もどうなるか、本当に楽しみです。

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[箱根駅伝]コース紹介・通過予定時刻
箱根駅伝の5つの「なぜ」に答える 素朴な疑問から気になるトピックまで

二ユース、

1. アベノミクス、北方領土、日韓関係…安倍総理が単独インタビューで語った”2019年の展望”
1/1(火) 18:03配信 、AbemaTIMES

安倍総理

 再登板から7年目を迎える安倍総理がテレビ朝日の独占インタビューに応じ、2019年の展望を語った。安倍総理は今年10月に予定されている消費増税で懸念される経済情勢、レーダー照射問題に揺れる日韓関係、そして参院選・ポスト安倍についても言及した。
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「日本の明日を切り拓く」

■アベノミクス、経済政策について

ーー今年の抱負は「日本の明日を切り拓く」、これはどういう思いで書かれたのでしょうか。

 今年はなんと言っても皇位の継承があります。そして日本で初めてG20も開かれます。新たな国づくりを始めるスタートの年としたい、こう考えています。

ーーさっそくですが内政の話について、アベノミクスも7年目に入ることになりましたが、年末には株価が2万円を切る事態もありました。世論調査で見ると、アベノミクスについて「うまく進んでいる」26%、「うまく進んでいない」57%と、6割近くの人が好景気を実感できていないということなんだと思いますが、今年はここを解消することができますか。

 景気について、いろいろな感じ方をしておられる方々がいらっしゃると思います。そのように感じていらっしゃる方々がおられるということは、しっかりと肝に銘じながらさらに政策に磨きをかけていきながら、もっと多くの方々が景気の実感を感じていただけるようにしたいと思います。

 例えば内閣府の調査においては75%の方々が「今の生活に満足している」と答えていただいています。これは過去最高の数字となっていると思いますし、また「賃上げ」につきましては、この5年間で今世紀に入って最も高い水準の賃上げが続いています。また中規模、小規模事業者のみなさんにおきましても、この20年間で最も高い水準の賃上げが行われている。最低賃金も昨年26円、これは時間給で見始めてから最も高い賃上げになりました。

 またボーナスも経団連の調査で初めて平均90万円を超えた、こうした勢いを、2019年の賃上げにつないでいく。皆さんに景気の実感を感じ取ってもらいたいと思っています。

アベノミクス、北方領土、日韓関係…安倍総理が単独インタビューで語った”2019年の展望”

ANN世論調査

ーー今後の景気の動向を鑑みて「消費増税はまだやるべきではないのではないか」という声がまだ根強く残っているが、増税は予定通り実施するということでよいのでしょうか。

 株価の動向について今質問がございましたが、株価の水準についてコメントは致しませんが、しかし日本経済のファンダメンタルズ(基礎)は力強いものがあると思ってます。日本の景気の回復も、いざなぎ景気を超えて、過去最長に並ぶと言われています。

 そして過去最長と言われたのは、小泉政権に始まり、第一次安倍政権から福田政権まで続いた景気回復期でありますが、その時と比べても、その時は100万人雇用が増えたわけですが、今回は370万人増えていますし、成長も当時はその期間に2.5%成長したんですが、今回は10.9%成長し、4倍近く成長している。かつ9地域に分けて、日本銀行の短観で調査をしたところ、前の景気回復期間は確かに長かったんですが、地域でずいぶんバラつきがあるんです。ずっと良かったのは関東と東海だけで、北海道や四国はずっと悪いんですね。そういうばらつきがあった。

 しかし今回は、この5年間9地域すべての地域でプラスになっているという意味においては、ばらつきが少なく多くの地域でよくなっている。それが結果として、47すべての都道府県で(有効求人倍率が)1倍を超えたということではないかと思います。

 その中でもちろんリーマンショック級の事態になれば別ですが、そうではない限り、こういう状況の中においては伸びていく社会保障費をまかなっていく上において、また日本の国の信認を維持していく上において消費税を2%引き上げていきたいと考えています。

 同時に、前回5%から8%に引き上げたときに消費が減退をしてしまった。あの時の反省をしっかり頭に入れながら、今回は軽減税率等がございますので、実質的な負担増は2兆円でありますが、2兆円を上回る、十二分な消費税対策措置を取りながら、しっかりとデフレ脱却を確かなものにし、経済の成長軌道をしっかりと維持していきたいと思っています。

ーーちょっと角度を変えますが、外国人労働者、年金医療といった社会保障の問題、行き着くところはすべては人口減少につながってくるんだというふうに思いますけれども、この特効薬が見つからない中で、この一年政策としてどこに力を入れていきたいとお考えでしょうか。

 直ちに効いていく特効薬というものは無いんですが、しかしこの人口動態に、安倍政権としては正面から向き合わなければいけない。少子高齢化に正面から向き合っていきます。

 今年10月からですね、消費税を引き上げてまいりますが、それに合わせて幼児教育の無償化を行っていく。そして来年の4月からは真に必要な子供たちの高等教育の無償化を行います。思い切って子供たちの世代に投資をしていく。そして子育ての支援もしっかりとしていきます。もちろん幼児教育の無償化をする以上、無償化なのに私の家の子どもは保育園、幼稚園に行けないじゃないかということがないように受け皿づくりを、急ピッチで進めてきています。

■日ロ関係、北方領土交渉について

ーー日ロ関係についてお伺いします。総理の様子を見ていると手ごたえをひしひしと感じるわけですが、ずばり、平和条約の文案作成は既に始まっていると思っていいのでしょうか。

 私の地元長門で行った長門会談以来、「新しいアプローチ」、両国の国民が、日本人とロシア人が一緒に協力することで、もっとそれぞれの国の、あるいは地域の未来は明るくなっていくと感じとっていただけるようなアプローチをスタートして、そしてシンガポールにおいて「56年宣言」を基礎として平和条約交渉を加速するということでプーチン大統領と合意をしました。70年間、残念ながら残されてきた、難しい課題でありますが、私とプーチン大統領の手で必ずこの問題に終止符を打つという決意を共有することができたと思います。

 2019年1月にロシアを訪問し、その前に河野外務大臣がロシアを訪問し、ラブロフ外務大臣と交渉をする予定でありますが、私たちとしてはこの平和条約交渉を加速する以上、もちろん領土問題を解決をしていくんですけど、まずはその中において、具体的な協議に入っていきたいと思っています。
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ANN世論調査

ーー世論調査では、今総理がおっしゃった「日ソ共同宣言を基礎にする」つまり2島引き渡しが明記されている宣言を基礎にするということについては過半数の人が支持していますが、6月のG20の時には日ロ首脳会談の状況はどうなっているのか、ゴールをどう描いてらっしゃるのか。

 まだ交渉の過程ですから、今から6月のG20の際にプーチン大統領が訪日をされた時にですね、どういう内容になっているかということは、申し上げることはできませんが、とにかく1月の首脳会談においてですね、具体的な進展を見たいと思っておりますし、これは両国で領土問題の解決、平和条約については、両国の国民から理解されなければならないものでありまして、ということはお互いに100点ということはないんですね。日本側で100点だって、むこうロシア側が30点であれば、これは平和条約はできないわけであります。そういう観点に立ちながら、両国が受け入れ可能な解決策を必ず見つけていきたいと思っています。

ーー北方領土にロシアの方が住んでらっしゃる、この点をどうするかというのが一番難題だと思うんですけど、北方領土の将来像、どういう形を描いているんでしょうか。

 今まさに質問されたように、北方四島に住んでおられるみなさんは、全てがロシア人であります。残念ながら旧島民の皆さんはそこに住むことができないという状況になっている。誰も住んでいない島をどうするかということではなくて、ロシア人の皆さんが住んで生活をして、そしてすでに70年たっていますから、代を継いでいる。そういう中における交渉です。このロシア人の皆さんに「あなたたち、出ていってください」という態度では、これはもう最初から交渉は成り立ちません。ここに住んでいるロシア人の方々が日本に帰属が変わるということに納得していただける、受け入れていただく形でなければいけない。

 ですから今、共同経済活動を具体化しようとしています。つまり日本人と一緒に住んで、仕事をすればもっと豊かになる、この地域も、もっといい地域になっていくということを感じて頂くことが、極めて重要だと思います。

 この問題が解決すれば、北方四島の中において、日本人とロシア人がともに協力しながら、共生し、共に未来を作っていくという、そういう新しい世界でも、新しい解決策のもとに、この問題を解決していきたいし、この地域の未来を作っていきたいと思っています。

ーープーチン大統領は2018年の年末の記者会見で、在日米軍の撤退という発言がありましたけども、この言葉はどのように受け止めていますか。

 在日米軍はですね、これは日米安保条約の5条、6条によってですね、日本や極東の平和と安全を守るために在日米軍の存在があり、そしてこれは極東の平和と安全のためには極めて重要であります。決してロシアに対して、敵対的なものではありません。これは、今までもプーチン大統領に説明してきたこともございます。これは必ずご理解をいただけると思います。
2. 「脅威的な低空飛行、日本側の謝罪を」…韓国紙  
2019年01月01日 14時21分 読売新聞


 【ソウル=水野祥】韓国海軍による海上自衛隊の哨戒機へのレーダー照射問題で、韓国紙のソウル新聞は12月31日、「日本の哨戒機の低空飛行は、太平洋戦争で米国の軍艦に向かって自殺攻撃を行った『神風』を連想させるとの指摘も出ている」と非難する記事を掲載した。

 ソウル新聞は、哨戒機が当時、韓国海軍の駆逐艦から500メートルの距離で高度150メートルまで近付いたと問題視した。ソウル新聞は、民間組織の韓国国防安保フォーラムのムン・グンシク対外協力局長が「駆逐艦への自殺攻撃が可能な距離だった。日本がどんな理由で脅威的な低空飛行を行ったか責任を問い、謝罪を取り付けなければならない」と主張したと伝えた。


■参院選、「ポスト安倍」について

ーー今年は在職日数の歴代最長が視野に入ってきますけども、その前には参議院選挙という大きな壁があります。改憲論議の行方も左右するということになると思いますが、この選挙、何をテーマに、何を問う選挙になるとお考えでしょうか。

 まだだいぶ早いんですが、参議院選挙までですね。選挙というのは、民主主義において、とても大切な機会だと思ってます。私たちが何をやってきたか、これから何をやろうとしているかということをしっかりと訴えて、選挙に臨みたいと思っています。

 今までも国論を二分するような大きな改革、平和安全法制もそうですし、さまざまな改革を選挙で、総選挙で訴え、国民の皆様から支持をいただいたことによって、大きな改革を進めていくことができました。まさに選挙というのは、民主主義のダイナミズムを実感できる、そういうものなんだろうと、大切なものなんだろうと思っています。

 この参議院選挙の機会を生かして、安倍政権がこれから目指すもの、平成のその先の時代にむかって、何を目指すのかということは、きっちりとお示しをしていきたい。これは私だけが今決めることではなくて、与党とも話しながら、何を訴えていくかということを決めていきたいと思っています。

ーー自民党の総裁任期も今回が最後の任期ということになりますけども、この1年、おそらくポスト安倍の動きもざわつくことになろうかと思うんですけども、3年先も含めて、どう見据えているのでしょうか。

 政治の世界というのは動きが早いですから、今すでにポスト安倍ということで名前が出ている方もおられますが、この3年間で新たに台頭する人もいるんだろうと思います。それぐらい自民党は、人材の宝庫であり、いまスポットライトが当たっていないけども、地道に努力を重ねている人たちもいますね。政策作り、あるいは政策を調整して、結果を出していくために汗を流している。党の中ではそういう仕事ぶり、評価は高いんですが、一般的に知られていない。そういう人にもスポットライトをあててもらいたいと思うんですが、そういう、真の実力者も出てくるかも知れない。

 もちろん、私としてはこの内閣でもそうなんですが、今までもそうですが、なるべく多くの皆さんにチャンスを提供したいと思っています。
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3.機密費創設はゴーン被告指示、中東各国に流れる
2019年01月02日 06時50分 読売新聞

機密費創設はゴーン被告指示、中東各国に流れる

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(64)を巡る特別背任事件で、ゴーン被告がサウジアラビアの知人側に提供した「機密費」は、ゴーン被告の指示で2008年12月頃に創設されたことが関係者の話でわかった。機密費がサウジ以外の中東各国の関係先に流れていたことも判明。東京地検特捜部は、私的損失で多額の評価損を抱えたゴーン被告が、その穴埋めなどに利用するため、自身の判断で使える資金を用意させたとみている。

 関係者によると、ゴーン被告は日産の役員報酬を日本円からドル建てにするため、06年頃から新生銀行(東京)との間でスワップ取引を行っていたが、08年秋のリーマン・ショックに伴う円高で約18億5000万円の評価損が発生した。同行から追加担保を求められたゴーン被告は、同年10月に評価損を含む全ての権利を自分の資産管理会社から日産に付け替え、追加担保を回避したとされる。

4. 藤井聡太七段 自分を武将に例えると「織田信長」――常識にとらわれず将棋に向かっていきたい
1/2(水) 8:00配信 、スポニチアネックス


藤井聡太七段 自分を武将に例えると「織田信長」――常識にとらわれず将棋に向かっていきたい

絵馬を手に笑顔を見せる藤井聡太七段と加藤綾子アナウンサー

 ◇カトパン、藤井七段新春インタビュー(1)

 最年少プロ将棋棋士の藤井聡太七段(16)と加藤綾子アナウンサー(33)の2019年新春初対局!プロ棋士の心得から高校生活、将棋メシまで好手、妙手とりまぜた指し回し。2人による“大盤振る舞い”解説は必見です。目指す戦国武将は「織田信長」という藤井七段。今年も天下獲りに向かって突き進みます!

【写真】対局室でポーズをとる藤井聡太七段と加藤綾子アナ

 加藤 明けましておめでとうございます。今年も干支(えと)の亥(いのしし)年にふさわしい快進撃を期待しています。昨年も飛躍の一年でしたけど、振り返ってみてどうですか?

 藤井 2018年は朝日杯、新人王戦で優勝という結果を残すことができました。一方で叡王(えいおう)戦や王座戦は残念な成績になりました。成長の糧となったと思います。

 加藤 とくに朝日杯優勝は衝撃的でした。

 藤井 佐藤天彦名人、羽生善治九段、広瀬章人竜王といったトップ棋士の方と公式戦で盤を挟む機会は普通はない。思い切りぶつかることができたのが良かったと思ってます。

 加藤 “向かっていくぞ!”という気持ちでしたか?

 藤井 そうですね…。ただ、そんなに気合だけ空回りしてもよくないですから。対局に臨む際は常に落ち着いて、というのは意識しています(笑い)。

 加藤 新人王戦優勝は自身の中で大きな刺激になった?

 藤井 最後の出場だったんですけど優勝で卒業することができ、良い形で終われました。トップ棋士への登竜門とも言われていますし、さらなる飛躍のきっかけにできたらと思います。

 加藤 昨年はスピード昇段でも話題でした。四段からアッという間に七段に。ご自身で驚きはありました?

 藤井 順番というのもあって、この1年で七段まで昇段できたのは…幸運というのが大きいのかな、と。1つ昇段できたらいいなと思ってました。まさか3つも昇段できるとは。今年?いやいや昇段はもう難しいかと(笑い)。

 加藤 8大タイトルには届きませんでしたが、惜しかったのは王座戦。7月の準決勝で斎藤慎太郎七段(当時)に敗れました。その斎藤さんが中村太地王座を倒してタイトルを獲得。その悔しさはありましたか?

 藤井 さらに上を目指すためにはもっと実力を付けなければいけません。残念ではありましたが、そんなに悔やまれることもないです。

 加藤 タイトル挑戦は意識はされますか?

 藤井 先のことを考えすぎてしまうと良くないかな、と。対局中も目の前の一手を考えることに集中するのが一番と思っています。

 加藤 最年少記録についてはどういう思いですか?

 藤井 注目していただけるのはありがたいことなんですけど、自分自身が記録を意識しすぎても仕方のないことだと感じています。

 加藤 昇段が早すぎて昨年は出場できる棋戦が限られてしまいました。対局数が減るのはどう感じていますか?

 藤井 対局数では4分の3くらいという印象です。対局の間隔が空くことも多いので、多少実戦感覚を忘れないようにしておく必要はあります。

 加藤 スポニチ主催の王将戦の1次予選で、師匠である杉本昌隆七段と対戦して勝利。どういうお気持ちでしたか?

 藤井 ずっと教えていただき見守っていただいてきました。思っていたよりも早く師弟戦が実現。改めて公式戦の舞台で盤を挟むというのは感慨深かったです。勝利することができて、成長したところを見せられたのかな、と思っています。

 加藤 対局後、晩ご飯を一緒に食べに行かれましたけど、どのような会話をされたのですか?

 藤井 師匠も現役のプレーヤーですから将棋の話が中心でした。

 加藤 悔しがっておられましたか?

 藤井 ハハハッ。悔しいという気持ちは…どうでしょう。先生は、あったのかもしれません。

 加藤 複雑ですよね~。王将戦といえば、武将コスプレが定番です。地元の愛知出身の戦国時代の武将はたくさんいます。自身を例えると誰になりそうですか?

 藤井 そうですね…1人選ぶなら織田信長。

 加藤 えっ、驚きました。イメージが違いました。豊臣秀吉とか、徳川家康とか…。

 藤井 信長になりたいですね。常識にとらわれずに将棋に向かっていきたい。革新的なところにひかれます。

 加藤 やはり胸の内に秘めたる思いがあるんですね。ところで藤井七段の躍進で多くの方に将棋を知ってもらう機会になりました。プロ棋士として見てほしいところは?

 藤井 将棋はチェスと違い、持ち駒を再利用できるところが特色。それによって中盤、終盤がより複雑になるのが面白い。アマチュアの方には難しいかもしれませんが、そこを注目してもらえれば。

 加藤 将棋をやっていてよかったなあと思われますか?

 藤井 やっていなかった場合を想像できない。将棋と出合ってプロ棋士にもなれた。その過程でいい経験ができた。幸運なことだったと思っています。

 加藤 新年の抱負は?

 藤井 昨年はトップ棋士の方と多く対戦の機会を得ることができました。課題を見つめ直すことができましたし、その経験を基に一歩前進できる一年にしたいと思っています。

 ◆藤井 聡太(ふじい・そうた)2002年(平14)7月19日生まれ、愛知県瀬戸市出身の16歳。杉本昌隆七段門下。5歳で将棋を始め、小4で奨励会入り。16年10月に史上5人目の中学生、史上最年少の14歳2カ月でプロ棋士となる。17年6月に公式戦連勝記録歴代単独1位の29連勝をデビューから達成。昨年は朝日杯オープン戦と新人王戦を制した。名古屋大学教育学部付属高1年。

 ◆加藤 綾子(かとう・あやこ)1985年(昭60)4月23日生まれ、埼玉県出身の33歳。国立音大卒業後、2008年にフジテレビに入社。「めざましテレビ」など看板番組を担当して16年4月いっぱいで退社し、フリーに転向した。18年にはTBSドラマ「ブラックペアン」で女優業にも進出。現在はフジ「ホンマでっか!?TV」「MUSICFAIR」などにレギュラー出演。
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