巨人戦スポーツ解説

プロ野球の巨人戦の解説です。

2018年4月28日。巨人対ヤクルト戦。3対0で巨人勝利。菅野完封勝利。

2018-04-28 20:57:19 | Weblog
2018年4月28日ヤクルト戦。

四国八十八ヶ所
高知県(土佐)の霊場
第28番札所 法界山 高照院 大日寺4/28済
大日寺(だいにちじ)は、高知県香南市にある真言宗智山派の寺院。法界山(ほうかいさん)、高照院(こうしょういん)と号す。本尊は金剛界大日如来。四国八十八箇所霊場の第二十八番札所。
本尊真言:おん ばざらだどばん(金剛界)
ご詠歌:露霜と 罪を照らせる 大日寺 などか歩みを 運ばざらまし

歴史[編集]

寺伝によれば天平年間(729年 - 749年)に聖武天皇の勅願により、行基が大日如来像を刻んで堂宇を建立して開創したという。弘仁6年(815年)に空海が楠の大木に爪で薬師如来像を彫って荒廃していた本寺を復興したとされる。

慶長年間(1592年 - 1615年)から土佐藩の祈願所となり栄えたが、明治に入って神仏分離令によって廃寺となったが、大日堂と改称した本堂に本尊を安置していたので助かった。その後、明治17年(1884年)再興された。

奥の院の爪彫薬師は首から上の病に霊験ありとされ、平癒を祈る参拝者が跡を絶たない。願いが叶うと穴の開いた石に氏名、年齢、快癒した身体の部位を書き奉納する習わしとなっている。

1.巨人対ヤクルト戦。【東京ドーム】14:00
3対0で巨人勝利。
先発
【巨人】19菅野 智之 右投。
【ヤクルト】28ブキャナン 右投。8回カラシティー #37 右 投。

【ヤクルト】
1番 中 青木 宣親、 2番 三 西浦 直亨打荒木貴裕、3番 二 山田 哲人 ;
4番 左 バレンティン、5番 右 雄平、6番 一 坂口 智隆
7番 遊 廣岡 大志、打上田剛史 、投カラシティー 、
8番 捕 中村 悠平、 9番 投 ブキャナン、三 川端慎吾、
【巨人】
1番 遊 坂本 勇人、2番 二 吉川 尚輝、3番 左 ゲレーロ、
4番 三 マギー、 5番 一 岡本 和真、6番 右 亀井 善行、
7番 中 長野 久義打阿部慎之助、8番 捕 小林 誠司、
9番 投 菅野 智之、

1回表、1番、0.1.1.1.1.2.空振り三振2番、0.1.1.1.6ゴロ3番、1.0.2.0.2.1.5ゴロ。
1回裏、1番、1.0.1.1.5ゴロ2番、1.0.2.0.2.1.8ヒット3番、1.0.1.1.左二塁打1点
4番、1.0.2.0.左二塁打1点5番、8フライ3塁6番、1.0.1.1.5ゴロ。 0対2。
2回表、4番、0.1.4ゴロ詰まり5番、1.0.9ヒット6番、1.0.8フライ7番、1.0.8フライ。18球。
2回裏、7番、0.1.1.1.2.1.3.1.3.2.四球8番、0.1.バントファール0.2.、1.2.、空振り三振9番、0.1.0.2.バント失敗1番、1.0.1.1.1.2.空振り三振。
3回表、8番、1.0.1ゴロ9番、1.0.1.1.6ゴロ1番、1.0.1.1.1.2.2.2.3.2.3ゴロ。29球。
1回2点先制して、菅野‼勝野球をしてほしい。
3回裏、2番、0.1.0.2.空振り三振3番、0.1.9フライ4番、1.0.1.1.2.1.2.2.3.2.四球5番、1.0.2.0.2.1.3.1.9ヒット6番、1.0.2.0.4ゴロ。
4回表、2番、5ゴロ3番、1.0.1.1.2.1.3.1.3.2.空振り三振4番、0.1.1.1.1.2.2.2.8フライ。41球。ナイス!!。
4回裏、7番、1.0.2.0.2.1.2.2.、9ヒット8番、4フライ9番、0.1.1.1.5ゴロ併殺。
5回表、5番、1.0.1.1.2.12.2.2.4ゴロ6番、1.0.8フライ好捕7番、6ゴロ。49球。
5回裏、1番、0.1.0.2.4ゴロ内野安打策は?2番、バント併殺?3番、1.0.6ゴロ。
6回表、8番、1.0.2.0.2.1.4フライ9番、0.1.1.1.1.2.、見逃し三振1番、1.0.2.0.3.0.3.1.3ゴロ。63球。追加点!!。
6回裏、4番、0.1.0.2.1.2.フライ5番、4フライ6番、8フライ。
7回表、最重要2番、0.1.1ゴロ3番、1.0.2.0.2.1.2.2.。3.2.、フライ内角のストレート152キロ4番、1.0.1.1.1.2.、2.2.振り逃げ5番、0.1.1.1.1.2.2.2.、空振り三振。
7回裏、7番、1.0.2.0.2.1.2.2.3.2.6ゴロ8番、1.0.1.1.1.2.8フライ9番、バント2塁
1番坂本、敬遠2番、1.0.2.0.3.0.四球満塁3番ゲレーロ、1.0.2.0.2.1.2.2.8フライ。
8回表、6番、1.0.2.0.2.1.7ヒット7番打上田剛史、4ゴロ併殺8番、0.1.4ゴロ、
94球
8回裏、4番、4ライナー5番、0.1.1.1.2.1.7ヒット6番、1.0.1.1..投悪送球3塁2.1.3.1.四球7番長野打阿部慎之助、1.0.1.1.1.2.3ゴロ1点貴重2塁8番、1.0.2.0.3.0.四球
9番菅野、0.1.フライ。                       0対3。

9回表、9番、0.1..1.1.1.2.、2.2.、3ゴロ1番、0.1.0.2.、1.2.、2.2.4ゴロ2番、1.0.1.1.1.2.2.2.
 、3.2.ゴロ。115球!。被安打2。完封。

戦評
4月28日(土)巨人 vs. ヤクルト 4回戦

巨人が破竹の6連勝。巨人は1回裏、ゲレーロとマギーの連続適時打で幸先良く2点を先制する。投げては、エース・菅野が9回無失点の快投。今季初完封で3勝目を飾った。敗れたヤクルトは、先発・ブキャナンが好投を見せるも、打線が散発の2安打と沈黙した。

責任投手/本塁打
勝利投手、[ 巨人 ] 菅野 (3勝2敗0S)

敗戦投手、[ ヤクルト ] ブキャナン (2勝1敗0S)

セーブ

本塁打、[ ヤクルト ]
           [ 巨人 ]

バッテリー
ヤクルトバッテリー
ブキャナン、カラシティー - 中村。

  巨人バッテリー
菅野 ―小林。

2.広島対阪神戦。【マツダスタジアム】13:30
7対5で広島勝利。
先発、
【広島】42ジョンソン 左投。
【阪神】28小野 泰己 右投。
【阪神】
1 二 上本 博紀 .300 2 中 俊介 .043 3 右 糸井 嘉男 .281
4 一 ロサリオ .253 5 左 福留 孝介 .328 6 遊 糸原 健斗 .313
7 三 大山 悠輔 .182 8 捕 梅野 隆太郎 .146 9 投 小野 泰己 .000
【広島】
1 遊 田中 広輔 .268 2 二 菊池 涼介 .276 3 中 丸 佳浩 .316
4 右 鈴木 誠也 .176 5 左 松山 竜平 .296 6 一 バティスタ .235
7 三 安部 友裕 .250 8 捕 石原 慶幸 .182 9 投 ジョンソン .222

戦評
4月28日(土)広島 vs. 阪神 4回戦

広島は2点を追う3回裏、鈴木のグランドスラムなどで5点を奪い、逆転に成功する。その後は同点を許すも、6回に菊池と鈴木の適時二塁打が飛び出し、再びリードを奪った。投げては、2番手・一岡が今季初勝利。敗れた阪神は、投手陣が要所を締められなかった。

責任投手/本塁打
勝利投手、[ 広島 ] 一岡 (1勝1敗0S)

敗戦投手、[ 阪神 ] 岩崎 (0勝2敗0S)

セーブ、[ 広島 ] 中崎 (0勝0敗9S)

本塁打、[ 阪神 ] 糸井4号(5回表2ラン)
          [ 広島 ] 鈴木1号(3回裏満塁)

バッテリー
阪神バッテリー
小野、岩崎、藤川、モレノ - 梅野、坂本。

 広島バッテリー
ジョンソン、一岡、今村、ジャクソン、中崎 - 石原。
3.中日対ÐeNA戦。【ナゴヤドーム】14:00
6対1でÐeNA勝利。
先発、
【中日】11小笠原 慎之介 左投。
【ÐeNA】14石田 健大 左投。
【DeNA】
1 中 桑原 将志 .239 2 遊 大和 .205 3 左 筒香 嘉智 .236
4 一 ロペス .305 5 三 宮﨑 敏郎 .316 6 右 梶谷 隆幸 .333
7 捕 嶺井 博希 .261 8 投 石田 健大 .000 9 二 宮本 秀明 .429
【中日】
1 中 大島 洋平 .239 2 遊 京田 陽太 .225 3 左 アルモンテ .366
4 一 モヤ .476 5 右 平田 良介 .253 6 二 高橋 周平 .233
7 三 福田 永将 .191 8 捕 大野 奨太 .240 9 投 小笠原 慎之介 .111

戦評
4月28日(土)中日 vs. DeNA 4回戦

DeNAは初回、2死二塁からロペスの適時打で先制する。その後同点とされて迎えた8回表には、筒香の適時二塁打とロペスの2ランで一挙5点を奪い、勝ち越しに成功した。投げては、2番手・井納が今季2勝目。敗れた中日は、先発・小笠原が7回まで好投を見せるも、8回に崩れた。

責任投手/本塁打
勝利投手、[ DeNA ] 井納 (2勝0敗1S)

敗戦投手、[ 中日 ] 小笠原 (1勝2敗0S)

セーブ

本塁打、[ DeNA ] ロペス7号(8回表2ラン)
           [ 中日 ]

バッテリー
DeNAバッテリー
石田、井納、パットン、砂田 - 嶺井。

 中日バッテリー
小笠原、祖父江、藤嶋 - 大野奨。

4西武対楽天戦。【メットライフ】14:00
7対3で西武勝利。
先発、
【西武】16菊池 雄星 左投。
【楽天】14則本 昂大 右投。
【楽天】
1 遊 茂木 栄五郎 .235 2 三 渡辺 直人 .273 3 一 今江 年晶 .255
4 指 ウィーラー .239 5 二 銀次 .211 6 左 岡島 豪郎 .279
7 右 ペゲーロ .167 8 中 オコエ 瑠偉 .120 9 捕 嶋 基宏 .182
【西武】
1 中 秋山 翔吾 .325 2 遊 源田 壮亮 .295 3 二 浅村 栄斗 .295
4 一 山川 穂高 .329 5 指 森 友哉 .347 6 三 外崎 修汰 .300
7 左 栗山 巧 .323 8 捕 炭谷 銀仁朗 .360 9 右 金子 侑司 .136

戦評
4月28日(土)西武 vs. 楽天 4回戦

西武は初回、源田と浅村の連続適時打で2点を先制する。そのまま迎えた7回裏には、浅村の3ランなどで一挙5点を加えた。投げては、エース・菊池が6回無失点の好投で今季5勝目。敗れた楽天は、8回にペゲーロのソロと茂木の2ランで追い上げを見せるも、反撃は及ばなかった。

責任投手/本塁打
勝利投手、[ 西武 ] 菊池 (5勝0敗0S)

敗戦投手、[ 楽天 ] 則本 (2勝2敗0S)


セーブ

本塁打、[ 楽天 ] ペゲーロ4号(8回表ソロ)、茂木1号(8回表2ラン)
          [ 西武 ] 浅村6号(7回裏3ラン)、山川10号(7回裏ソロ)

バッテリー
楽天バッテリー
則本、菅原、青山 - 嶋、山下。

 西武バッテリー
菊池、平井、武隈、小石、ワグナー - 炭谷、岡田。

5.オリックス対ソフトバンク戦【京セラD大阪】
3対1でオリックス勝利。18:00
先発、
【オリックス】21西 勇輝 右投。
【ソフトバンク】16東浜 巨 右投。
【ソフトバンク】
1 二 本多 雄一 .288 2 遊 今宮 健太 .162 3 中 柳田 悠岐 .347
4 一 内川 聖一 .218 5 指 デスパイネ .189 6 左 中村 晃 .349
7 三 松田 宣浩 .206 8 右 上林 誠知 .261 9 捕 甲斐 拓也 .245
【オリックス】
1 中 宗 佑磨 .207 2 左 吉田 正尚 .282 3 右 ロメロ .214
4 指 マレーロ .256 5 三 小谷野 栄一 .288 6 一 T-岡田 .258
7 二 大城 滉二 .212 8 遊 安達 了一 .222 9 捕 山崎 勝己 .333

戦評
4月28日(土)オリックス vs. ソフトバンク 4回戦

オリックスは同点で迎えた5回裏、大城のソロで勝ち越しに成功する。続く6回には、ロメロの犠飛で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・西が7回1失点の好投。その後は山本、増井の継投で逃げ切った。敗れたソフトバンクは、打線が3回以降2安打と沈黙した。

責任投手/本塁打
勝利投手、[ オリックス ] 西 (2勝3敗0S)

敗戦投手、[ ソフトバンク ] 東浜 (1勝3敗0S)

セーブ、[ オリックス ] 増井 (1勝0敗4S)

本塁打、[ ソフトバンク ]
           [ オリックス ] 大城1号(5回裏ソロ)

バッテリー
ソフトバンクバッテリー
東浜 - 甲斐、高谷。

  オリックスバッテリー
西、山本、増井 - 山崎勝。


6.ロッテ対日本ハム戦。【ZOZOマリン】
5対0で日本ハム勝利。14:00
先発、
【ロッテ】19唐川 侑己 右投。
【日本ハム】16有原 航平 右投。
【日本ハム】
1 中 西川 遥輝 .225 2 右 大田 泰示 .258 3 左 近藤 健介 .403
4 一 中田 翔 .253 5 指 アルシア .281 6 三 レアード .217
7 二 石井 一成 .211 8 捕 清水 優心 .209 9 遊 中島 卓也 .264
【ロッテ】
1 中 荻野 貴司 .303 2 遊 藤岡 裕大 .216 3 二 中村 奨吾 .325
4 一 井上 晴哉 .250 5 三 鈴木 大地 .217 6 左 清田 育宏 .265
7 指 福浦 和也 .228 8 捕 田村 龍弘 .284 9 右 平沢 大河 .222

戦評
4月28日(土)ロッテ vs. 日本ハム 4回戦

日本ハムは1点を追う3回表、大田泰の2打席連続本塁打となる2ランで逆転に成功する。その後は6回にアルシアのソロ、8回には石井一の適時打で追加点を挙げた。投げては、先発・有原が7回2失点の好投で今季2勝目。敗れたロッテは、中盤以降打線がつながりを欠いた。

責任投手/本塁打
勝利投手、[ 日本ハム ] 有原 (2勝1敗0S)

敗戦投手、[ ロッテ ] 唐川 (0勝2敗0S)

セーブ、[ 日本ハム ] トンキン (1勝0敗5S)

本塁打、[ 日本ハム ] 大田泰5号(1回表ソロ)、大田泰6号(3回表2号  、アルシア2号(6回表ソロ)
          [ ロッテ ]

バッテリー
日本ハムバッテリー
有原、石川直、トンキン - 清水。

 ロッテバッテリー
唐川、田中、南、有吉 - 田村・

スポーツ、
1. 菊池涼介以上の守備範囲だからこそ。巨人・吉川尚輝が鍛える「球ぎわ」。
4/27(金) 15:01配信 、Number Web


菊池涼介以上の守備範囲だからこそ。巨人・吉川尚輝が鍛える「球ぎわ」。

吉川尚輝(中央)の守備範囲は菊池涼介級との評判も立っている。一番大事なのはアウトを奪えるかどうかだ。 photograph by Kyodo News

 野球ファンのみならず、サッカーなどの球技に興味のある方は「球ぎわ」という言葉を、どこかで一度は聞いたことがあると思う。

【動画】菊池級との評価も。吉川尚輝のファインプレー。

 実はこの「球ぎわ」という言葉は、巨人軍V9を指揮した当時の川上哲治監督が作った造語なのである。その意味を川上監督は自著『禅と日本野球』の中でこう記している。

 「球ぎわというのは、実は昭和34年(1959年)ごろ、私が創作した新語だが『球ぎりぎりのところ』と理解していただこう」

 そうして川上は「球ぎわの強さ」についてこんな風に解説している。

 打者の打った打球に野手が反応して体を動かすが、捕れそうにない。しかしそこから体を投げ出して、さらに空中で身体を伸ばし、グローブを突き出して捕球する。身を投げ出した野手の頭には、捕れるという判断もファインプレーを演じようという意識もない。無意識に打球に飛びつく執念ということだ。
.
井端コーチの話が「球ぎわ」に通じる。

 ただ、それは単なる精神論ではない。投手の投げる球種を計算し、相手打者の打球方向を予測し、そういう周到な準備の上でバットがボールに当たる直前に1歩目を踏み出す。

 「私はこの“プロの美技”を求めている。そのために、最後は無心に身体を投げ出せというのである」

 こうして「球ぎわ」に強くなるためには、練習から常に最後にあと一歩を踏み込む意識で取り組む以外にない。そういう練習をさせるのがコーチの役目だ、とも書いている。

 前回のこのコラムで巨人・井端弘和内野守備走塁コーチの話から、岡本和真内野手の守備と打撃の相関性の話を書いた。実はそのとき井端コーチを取材したのは、岡本の話を聞くためではなく、もう一人、気になる選手の守備について評価を聞くことが目的だった。
.
「守備範囲だけなら菊池より広いかも」

 その選手とは2年目の吉川尚輝内野手であり、そのとき井端コーチから出てきた話が、この「球ぎわ」の強さに通じる話だったのである。

 「彼の最大の持ち味はスピード。守備範囲だけなら広島の菊池より広いかもしれない」

 キャンプから二人三脚で二塁のレギュラー獲りに挑戦してきた愛弟子の守備を、井端コーチはこう評する。秘蔵っ子だけに、昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界を驚かせた忍者・菊池涼介を上回る評価とは驚くばかりだが、確かに吉川の守備には今季、何度も唸らされる場面があった。

 鮮烈だったのは4月21日の甲子園球場での守備だった。

 巨人が3点リードで迎えた4回。先発左腕の田口麗斗投手が2死満塁のピンチを招いた場面である。

 阪神の大山悠輔内野手が放った打球は一、二塁間を破ったかと思えた。しかしこの打球を吉川が外野の芝生の境目まで懸命に追って、半身のままグラブに収めた。そのまま反転して、ワンバウンドで一塁に送球して間一髪アウトとなり田口はピンチを脱したのである。

坂本との二遊間はアライバに迫る可能性。

 「とにかく必死でした」

 試合後に吉川はこの場面をこう振り返った。

 「守備位置はオーソドックス。2アウトで抜ければ2点入るので、打球が飛んできた瞬間に最悪でも止めようと思って反応しました」

 まさに井端コーチが指摘したように、ゴールデン・グラブ賞を5度も受賞した菊池をも超える守備範囲の広さを示したプレーだった。しかも今季はこの阪神戦だけではなく、吉川の守備がチームを救う場面が何度もあったのも事実なのだ。

 遊撃手の坂本勇人内野手とのコンビは、かつて中日時代に井端コーチが荒木雅博内野手と組んだ鉄壁の二遊間“アライバコンビ”にも迫る域を目指せるのではないか? 
.

「追いついてからが課題」とは?

 だが、井端コーチはあっさりと首を振るのである。

 「吉川は追いつくけど、追いついてからがいまの最大の課題なんですよ」

 井端コーチの説明はこうだった。

 「吉川は二塁に打球が飛んで、そのボールに追いつくスピードだけなら12球団で一番速いと思います。そこのスピードが守備範囲の広さにつながっている。ただ打球に追いつくスピードが100だとすると、そのままの勢いでグラブを出してしまう。

 だからせっかく打球に追いついても、ファンブルしたり後ろにそらしたりするケースが出てくる。ゴロを捕って、走者を正確にアウトにするということではやっぱりまだまだ菊池には及ばないですね」

 内野手の守備で大事なこととは、いかに速くボールに追いつき、いかに遅く、柔らかくグラブを出せるか。

 まさにそれは「球ぎわ」の強さをいかに養えるかということではないだろうか。
.

井端コーチから叩き込まれた守備の基礎。

 中京学院大時代は選手の自主性を重んじて練習時間も2時間程度だったという。

 「やるかやらないかは自分次第。自分で考える時間が多かったし、もちろんそれがいいところもあったと思います」

 吉川は言う。ただその反面、これまできちっと守備の基礎を教えてもらったこともなく、昨年5月に一軍に昇格したときに、井端コーチから基礎を叩き込まれて、意識が高まった。

 「井端コーチに言われたことを実践して、『その通りだな』となることが多いですね」

 白い紙にインクが落ちたように、吉川の天性の才能が大きく広がるきっかけだったのだ。


川上監督が説く「球ぎわの強さ」の真理。

 だから井端コーチは吉川に厳しい。

 天性のスピードで打球を追って、そのままグラブを出すだけではなく、いかにその最後に踏み込んだ一歩を「アウトにできる一歩」にできるか。そういった守備のための、スピードを殺した柔らかいグラブさばきを習得させるために、ノックが繰り返されるのだ。

 川上監督は『禅と日本野球』の中で、「球ぎわの強さ」を養う道をこう説いている。

 「何も考えず、自然に体が動くように練習をするのみである。それをやらせるのがコーチの役割なのである」

 吉川のライバルは菊池だけではない。

 いつか自分を追い越す選手を育てる――。

 井端コーチが描く最大のライバルは、かつての自分なのかもしれない。

2. ヤクルト小川監督はG菅野に脱帽「完璧にやられた」
4/28(土) 20:06配信 、デイリースポーツ

ヤクルト小川監督はG菅野に脱帽「完璧にやられた」

巨人・菅野に完封され、ベンチでぼう然とするヤクルト・小川監督=東京ドーム(撮影・出月俊成)

 「巨人3-0ヤクルト」(28日、東京ドーム)

 ヤクルトは巨人・菅野の投球に抑えられ、2安打零封負けを喫し、借金4となった。

【写真】巨人・菅野が今季初完封!ヤクルト打線に二塁も踏ませない

 前回6日の神宮での初対戦時は菅野を6回5得点と攻略していたが、リベンジされた。制球が安定していた無四球の相手右腕に小川監督は「ボールはいいんだがら、甘い球がこないとそう簡単には打てない。完璧にやられた」と脱帽した。

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ニュース、
1. ホンダ、最終利益で初の1兆円超え 2018年3月期決算
4/27(金) 16:55配信 、レスポンス


ホンダ、最終利益で初の1兆円超え 2018年3月期決算

ホンダN-BOX

ホンダは4月27日、2018年3月期(2017年4月~2018年3月)の連結決算を発表。初の当期利益1兆円超えを達成した。

[関連写真]

すべての事業における増加や為替換算による増加影響などにより、売上高は前年度比9.7%増の15兆3611億円と、2年ぶりの増収となった。営業利益は、インドやベトナムなど主にアジアにおける二輪車の好調な販売やコストダウン効果などはあったものの、販管費の増加、集団訴訟和解金や前年度の年金制度改定影響などにより、同0.9%減の8335億円。2年度ぶりの減益となった。

税引前利益は、持分法による投資利益の増加などにより、同10.7%増の1兆1149億円。当期利益は米国法人税率引き下げ影響などにより、同71.8%増の1兆0593億円となった。

2018年3月期のグループ販売台数は四輪が同17万1000台増の519万9000台。二輪は同189万3000台増の1955万4000台の大幅増となった。

今期の連結業績見通しは、売上高が前期比1.6%増の15兆6000億円、営業利益は同16.0%減の7000億円、税引前利益は同17.5%減の9200億円、純利益は同46.2%減の5700億円とした。またグループ販売台数の見通しは四輪が同17万6000台増の537万5000台、二輪が同99万1000台増の2054万5000台とした。

《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》

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2. 被害者家族「がっかり」=共同宣言で拉致言及なく
4/27(金) 21:15配信 、時事通信

 南北首脳会談で拉致問題の進展があるかもしれないと期待を込めて注目していた被害者家族からは、「共同宣言で拉致問題に言及がなかったのはがっかり。米朝首脳会談に期待するしかない」と落胆の声が上がった。

   田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で拉致被害者家族連絡会(家族会)の飯塚繁雄代表(79)は会談について、「大きな出来事だが、中身の伴わない表面的なパフォーマンス」と受け止めた。米朝会談への期待を示しながら、「日本が抱える問題なのに、日本の出どころがないという印象が否めない」と不満そうに話した。

 横田めぐみさん=同(13)=の母早紀江さん(82)は「具体的な会談内容が伝わってこないと何とも言えない」と慎重な姿勢。10年半ぶりとなる会談が実現したことには、「平和につながることを素直に求めたい」と歓迎した。

 松木薫さん=同(26)=の姉斉藤文代さん(72)は地元熊本の県庁で記者会見。軍事境界線を越える両首脳の姿をテレビ越しに「すがすがしい気持ちで見た」という。「日本政府はチャンスを逃さず交渉してほしい。絶対に帰って来ると信じている」と力強く話した。 

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