巨人戦スポーツ解説

プロ野球の巨人戦の解説です。

2018年6月4日。4. 低栄養が招く衰弱、筋肉減少 =「フレイル」「サルコペニア」の恐怖

2018-06-04 17:12:16 | Weblog
        2018年6月4日

#為替、109.48円。109.59円。109.64円。ユーロ、127.70円。128.67円。128.12円。
#ダウ、24635.21ドル。+219.37ドル。ナスダック7554.33。+112.21。
#前場、22457.01円。+285.66円。後場、22475.94円。+304.59円。

四国八十八ヶ所
愛媛県(伊予)の霊場
第65番札所 由霊山 慈尊院 三角寺6/4済
三角寺(さんかくじ)は愛媛県四国中央市金田町三角寺75にある高野山真言宗の寺院。由霊山(ゆれいざん)、慈尊院(じそんいん)と号す。本尊は十一面観世音。四国八十八箇所霊場の第六十五番札所。三角寺山(海抜450m)の中腹にありかつてはかなりの厳しい山道を登らねばならぬ難所寺であったという。伊予国最後の札所である。
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:おそろしや 三つの角にも 入るならば 心をまろく 慈悲を念ぜよ

歴史[編集]

寺伝によれば天平年間(730年‐749年)に聖武天皇の勒願により行基が開基したとされる。空海(弘法大師)が来訪した際、本尊である十一面観世音と不動明王を刻み、三角形の護摩壇を築き21日間降伏の秘法を施したとされる。三角寺の寺号はこの護摩壇に由来する。境内には三角の池が残り、そのときの名残とされる。嵯峨天皇が本尊を深く信仰し、寺領300町歩を下賜し、堂塔を建造したとされ、往時は12坊を持ち、七堂伽藍を備えていたという。

天正9年(1581年)の長宗我部元親軍の兵火で焼失し、現在の建物は嘉永2年(1849年)に再建されたものである。
スポーツ、

1. 広島 3カード続けて3連戦に負け越しも…セ唯一の貯金チーム
6/3(日) 20:18配信 、スポニチアネックス


広島 3カード続けて3連戦に負け越しも…セ唯一の貯金チーム


<ロ・広>力投する広島先発の九里(撮影・森沢裕)


 ◇交流戦 広島5-7ロッテ(2018年6月3日 ZOZOマリン)

 広島は4年ぶりの交流戦2カード連続負け越しとなった。交流戦前から見ると3カード続けて3連戦に負け越し。先発の九里は6回途中で6失点。「自分のボールを投げ切れなかった」と唇をかんだ。

【順位表】広島セ・r-グ1位、2位はDeNA…

 救援した今村も2者連続適時打を許し、この回計4点を奪われて逆転されるなど、今3連戦は計18失点と投手陣が乱調だ。

 緒方監督は「そうなったのは、こちらの代えるタイミングが遅れたから。采配ミス」と自らを責めた。

 それでも29勝21敗1分けと、貯金は8でセ・リーグ首位は変わらず。2位のDeNAに4・5差をつけており、セ・リーグ唯一の貯金チームとなっている。
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2. 【全仏テニス】4回戦敗退の錦織、序盤足が動かず「奇妙な試合だった」
6/4(月) 0:46配信 、スポーツ報知


【全仏テニス】4回戦敗退の錦織、序盤足が動かず「奇妙な試合だった」


試合を終え、ティエムとたたえ合う錦織(ロイター)


 ◆テニス全仏オープン第8日 ▽男子シングルス4回戦 錦織圭1―3ドミニク・ティエム(3日・パリ)

 男子シングルス4回戦で、世界ランク21位の錦織圭(28)=日清食品=は同8位のドミニク・ティエム(24)=オーストリア=に2―6、0―6、7―5、6―4で敗れた。試合序盤はリターンに苦戦し、第1セット2―4から9ゲーム連続で奪われる一方的な展開に。第3セット6―5で初めて握ったブレイクポイントを1回で取り切って奪い返して勢いが出たが、第4セット3―3の第7ゲームで痛恨のブレイクを許し万事休す。2年連続の準々決勝進出はならなかった。以下、会見での主な一問一答。

 ―試合を振り返って

 「何度かチャンスはあって、モノにできれば第5セットまでいけた。こういう形で負けるのは悔しい。第1、2セットは何があったか分からないけど、ちょっとナーバスになっていた。相手の球は深くて、コートで何をべきか分からなくなった。第5セットにいけそうだっただけに残念。奇妙な試合だった」

 ―第3セットでの修正点

 「足が動いていなくて彼の高く跳ねて重い球に雑な入り方をしていて、自分のミスが多かったので、もう少しじっくりプレーすることを心がけた。無駄なミスを減らすように意識していた」

 ―なぜ足が動かなかったのか

 「自分でもよく分からない。緊張はしていないつもりだった。気持ちもポイジティブで自信があった。動きを思い出すと緊張しているような、なかなか足が動かない状態だった」

 ―自分が悪かったのか、相手が良かったのか

 「彼も良かったは良かったけど、球が浅くなったり、自分のミスがほとんど。基本的に何もできていなかった。第3、4セットのようにラリーができていたら相手も固くなっていたし、もう1歩だったと感じた」

 ―2年前の対戦と比べて、相手はどうだったか

 「粘り強さは感じた。前に入って打てなかったし、それをさせないようにしていたのかなとは思う。サーブ力も上がっていた。ここを取れる(優勝できる)数少ない選手なので、そんなに落胆はしていない」

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3. 巨人・由伸監督 走塁ミスの岡本に苦言 2カード連続負け越しで借金は3に…
6/4(月) 6:01配信 、デイリースポーツ


巨人・由伸監督 走塁ミスの岡本に苦言 2カード連続負け越しで借金は3に…


4回、2打席連続三振を喫し、ベンチに戻る岡本(25)を見る高橋監督(左から2人目)


 「交流戦、オリックス3-2巨人」(3日、京セラドーム大阪)

 巨人は拙攻を重ね、2戦続けて1点差の競り合いを落とした。三回以降、毎回得点圏に走者を置きながらも得点は三、五回の1点ずつのみ。あと一本が出ずに交流戦2カード連続負け越しを喫し、高橋由伸監督は「(あと一本というのは)一番難しいところではあるけどね」と表情を曇らせた。

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 終盤に痛恨のミスが出た。同点で迎えた八回無死一、二塁。ゲレーロの放った打球は右翼フェンス手前への飛球。右翼・ロメロが捕球したが、二走・岡本はタッチアップできなかった。「(打球判断が)難しいわけではなかったですが…」と岡本。後続も倒れ、直後の守りでマシソンが決勝点を奪われた。

 指揮官は「レギュラーとして出る以上は走攻守すべてにおいて、きっちりやっていかないと」と指摘。大西外野守備走塁コーチは「痛いけど、前向きになれる失敗にしてもらわないと」と糧としての成長を求めた。これで6カード続けて勝ち越しがなく、借金は3。停滞ムードを打破できないまま、敵地・大阪を後にした。
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4. 「大谷翔平におったまげた」NYの記者4人。未来予測は意見が割れた
6/4(月) 8:14配信 、webスポルティーバ


「大谷翔平におったまげた」NYの記者4人。未来予測は意見が割れた

打者としてヤンキースとの3連戦を戦った大谷 photo by Getty Images

 今季のメジャーで最大のセンセーションになっているエンゼルスの大谷翔平が、5月25日~27日に“ニューヨーク・デビュー“を飾った。

【写真】大谷翔平とイチローに通じる、いつまでも「野球の研究者」でいること

 聖地ヤンキースタジアムで行なわれたヤンキースとの3連戦で、大谷は9打数無安打。「日本のベーブ・ルース」と呼ばれる大器は、そのルースが躍動した街で大活躍はできなかった。ただ、それでも普段は口さがないニューヨークのメディアも、大谷の底知れぬポテンシャルを感じ取ったようだ。

 そこで今回は『ESPN.com』の人気企画“5-on-5ディベイト“をモデルに、ニューヨークに拠点を置く4人のエキスパートに大谷に関する4つの質問をぶつけてみた。4-on-4に参加してくれたパネリストの言葉から、ニューヨーカーが大谷をどう受け取ったかが浮かび上がってくる。

【パネリスト紹介】

(1)ボブ・クラピッシュ(元『バーゲンレコード』『USA TODAY』紙のコラムニスト。現在はフリーランスで、2018年のヤンキースを追いかけた著作を執筆中)
(2)デビッド・レノン(『ニューズデイ』紙のコラムニスト)
(3)コリー・ハービー(『ESPN.com』のヤンキース番記者)
(4)デビッド・アドラー(『MLB.com』のライター。Statcastのデータを主に扱う)

〈1〉実際に大谷のプレーを見て、どんな印象を受けたか

クラピッシュ  とてもユニークで才能に溢れた選手という印象。これまで多くの映像をチェックしてきたが、実際にその姿、プレーを見ても落胆させられることはなかった。まず第一に、大柄でサイズに恵まれていることに驚かされ、それでいて素晴らしいアスリートでもある。スイングはビューティフルでパワフル。投手としてのパフォーマンスを見られなかったのは残念だったが、それでもこの3連戦で“特別な選手を目撃している“と感じたことに変わりはない。

レノン 23歳のルーキーだというのに、かなり自信を持ってプレーしていると感じた。ニューヨークでは無安打ではあったが、アロルディス・チャップマンとの対決でのスイングには感心させられた。100マイル(160.9キロ)を投げる左腕は特に左打者にとっては威圧的で、多くのベテランでも腰が引ける姿を見てきたが、大谷は恐れることがなかった。最後は打ち取られはしたが、あわやホームランの打球を飛ばすなど、いい内容の打席だった。

 メンタル面で強く、自信に満ち溢れているのだろう。打席で何がやりたいかもわかっているように見えたし、スイングも速い。選球眼も備えている。ピッチャーとして投げる姿は見られなかったが、テレビで見る限り、すでに「エリート」と言っていい投球をしている。現時点では、彼は事前の“誇大宣伝“が偽りでないプレーをしていると思う。

ハービー 彼がやっていることには、感心せざるを得ない。登板間隔が長いとはいえ、マウンド上ですごい球を投げて、打者としては打撃、走塁でも貢献している。野球界で誰も成し遂げていないことをやっているんだ。とんでもない選手で、彼の活躍をすごいと思わない人がいるとしたらどうかしている。

アドラー 打撃練習ではバックスクリーンの上、右中間、左中間にも当たり前のようにとんでもない打球を打ち込んでいた。それでいてゲーム中はとても辛抱強く、際どいコースのボール球を選ぶこともできる。この週末で最高の打席は25日のチャップマンとの勝負だったのではないか。左対左で100マイル以上を投げ込んでくるクローザーに対し、あわやホームランの大ファウルを放った。打球の初速度も速く、そのポテンシャルを印象づけるには十分だった。


〈2〉多くのことをこなせる選手だが、最もすごいと思った部分は?

クラピッシュ メジャーの舞台ですぐに成功を手にしてきたことだ。アメリカに来て即座に結果を出すのは大変なことなのに、1カ月程度で彼は投打両面で“Good“ではなく、いきなり“Great“と呼べるプレーを見せてきた。本来であれば不可能に近いことのはず。それを成し遂げたことが、彼の才能のすごさを物語っているのだろう。

レノン メジャーにおいて、“いい選手“と“偉大な選手“を分けるのはメンタルの強さと自信だ。才能、スキルを備えており、身体能力に秀でているだけでなく、大谷は精神的な強さも持っているように見える。ヤンキースタジアムの雰囲気に怖気づいてしまう若い選手も見てきたが、大谷はとてつもない注目を浴び、4万3000人のファンからブーイングを浴びながら、それでも平然としていた。私が選手を評価する際には、フィールド内よりもフィールド外に目をやるが、大谷のハートの強さはこれからも武器になるはずだ。

ハービー ベースボールの知識、理解力の高さが印象的だった。カウントによって打撃をアジャストさせ、厳しいコースのボールに手を出さず、四球を稼いでいた。自分が打球を遠くまで飛ばせるコース、カウントを熟知していて、過去にはそれらの球をホームランにしてきている。足も速く、非常に聡明なためにベースランニングの質も高い。

 投手としてはまだサンプルが少なく、彼自身も学んでいる最中かもしれないが、23歳にしてはハイレベル。本当にさまざまな形でチームを助けられる選手と言える。今後にどんな道を選ぶとしても、彼の可能性は無限大だ。

アドラー その才能については耳にしてはいたが、実際に見て、非常に自然体かつ力みのないスイングで打球を遠くに飛ばすパワーには驚かされた。いわゆる“イージー・パワー“。スイングが似ているわけではないが、余計な力を使わずに強い打球を打つという意味でマイク・トラウトと共通点があると感じた。


〈3〉 能力は素晴らしいが、二刀流ゆえに使い方が難しい選手でもある。特に、先発間隔を空けると他の投手に影響が出かねないが、エンゼルスの起用法は少し慎重すぎるのではないか

クラピッシュ まったくそうは思わない。彼は若く、海外から来た選手で、練習方法も起用法もこれまでとは違う。彼にとってすべてが新しいことなんだ。そんな大谷をエンゼルスは大事に扱い、登板間隔を空け、成功のための条件を整えている。私は彼らのやり方を全面的に支持する。

レノン ヤンキースとの3連戦でも先発登板してほしかったし、それが実現しなかったのは残念ではあった。ただ、そうだとしても、エンゼルスに批判的になるのは難しい。二刀流はほとんどベーブ・ルース以来のことで、前例と呼べるようなものがない。私たちと同じように、エンゼルスの監督、GM、投手コーチ、そして大谷本人も、日々どうすべきかを学んでいっている。身近にいる彼らが「休養が必要」と判断したのなら、それを否定できない。

 ただ難しいのは、彼がコンスタントにマウンドに立てなければ、チーム側も主戦投手として頼りにはできないということ。ベストピッチャーには5日に1度は投げてほしいが、彼が8、9日に1度しか登板できないとすれば、チームのやりくりは難しくなる。

ハービー ファンの視点で見ると、エンゼルスは慎重すぎると感じるだろう。 「もっと頻繁に投げて、打ってほしい」と思うのは自然なことだからだ。ただ、このスポーツを理解し、今季、さらには来季以降のことも考えるなら、エンゼルスは適切な方法で起用しているのではないかと思う。大谷に負荷がかかりすぎないように留意している。投打両面で、ポストシーズンまで視野に入れて準備しているのではないか、という印象も受ける。

アドラー 現代のベースボールには彼のような選手はいなかったから、起用法の青写真が存在しない。それゆえ、慎重になりすぎているのかどうかを測る指標もない。彼を疲弊させないことを念頭に、エンゼルスはおそらくは適切な使い方をしているのだろう。一部のファンはもっと頻繁に大谷の活躍を見られないことが残念だろうが、チームは選手の健康を第一に考えている。


〈4〉将来的に、彼は二刀流を継続すると思うか。それとも、どちらかに専念することになると思うか

クラピッシュ エンゼルスは様子を見ている最中だが、私は最終的には彼はひとつの役割に集中するのではないかと考えている。MLBのシーズンは長く、遠征も厳しく、海外から来た多くの選手たちはその負荷を厳しいものと感じてきた。この点に気づいていないファンは多いが、メジャーで1シーズンを過ごすことは心身両面で並大抵の難しさではない。ひとつの仕事だけでも大変なのに、投打の両方をこなしたら身体にかかる負荷は倍になるわけで、現実的には難しい。

 投手、打者のどちらでいくかはわからない。彼は素晴らしいスライダーを持っていて、すでにメジャー最高級の打者を打ち取れることも証明している。とてもいい打者でもあるが、個人的には投手としての能力の方が上回っていると思う。それゆえ、いずれは投手に専念する可能性が高いかもしれない。その判断は来年以降に下されることになるのだろう。

レノン 能力だけを考えれば、彼は二刀流で成功できるだけのものを持っている。すでに偉大なピッチャーであり、偉大なバッターにもなれることを示してきた。今後のクエスチョンは、この成功を継続できるかどうかだ。それを見定めるのは難しく、時間が教えてくれることなのだろう。

 適切な管理下なら続けられるのかもしれない。ひとりのベースボールファンとしては続けてもらいたいが、こればかりはわからない。チーム側は大谷に毎日打線に入ってほしいと願うか、あるいは5日に1度投げて抑えてほしいと考えるようになるか。大谷は両方を続けたいと願っているように見えるが、今後、長いサンプルを得たうえで、チームと本人が答えを出していくことになる。

ハービー 今季後半か来季か、あるいは2、3年後かわからないが、どちらかに専念することを選ぶ日が来るように思える。本当にユニークで、特別で、クールなことだから、二刀流を続けてほしい。ただ、メジャーのシーズンは長く、日程もハードで継続するのは難しいだろう。どちらかを選ばなければいけないなら、私は野手だと思う。彼の打撃は素晴らしいし、外野の守備でも、とてつもない強肩を生かせるからだ。

アドラー 私は両方を続けるべきだと考えている。投手としては100マイルの速球と、ほとんどアンヒッタブルなスプリットを投げている。打者としてもすさまじい速さの打球を飛ばし、サイ・ヤング賞を獲った投手からも本塁打を打った。

 これだけの実績を残せる選手は稀有(けう)な存在であり、継続を目指してしかるべきだ。メジャーリーグはファンのためのスポーツエンターテインメント。二刀流をハイレベルでこなす大谷ほどファンを喜ばせられる選手は存在せず、彼の出現はここ最近のMLBで最もクールな出来事だった。

5. ホークス柳田が挑む平成最後の3冠王 打率、本塁打、打点でカギになるのは?
6/4(月) 10:24配信 、Full-Count


ホークス柳田が挑む平成最後の3冠王 打率、本塁打、打点でカギになるのは?


ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】


ここまで打率トップ、本塁打、打点はリーグ2位

 1人の選手が1シーズンに首位打者、最多本塁打、最多打点の3つの打撃タイトルを獲得することを“3冠王”という。そして、平成最後のシーズンで福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手の3冠王達成に期待がかかる。

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 柳田の打撃3部門の成績を見てみると、打率はリーグトップの.366、本塁打はリーグ2位の13本、打点もリーグ2位の44打点と、3年ぶりのトリプルスリーどころか、かなり気は早いが3冠王も夢ではない。

 長いプロ野球の歴史の中で2リーグ制後、この3冠王に輝いたことのある選手は、野村克也氏、王貞治氏(2度)、落合博満氏(3度)、ブーマー氏、バース氏(2度)、松中信彦氏のわずか6人。

 平成に入ってから3冠王となった選手は、29年間で2004年(平成16年)の松中氏のみ。そして平成という元号も今年で最後となり、2019年5月1日から新元号になる予定だ。平成最後のシーズンで、柳田が松中氏以来となる3冠王に輝くか注目が集まる。
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15、17年に30本塁打を放ったが、14、16年は10本台

 柳田選手は現在、打撃3部門でリーグトップ3に入る活躍を見せているが、昨年も打率がリーグ2位の.310、本塁打がリーグ3位の31本、打点もリーグ2位の99打点と、パ・リーグの選手では打撃3部門で唯一、トップ3入りを果たした。

 打率は2014年以降、毎年3割を記録。トリプルスリーを達成した2015年は打率リーグトップの.363、本塁打と打点がリーグ3位の34本塁打、99打点を記録した。この3年間で2度打撃3部門でトップ3に入るなど、3冠王を獲得してもおかしくない存在だ。

 この3部門の中で、柳田選手にとって難易度が高いのが本塁打ではないだろうか。2015年と2017年は30本塁打以上放ったが、2014年と2016年は10本台。今年も昨年と同じようなペースで本塁打を量産することが3冠王へカギを握るだろう。

 平成最後のシーズンで柳田選手が“3冠王”に輝くのか…。それとも今年も3冠王を達成する選手が現れず、松中氏が平成唯一の3冠王となるのか…。今からシーズン終了後が楽しみだ。

●最近5年間の柳田選手の打撃成績
2014年 打率.317(3位) 本塁打15(13位) 打点70(10位)
2015年 打率.363(1位) 本塁打34(3位) 打点99(3位)
2016年 打率.306(5位) 本塁打18(11位) 打点73(10位)
2017年 打率.310(2位) 本塁打31(3位) 打点99(2位)
※()はリーグ順位

(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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「パ・リーグ インサイト」編集部

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6. モンゴルへ一時帰国の白鵬 帰化の手続き進めるためか
2018年06月04日 07時00分 NEWSポストセブン


モンゴルへ一時帰国の白鵬 帰化の手続き進めるためか

ついに徳俵に足がかかったか(時事通信フォト)


 栃ノ心の大関昇進フィーバーの裏で、5月場所で11勝4敗だった横綱・白鵬が、意気消沈しているという。

「千秋楽翌日にモンゴルへ一時帰国しましたが、落ち込んでいるのは明らかだった。先場所の千秋楽は4月に亡くなった父親の四十九日と重なっていて、“41回目の優勝を捧げたい”と意気込んでいた。それが6日目に阿炎(あび)、12日目には栃ノ心にガチンコ相撲でねじ伏せられた。その結果も踏まえ、今回の帰国を区切りに白鵬が『帰化』の手続きを進めるのではないかと注目されている」(担当記者)

 白鵬が引退後も協会に残るには日本国籍の取得が必要だが、これまで帰化に反対していたとされるのが、4月に亡くなった父・ムンフバトさんだった。

「母親のタミルさんは帰化に賛成で、息子に日本で部屋を開いてほしいと願っているといいます。白鵬の場合、妻が日本人なので、申請すれば1年程度で認められるはずです」(協会関係者)

 手続き開始は、白鵬が自身の“引き際”を探り始めたことを意味する。

「たしかに5月場所では衰えが明らかだった。親方衆からは“土俵際で足が揃う”といった指摘があがったし、懸賞を出す取組を国技館に来た観客の投票で決める“森永賞”でも、白鵬絡みの一番が選ばれたのは12日目の栃ノ心戦など15日中4番だけ。来場所は関脇以下も御嶽海、玉鷲、松鳳山らガチンコ勢が上位に揃うので、白鵬の41回目の優勝への道は厳しい」(若手親方)


 ただ、引退時期を巡ってカギとなるのは7場所連続休場中の横綱・稀勢の里の存在だ。

「横審は稀勢の里が名古屋場所を休場しても『引退勧告』はせず、『激励』や『注意』にとどめることに決めてしまった。白鵬は、20年の東京五輪の開会式で土俵入りする野望を公言してきた。稀勢の里が悪しき前例となり、白鵬が現役を引き延ばすための“口実”となりかねない」(同前)

 そんな“大横綱”の姿をファンは見たくない。

7. セ先発は中日松坂が巨人菅野を抜きトップ! 両リーグトップは20万超の鷹・柳田
6/4(月) 15:07配信 、Full-Count


セ先発は中日松坂が巨人菅野を抜きトップ! 両リーグトップは20万超の鷹・柳田


中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】


松坂が8万7014票で1位に浮上、巨人・菅野は8万4547票で2位に

 日本プロ野球機構(NPB)は4日、「マイナビ オールスターゲーム2018」ファン投票の中間発表を行い、セ・リーグ先発投手部門は中日・松坂大輔投手が8万7014票で1位に浮上。巨人・菅野智之投手が8万4547票で2位に後退した。パ・リーグの先発は千賀滉大投手が5万1269票で1位を死守している。

【全ポジション一覧】松坂がセ先発投手部門で1位に浮上! 「マイナビオールスターゲーム2018」ファン投票中間発表

 両リーグトップ得票はこれまでと変わらず、ソフトバンクの柳田悠岐外野手で22万325票を集めトップをキープしている。セ・リーグは巨人が4部門で、DeNAが3部門で、ヤクルト、中日が1部門でトップ。パ・リーグは首位の西武が4部門でトップ。ソフトバンクが3部門、日本ハムが2部門、オリックスが1部門でトップとなっている。
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Full-Count編集部

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ニュース、
1. 金井さん帰還「体が重い、改めて重力を感じた」
6/3(日) 21:57配信 、読売新聞


金井さん帰還「体が重い、改めて重力を感じた」


帰還した宇宙飛行士の金井さん(カザフスタンで)=NASAテレビから


金井さん帰還「体が重い、改めて重力を感じた」

 【ジェスカズガン近郊(カザフスタン)=前村尚】国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間滞在していた宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)と米露の飛行士2人を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が3日午後6時39分(日本時間3日午後9時39分)、中央アジアのカザフスタンの草原地帯に着陸し、飛行士3人が無事帰還した。

 ソユーズは日本時間3日午後6時16分にISSを離脱。その後、金井さんらが搭乗するカプセル部分が切り離され、パラシュートを開いて減速、着陸した。

 カプセル内から引き上げられた金井さんは、笑顔で手を振った。報道陣に体調を問われると、「体が重い。改めて(地球の)重力を感じた」と語った。
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2. 【動画】今週は梅雨入りラッシュへ ダブル台風も発生か(3日19時更新)
6/3(日) 19:49配信 、ウェザーマップ


 梅雨前線の雲が北上して今週の列島は梅雨入りラッシュとなりそうです。さらにダブル台風が発生するおそれもあり、今後の動きから目が離せません。

 4日(月)に梅雨空なのは沖縄で、激しい雷雨に注意が必要です。その他は晴れて、特に北日本で気温が上がります。最高気温は札幌と那覇が同じ30℃予想です。ことしは東京より札幌の方が早く真夏日になりそうです。帯広では32℃まで上がり真夏並みの暑さです。

 5日(火)になると九州で朝から雨が降り出します。午後は中国、四国でも降り出して、雨脚も強まってきます。6日(水)にかけて雨のエリアは東へ広がって、東海や関東でも傘の出番です。夜にかけて局地的に激しく降るおそれもあります。

 この5日(火)から6日(水)にかけて、中国地方から関東甲信は続々と雨の季節に突入し、さらに週末は台風の進路によっては大雨となるおそれもあります。予報が変わる可能性もありますが、梅雨入り早々、梅雨本番のような心構えが必要です。(気象予報士・小野裕子)

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記録的な暖かい春 東日本は統計開始以降、最も高温に

3. 安室奈美恵 ラストツアー最終日でトーク解禁「この25年間が私の中でとても大切な思い出」
6/4(月) 4:00配信、スポニチアネックス


安室奈美恵 ラストツアー最終日でトーク解禁「この25年間が私の中でとても大切な思い出」

ラストツアーの最終公演を行った安室奈美恵


 今年9月に引退する安室奈美恵(40)のラストツアーが3日、東京ドームで最終日を迎えた。コンサートで長らく“封印”してきたトークを最後の最後で解禁。揺るがぬ引退の決意を改めて伝え「この25年間が私の中でとても大切な思い出になりました」と涙ながらに感謝した。ノンストップで歌い踊り続けるスタイルを貫き、ソロ歌手史上最多の80万人を動員するツアーを締めくくった。

【写真】ライブでの安室奈美恵

安室がしゃべった。全30曲を終えたフィナーレ。観客5万2000人の大歓声に手を振って応え、16人のダンサー一人一人とハグをすると、マイクを握って「今日はどうもありがとうございました」と感謝した。

 「今年の(デビュー日の)9月16日をもって引退させていただきます。デビューして25年間、いろいろな経験をしました。そしてたくさんのファンのみなさんに出会うことができました」

 「引退」の言葉に「嫌だ」「やめないで」と悲鳴が飛び交い、涙があふれた。ファンに「こんな私に素晴らしい思い出をつくってくれた」と10秒間、頭を深々と下げた。「これからもぜひ、たくさん素晴らしい音楽と出合ってください」と願うと、大きな拍手に包まれた。

 コンサートで本格的に話したのは10年以上前。これまでは最後に「またね」「ありがとう」などと呼び掛ける程度だった。このツアーで安室が話すことはSNSなどで広まっていたため、驚くファンは少なかったが、初日の2月17日のナゴヤドーム公演ではマイクを握った瞬間、大きなどよめきが起きた。この時は「ジェットコースターのような人生でした」とも話した。

 伸びやかで張りのある歌声と、指先まで神経の行き届いたダンスは健在。引退するのが不思議なほど、若々しいステージだった。1曲目は、16年リオ五輪のNHKテーマ曲「Hero」。ステージ上の聖火台に向かって火が遡上(そじょう)し点火する演出は、2年後の東京五輪の開会式も意識させ、のっけから引退することを忘れさせた。

 「Body Feels EXIT」や「NEVER END」などヒット曲のオンパレード。2時間45分、ほぼ休みなく全30曲を歌い踊り、スタミナは一層増した印象さえ残した。最後は「みんな元気でね。バイバーイ」と天に向かって叫び、笑顔で投げキスをして締めくくった。

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4. 低栄養が招く衰弱、筋肉減少 =「フレイル」「サルコペニア」の恐怖
6/3(日) 17:03配信 、時事通信


低栄養が招く衰弱、筋肉減少 =「フレイル」「サルコペニア」の恐怖


ふくらはぎのチェック。63歳の記者はサルコペニアと診断された


 高齢者は日常生活の活動量減少による食欲低下などから、食事を十分取らず低栄養状態に陥りやすい。その結果、全身が弱って外出することが難しくなる「フレイル」=用語説明=や、筋肉量が減少する「サルコペニア」になるケースもある。フレイルやサルコペニアの認知度は低いが、日常生活に大きな影響を与え、寝たきり状態を招く恐れもあるため、決して軽視できない。
 フレイルやサルコペニアの症状は、加齢による全身の機能低下が目立つ75歳以上の高齢者で問題になっていた。しかし近年、糖尿病や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性心不全、肝機能障害などを患っている人の場合、50~60代でも前駆的な「プレフレイル」「プレサルコペニア」の症状が見られる。このような状態にどう対応したらよいか、専門医や管理栄養士に聞いた。
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低栄養が招く衰弱、筋肉減少 =「フレイル」「サルコペニア」の恐怖

東京医科大学病院高齢診療科の羽生春夫教授

大事なのは全身状態

 一部の若年性認知症などを除き、原則として75歳以上の患者の診療を専門とする東京医科大学病院(東京都新宿区)高齢診療科の羽生春夫教授(老年医学)は「高齢になればなるほど、病気の治療だけでなく、全身の状態をどれだけ良好に保てるかが重要になる。全身の状態の悪化を少しでも緩やかにすることが、患者がどれだけ自立的に日常生活を送れるかどうかを大きく左右する」と強調する。このため、初診時には認知症やうつ病などともに、「フレイルになっていないか」「サルコペニアの兆候はないか」といった点も含め、全身の状態の把握に努めるという。
 一般的にはあまりなじみのないフレイルには、数値化され統一された判断基準はない。ただ、注意すべき複数の項目が提唱されている。主なものとして、(1)意図せずに年単位で生じた一定以上の体重減少(2)強い疲労感(3)歩く速度の低下(4)握力などの筋力低下(5)日常の歩行や家事など活動量の減少―などが挙げられている。このうち、該当するのが3項目以上ならフレイル、それ未満であれば、注意が必要なプレフレイルとされている。
 しかし、実際にフレイルやサルコペニアの兆候があっても、医療現場で施せる治療は少ない。「基本的には、十分な栄養の摂取と散歩など低負荷の運動の励行が一番の対策だ。その意味では介護分野との連携が重要になってくる」と羽生教授は話す。このため「介護予防」「転倒予防」などを目的に地域で開催されているイベントに参加してもらうことも有効だ。羽生教授は「フレイルやサルコペニアは、適切な対応を取れば回復することができる。できるだけ早期に発見して対応することが大切だ」と指摘する。

63歳でピンチ

 記者は63歳。身長は174センチほどだが、不摂生がたたり体重は50キロを割っている。記事に添える写真のモデルとなり、羽生教授に診察してもらった。二の腕の裏側の筋肉をつまんだり、両手の親指と人さし指を合わせて輪を作ってふくらはぎの最も太い箇所に当てたりする。後者では、作った輪から少しはみ出す程度のふくらはぎの太さが目安になる。記者の場合はスカスカ。「サルコペニアだね」。診断は迅速だった。
 記者のような事例はもちろん、老年医療の対象にならない50~60代でプレフレイル、プレサルコペニアに陥っている場合は問題だ。放置していれば加齢による活動量や身体機能の低下が加わって本格的なフレイルやサルコペニアに移行し、持病の改善も身体機能の回復も難しくなる。本来なら医師の治療が必要になるが、この段階で治療に携わる専門医や日常の健康管理を担う地域のかかりつけ医の間では、フレイルやサルコペニアに対する認知度はまだ不十分で、治療が受けにくいこともある。
 羽生教授は「高齢患者が増えてきた分野では、この問題に関心を向ける専門医も増えてきた。しかし、他の領域は目の前の病気の治療で手いっぱいの状態だ」とした上で、「老年医学を専門とする側からみれば、50~60代でプレフレイルやプレサルコペニアを発見しても、その患者を受け入れて適切な指導ができる診療科がほとんどない、これが最大の問題だろう」と課題を挙げた。
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低栄養が招く衰弱、筋肉減少 =「フレイル」「サルコペニア」の恐怖

タニタヘルスリンクの管理栄養士・健康運動指導士の龍口知子さん

「キョウイク」と「キョウヨウ」

 タニタヘルスリンクの管理栄養士・健康運動指導士の龍口知子さんは「低栄養はフレイルの原因の一つだ。外出するのが嫌になる。すると、おなかが減らないから、食べる量が減る。外出するのか、家に閉じこもるのかは健康に密接に関わっている」と話す。
 龍口さんら同社のスタッフが自治体や企業を対象に開催する健康セミナーで繰り返す言葉がある。「キョウイク」と「キョウヨウ」だ。「教育」と「教養」ではない。「キョウイク」は、きょう行く所がある。「キョウヨウ」は、きょうは用事がある―という意味だ。「外出の機会があったり、他人とのコミュニケーションが保たれていたりすることが大事だ。自治体などが開催する健康維持や介護予防のための教室に参加することはとてもよいことだ」


10種類の食品を

 龍口さんは「高齢者にとってなかなか取りにくいかもしれないが、取ってほしい食品群のチェックリストがある」と言い、10種類の食品を挙げる。10種類は、(1)卵(2)肉類(ソーセージやハムを含む)(3)魚介類(4)大豆製品(5)牛乳や乳製品(6)カボチャやニンジン、ホウレンソウなどの緑黄色野菜(7)ワカメやヒジキ(8)果物(9)イモ類(10)油脂―だ。「(1)から(5)はたんぱく室を摂取することで筋肉をつくる。(6)から(8)の食品は、ビタミンとミネラルが豊富。(9)と(10)はエネルギー源となる」と言う。
 この食品一つを1週間で4、5回食べている場合は、「1点」とカウントする。龍口さんは「合計で9~10点を取ることができれば、生活の質(QOL)が高いと言える。大変かもしれないが、カレンダーに書き込んでチェックするなどして、点数を上げてほしい」と力説する。
 運動面では、無理のないペースで毎日、歩くようにすることだ。「『きょうは○○歩』といった目標を掲げても、なかなか実行できないが、それは当たり前だと思ってほしい。『きょうはきのうより多く歩いた』『きょうは少し足りない』という意識を持ってもらえたらよい」
 筋肉トレーニングなども有効だが、龍口さんはお金のかからない方法も勧める。「駅では、エスカレーターではなく、できるだけ階段を使う。ショッピングセンターに行った時は、駐車場の最も遠い場所に自動車を止め、店舗まで長い距離を歩く」。お金がかからない健康法だ。(了)
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用語説明「フレイル」

 欧米などの老年医学分野で使われる「FRAILTY(フレイルティ)」に対応する用語で、日本老年医学会が2014年から提唱。「加齢に応じて運動機能や認知機能などが低下して生活機能が傷害され、心身両面での衰弱がみられる状態」と定義する。一方で、「外部からの適切な介入・支援があれば、支障なく日常生活が送れるようになる」としている。

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