2018年11月23日。。。
勤労感謝の日
日本全国的に著名な神社
大和神社(奈良県):(おおやまと・大倭とも)111/23済
大和神社(おおやまとじんじゃ)は、奈良県天理市新泉町星山にある神社。式内社(名神大社)、二十二社(中七社)。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
歴史[編集]
『日本書紀』によれば、元々倭(日本)大国魂神は天照大神とともに大殿に祀られていたが、世の中が乱れ謀反を起こすなどするのは、両神の勢いだと畏れられた。そのため崇神天皇6年、倭大国魂神を皇女渟名城入姫を斎主として祀らせたが、淳名城入姫は髪が落ち体は痩せて祭祀を続けることができなくなった。崇神天皇7年2月、倭迹迹日百襲姫命が夢で「市磯長尾市をもって、倭大国魂神を祭る主とせば、必ず天下太平ぎなむ」との神託を受けた。また同年8月7日にも、倭迹迹日百襲姫命・大水口宿禰・伊勢麻績君らが同じ夢を見たため、同年11月に大倭直の祖・市磯長尾市(いちしのながおち)を祭主として、神地が定められ鎮座・創建された。 この伝承からアマテラスを天神とし、ヤマトノオホクニタマを地祇とする性格をはっきりさせたことが読み取れる。垂仁紀はもっと詳細に出ている。
当初の鎮座地は、現在の鎮座地の東方の山麓大市の長岡崎(現在の桜井市穴師および箸中の付近)であるとみられ、後に現在地に遷座したとされるが、遷座の時期ははっきりしない。一説には現在の長岳寺の位置であるという。長岡崎が長岳寺付近の丘陵を指す可能性もある。
朱鳥6年(692年)、持統天皇は藤原京の造営にあたって、伊勢・住吉・紀伊の神とともに当社に奉幣し伺いを立てた。寛平9年(897年)、最高位である正一位の神階が授けられた。『延喜式神名帳』には「大和国山辺郡 大和坐大国魂神社 三座」と記載され、名神大社に列し、月次・相嘗・新嘗の幣帛に預ると記されている。後に十六社・二十二社の一社ともなった。
平安初期までに、天照大神を祀る伊勢神宮に次ぐ広大な社領を得、朝廷の崇敬を受けて隆盛した。しかし、平安京への遷都や藤原氏の隆盛などにより衰微し、中世には社領を全て失っていた。
明治4年(1871年)、官幣大社に列せられた。江戸時代には社殿は寺院様のものに作り変えられていたので、官幣大社列格の際に新たに社殿が造営された。
戦艦大和には、同名であることから当社の祭神の分霊が艦内で祀られていた。戦艦大和は1945年(昭和20年)に沖縄沖で沈没したが、そのときに亡くなった2717名が末社・祖霊社に合祀されている。1969年(昭和44年)、境内に「戦艦大和記念塔」が建立された。更に1972年(昭和47年)9月24日、巡洋艦矢矧外駆逐艦8隻の戦没者も合祀して、坊の岬沖海戦の全戦死者3721柱が国家鎭護の神として祀られている。
スポーツ、
1. 炭谷、巨人入り確実に 西武に移籍意思示す 渡辺SD「他球団に移籍したいと…」
11/23(金) 18:56配信 、スポニチアネックス
炭谷、巨人入り確実に 西武に移籍意思示す 渡辺SD「他球団に移籍したいと…」
<ライオンズサンクスファンフェスタ2018>壇上で複雑そうな表情を見せる炭谷(撮影・木村 揚輔)
FA宣言した西武・炭谷銀仁朗捕手(31)が23日、ファンフェスタが行われたメットライフドームで渡辺久信SD(53)に対し他球団でプレーすることを告げた。16日に交渉を行った巨人入りが確実となった。
【写真】ファンフェスタで、頬がふくれている菊池を顔をふくらませて笑わせる辻監督
ファンフェスタを終えた炭谷は「できるだけ早く決めたい」と言い残して帰路についたが、その後、渡辺SDが報道陣に対応し「他球団に移籍したい。野球人としてもう一回、勝負したいという話しだった」と説明。同SDは「残念ですが、本人の決断を尊重するしかない」と話した。
【関連記事】
4球団競合のドラ1投手「無駄にした7年」 プロで1勝もできなかった理由を激白
原監督、大田酷評「誰がああいう打撃を教えた!」
元巨人ドラ1、サラリーマン生活4年目「安いもの買うようになった。昔はポンポンと…」
西武ナインら驚き隠せず 栗山「選手も責任感じてる」
炭谷銀仁朗 、 渡辺久信 、 FA宣言 を調べる
2. 巨人 山口鉄也氏が引退セレモニーで感慨「幸せな野球人生」内海は涙
11/23(金) 18:57配信 、デイリースポーツ
巨人 山口鉄也氏が引退セレモニーで感慨「幸せな野球人生」内海は涙
花束を渡した内海(左)と抱擁する山口鉄也
今季限りで引退した元巨人・山口鉄也氏が23日、東京ドームで行われた引退セレモニーに出席した。
【写真】山口鉄也 「やりきった思い。悔いはないです」
ファンの前で緊張気味にあいさつ。まずは、「13年間、応援してくださったジャイアンツファンの皆様ありがとうございました。球団関係者のみなさまありがとうございました」と、丁寧に感謝の言葉を述べた。
育成選手からスタートしたプロ生活。「13年前、育成選手としてジャイアンツに入団しました。そのときはまさか13年もやれると思っていませんでした」と振り返り、続けて「今も東京ドームのマウンドは、自分にとって夢の場所でした。今日、この場に立って改めて思いますが、この夢のような環境で、最高のチームメートとともに最高のファンの方たちの前で野球ができたことは一生の宝物になりました」と、感慨に浸った。
リリーフ左腕として通算642試合に登板したが、「いつもマウンドに上がることが不安でした」と心境を吐露。孤独なマウンドでファンの声援が後押しになったとし、「いい時も悪い時も変わらず応援してくれたファンの方たちがいたから、今日まで投げ続けることができました。13年間は長いようで短かったですが、幸せな野球人生でした。本当にありがとうございました」と頭を下げた。
オフは一緒に自主トレを行ってきた先輩・内海の瞳は涙で真っ赤。チームのピンチを何度も救ってきた左腕に、ファンからも大きな拍手が降り注いだ。
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巨人入りの左腕 ソフトに愛憎の涙「FAを獲ったとしても必要とする球団ない」
“将来のエース候補”23歳で戦力外通告 同い年の妻は妊娠中「生活できるのかな」
二ユース、
1. 日産だけじゃない、世界のビジネス界に内部告発のうねり
11/23(金) 19:07配信 、AFP=時事
日産だけじゃない、世界のビジネス界に内部告発のうねり
東京・新宿のアルタ前で、報酬の過少記載容疑で逮捕された日産自動車のカルロス・ゴーン会長のニュースを見る人々(2018年11月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スイス金融大手UBS、英政治コンサルティング企業ケンブリッジ・アナリティカ(Cambridge Analytica)、そしてルノー・日産連合(Renault-Nissan)──世界のビジネス界で透明性を求める声が高まる中、内部告発者の存在感が高まっている。
自動車業界きっての「コストキラー」 カルロス・ゴーン容疑者の栄光と挫折
仏自動車大手ルノー(Renault)の最高経営責任者(CEO)で日産自動車(Nissan Motor)の会長だったカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)容疑者は、日産の報酬の過少申告や会社資金の私的流用の疑いで日本の警察当局に逮捕された。内部告発者に関する情報もいくらか明らかになったが、動機は不明なままだ。
豪日研究財団(FAJS)のジェニー・コルベット(Jenny Corbett)研究員は、ゴーン容疑者逮捕の経緯について「日本には内部告発の文化がきちんと確立しておらず、異例だ」と指摘。「社内に何らかの緊張関係や権力争いがあるのかもしれない」と述べた。
ただ、フランスで企業倫理の啓発活動に取り組む「企業倫理クラブ(CEA)」のパトリック・ウィドロシャー(Patrick Widloecher)氏によれば、ゴーン容疑者を告発した日産社員の動機がたとえ個人的または政治的なものだったとしても、告発の内容が真実でさえあれば、内部告発者としての立場は何ら損なわれないという。
「内部告発者には、さまざまな動機がある。共通の利益のためであったり、自身を守るためであったり、個人的な報復のためであったり」。フランス郵政公社の倫理担当役員を務めた経験を持つウィドロシャー氏はこのように述べ、ゴーン容疑者に対する内部告発はビジネス界が直面する大きな流れの中で起きたことだとの見方を示した。
「現代においては長く隠し通せるものなどない──情報は、あっという間に拡散する」
■国際レベルのうねり
「権力の乱用と闘おう」という強い思いに突き動かされ「国際レベルで大きなうねりが生まれている」と話すのは、腐敗のない世界を目指す国際NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)」のフランス支部で汚職防止に取り組む専門家、ニコールマリー・メイエ(Nicole-Marie Meyer)氏だ。「政財界のリーダーたちが市民から責任を問われる傾向は、ますます強まっている」
法律事務所フレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガー(Freshfields Bruckaus Deringer)が昨年発表した研究によると、米国、アジア、欧州の2500人を対象に行った調査で、企業幹部の2人に1人が内部告発をした、またはされた経験があると答えた。
また、米経営誌「ハーバード・ビジネス・レビュー(Harvard Business Review)」には、内部告発者こそ健全な企業の証しであり、社内トラブルの解決手段が整備されリスク軽減に熱心だということを示しているとする研究が掲載された。
この研究を行ったスティーブン・スタッベン(Stephen Stubben)氏とカイル・ウェルチ(Kyle Welch)氏によれば、こうした企業は利益率も高く、訴訟沙汰になることも少なければ、訴訟になった場合の和解金の額も低いことが多いという。【翻訳編集】 AFPBB News
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勤労感謝の日
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大和神社(おおやまとじんじゃ)は、奈良県天理市新泉町星山にある神社。式内社(名神大社)、二十二社(中七社)。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
歴史[編集]
『日本書紀』によれば、元々倭(日本)大国魂神は天照大神とともに大殿に祀られていたが、世の中が乱れ謀反を起こすなどするのは、両神の勢いだと畏れられた。そのため崇神天皇6年、倭大国魂神を皇女渟名城入姫を斎主として祀らせたが、淳名城入姫は髪が落ち体は痩せて祭祀を続けることができなくなった。崇神天皇7年2月、倭迹迹日百襲姫命が夢で「市磯長尾市をもって、倭大国魂神を祭る主とせば、必ず天下太平ぎなむ」との神託を受けた。また同年8月7日にも、倭迹迹日百襲姫命・大水口宿禰・伊勢麻績君らが同じ夢を見たため、同年11月に大倭直の祖・市磯長尾市(いちしのながおち)を祭主として、神地が定められ鎮座・創建された。 この伝承からアマテラスを天神とし、ヤマトノオホクニタマを地祇とする性格をはっきりさせたことが読み取れる。垂仁紀はもっと詳細に出ている。
当初の鎮座地は、現在の鎮座地の東方の山麓大市の長岡崎(現在の桜井市穴師および箸中の付近)であるとみられ、後に現在地に遷座したとされるが、遷座の時期ははっきりしない。一説には現在の長岳寺の位置であるという。長岡崎が長岳寺付近の丘陵を指す可能性もある。
朱鳥6年(692年)、持統天皇は藤原京の造営にあたって、伊勢・住吉・紀伊の神とともに当社に奉幣し伺いを立てた。寛平9年(897年)、最高位である正一位の神階が授けられた。『延喜式神名帳』には「大和国山辺郡 大和坐大国魂神社 三座」と記載され、名神大社に列し、月次・相嘗・新嘗の幣帛に預ると記されている。後に十六社・二十二社の一社ともなった。
平安初期までに、天照大神を祀る伊勢神宮に次ぐ広大な社領を得、朝廷の崇敬を受けて隆盛した。しかし、平安京への遷都や藤原氏の隆盛などにより衰微し、中世には社領を全て失っていた。
明治4年(1871年)、官幣大社に列せられた。江戸時代には社殿は寺院様のものに作り変えられていたので、官幣大社列格の際に新たに社殿が造営された。
戦艦大和には、同名であることから当社の祭神の分霊が艦内で祀られていた。戦艦大和は1945年(昭和20年)に沖縄沖で沈没したが、そのときに亡くなった2717名が末社・祖霊社に合祀されている。1969年(昭和44年)、境内に「戦艦大和記念塔」が建立された。更に1972年(昭和47年)9月24日、巡洋艦矢矧外駆逐艦8隻の戦没者も合祀して、坊の岬沖海戦の全戦死者3721柱が国家鎭護の神として祀られている。
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11/23(金) 18:56配信 、スポニチアネックス
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育成選手からスタートしたプロ生活。「13年前、育成選手としてジャイアンツに入団しました。そのときはまさか13年もやれると思っていませんでした」と振り返り、続けて「今も東京ドームのマウンドは、自分にとって夢の場所でした。今日、この場に立って改めて思いますが、この夢のような環境で、最高のチームメートとともに最高のファンの方たちの前で野球ができたことは一生の宝物になりました」と、感慨に浸った。
リリーフ左腕として通算642試合に登板したが、「いつもマウンドに上がることが不安でした」と心境を吐露。孤独なマウンドでファンの声援が後押しになったとし、「いい時も悪い時も変わらず応援してくれたファンの方たちがいたから、今日まで投げ続けることができました。13年間は長いようで短かったですが、幸せな野球人生でした。本当にありがとうございました」と頭を下げた。
オフは一緒に自主トレを行ってきた先輩・内海の瞳は涙で真っ赤。チームのピンチを何度も救ってきた左腕に、ファンからも大きな拍手が降り注いだ。
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ただ、フランスで企業倫理の啓発活動に取り組む「企業倫理クラブ(CEA)」のパトリック・ウィドロシャー(Patrick Widloecher)氏によれば、ゴーン容疑者を告発した日産社員の動機がたとえ個人的または政治的なものだったとしても、告発の内容が真実でさえあれば、内部告発者としての立場は何ら損なわれないという。
「内部告発者には、さまざまな動機がある。共通の利益のためであったり、自身を守るためであったり、個人的な報復のためであったり」。フランス郵政公社の倫理担当役員を務めた経験を持つウィドロシャー氏はこのように述べ、ゴーン容疑者に対する内部告発はビジネス界が直面する大きな流れの中で起きたことだとの見方を示した。
「現代においては長く隠し通せるものなどない──情報は、あっという間に拡散する」
■国際レベルのうねり
「権力の乱用と闘おう」という強い思いに突き動かされ「国際レベルで大きなうねりが生まれている」と話すのは、腐敗のない世界を目指す国際NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)」のフランス支部で汚職防止に取り組む専門家、ニコールマリー・メイエ(Nicole-Marie Meyer)氏だ。「政財界のリーダーたちが市民から責任を問われる傾向は、ますます強まっている」
法律事務所フレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガー(Freshfields Bruckaus Deringer)が昨年発表した研究によると、米国、アジア、欧州の2500人を対象に行った調査で、企業幹部の2人に1人が内部告発をした、またはされた経験があると答えた。
また、米経営誌「ハーバード・ビジネス・レビュー(Harvard Business Review)」には、内部告発者こそ健全な企業の証しであり、社内トラブルの解決手段が整備されリスク軽減に熱心だということを示しているとする研究が掲載された。
この研究を行ったスティーブン・スタッベン(Stephen Stubben)氏とカイル・ウェルチ(Kyle Welch)氏によれば、こうした企業は利益率も高く、訴訟沙汰になることも少なければ、訴訟になった場合の和解金の額も低いことが多いという。【翻訳編集】 AFPBB News
.
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日本の刑事手続きに疑問の声=ゴーン容疑者勾留「家族と面会できず」-仏メディア
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