巨人戦スポーツ解説

プロ野球の巨人戦の解説です。

2016年3月5日侍ジャパン対チャイニーズタイペイ戦。5対0で侍ジャパン勝利。

2016-03-05 21:53:13 | Weblog
      2016年3月5日
日本の湖、沼
カムイト沼 かむいとぬま 北海道 海跡 0.19 5.2 - 二級河川・猿払川水系。 3/5済
カムイト沼(カムイトぬま)は北海道宗谷管内猿払村にある沼である。浅茅野湿原と呼ばれる地域にあり、北オホーツク道立自然公園に含まれる。名称は、アイヌ語のカムイ(神)ト(沼)による。北オホーツクの海岸に近く、夏、朝霧に包まれることもある。
自然[編集]

カムイト沼周辺の空中写真。1977年撮影。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
猿払川の下流域にあり、日本の重要湿地500のひとつ猿払原野に含まれる。タテヤママリモが生息していることで知られ、魚類ではイトウが生息する。

周辺は北オホーツク道立自然公園に指定される湿地帯。沼の周囲はハンノキやトドマツの林となっているほか、多様な水生植物群落を有す。付近にはヒオウギアヤメやゴゼンタチバナなどの高山性植物が群落をなしている。

利用[編集]

湖畔付近は、看板、駐車場があるほかは大規模な整備はされておらず、静謐である。旧国鉄天北線の線路跡が北オホーツクサイクリングロードとして整備されており、猿払もしくは浜頓別方面から自転車でアクセス可能である。宗谷バス浅茅野停留所が最寄である。

スポーツ、
オープン戦
1. 中日対ヤクルト戦。ナゴヤドーム12:30
11対3でヤクルト勝利。
先発
【中日】山本 昌左腕、
【ヤクルト】石川雅規左腕、

【ヤクルト】
1 (三) 森岡 良介 左 2 (中) 山崎 晃大朗 左 3 (左) 坂口 智隆 左
4 (指) バレンティン 右 5 (右) 雄平 左 6 (一) 田中 浩康 右
7 (遊) 大引 啓次 右 8 (捕) 西田 明央 右 9 (二) 西浦 直亨 右

【中日】
1 (二) 荒木 雅博 右 2 (中) 大島 洋平 左 3 (左) ナニータ 左
4 (一) ビシエド 右 5 (三) 森野 将彦 左 6 (指) エルナンデス 両
7 (遊) 遠藤 一星 左 8 (捕) 桂 依央利 右 9 (右) 古本 武尊 左
2. 阪神対ロッテ戦。甲子園13:00
4対2でロッテ勝利。
先発
【阪神】能見篤史左腕、
【ロッテ】大嶺祐大右腕、

【ロッテ】
1 (中) 伊志嶺 翔大 右 2 (右) 荻野 貴司 右 3 (遊) 鈴木 大地 左
4 (一) 井上 晴哉 右 5 (指) 井口 資仁 右 6 (左) 細谷 圭 右
7 (二) 中村 奨吾 右 8 (捕) 吉田 裕太 右 9 (三) 三木 亮 右

【阪神】
1 (二) 西岡 剛 両 2 (指) 板山 祐太郎 左 3 (遊) 鳥谷 敬 左
4 (一) ゴメス 右 5 (右) 福留 孝介 左 6 (三) 今成 亮太 左
7 (左) 高山 俊 左 8 (中) 横田 慎太郎 左 9 (捕) 岡崎 太一 右
3. オリックス対巨人戦。京セラドーム大阪13:00
5対3でオリックス勝利。
先発
【オリックス】ディクソン右腕、3回小松 聖右腕、6回佐藤達也右腕、7回海田智行左腕、9回大山暁史左腕、
【巨人】高木勇人右腕、6回今村信貴左腕、

【巨人】
1 左重信 慎之介 左 代打三村田修一代打相川亮二2 二片岡 治大 右代走二藤村 大介3 中立岡 宗一郎 中太田康示左 4 一ギャレット 左 一中井大介5 遊クルーズ 右 吉川大幾6 右長野 久義 右 7 指亀井 善行 左 8三岡本 和真 右代打左堂上剛裕 9捕小林 誠司 右河野元貴代打和田 恋、

【オリックス】

1 右ボグセビック 左三原 拓也 2 (二) 西野 真弘 左 3 一小谷野 栄一 右
左宮崎祐樹4 三モレル 右右川端崇義 5 遊中島 宏之 右 指小田祐也游縞田拓弥
6 指 ブランコ 右 7 左T-岡田 左 8 捕)伊藤 光 右 9 中 岩崎 恭平 左

1回表1番、4ゴロ2番、1.0.1.1.2.1.6ゴロ3番、4ゴロ6球?。
1回裏、1番、1.0.7フライ2番、0.1.1.1.3ゴロ3番、0.1.0.2.1.2.2.2.、3.2.、4ゴロ。
2回表、4番、1.0.1.1.1.2.死球5番、1.0.1.1.1.2.空振り三振6番、1.0.1.1.2.1.3.1.3.2.4ゴロ2塁7番、1.0.1.1.1.2.2.2.3.2.、7フライ。
2回裏、4番、0.1.1.1.1.2.9フライカット5番、1.0.5フライカット6番、0.1.8ヒット真ん中高め7番、0.1.1.1.3ゴロ外角高めのストレート137キロ。
3回表、8番、0.1.0.2.空振り三振カーブ、ボール球9番、1.0.1.1.1.2.中二塁打1番、1.0.1.1.1.2.2.2.3.2.空振り三振カーブ2番、5ゴロ。
3回裏、【小松】8番、8フライ9番、0.1.0.2.空振り三振フォーク1番、0.1.1.1.5フライ。
4回表、3番、0.1.0.2.1.2.空振り三振スライダー、ボール4番、1.0.2.0.2.1.6フライ真ん中5番、0.1.0.2.1.2.2.2.3.2.、6ゴロスライダー、ボール球?。
4回裏、2番、0.1.1.1.2.1.2.2.、、4ゴロエラー3番、0.1.盗塁成功2塁9フライ4番、1.0.中二塁打1点5番、0.1.0.2.1.2.、2.2.9フライ3塁6番、死球7番、0.1.1.1.1.2.右   
ホームラン3点、真ん中のストレート❓??8番、0.1.1.100.7フライ。 0対4。
5回表、6番、1.0.2.0.2.1.1ゴロ7番、0.1.0.2.9フライ8番、1.0.2.0.2.1.3.1.左二塁打内角高めのストレート131キロ9番、5ゴロ引掛け??。
5回裏、9番、0.1.0.2.空振り三振1番7フライ2番、0.1.1.1.1.2.7フライ。60球。
6回表、【佐藤】1番、0.1.1.1.1.2.2.2.見逃し三振2番、0.1.0.2.1.2.2.2.、3.2.9ヒット代走藤村3番、1.0.1.1.2.1.2.2.、、、9フライ4番、0.1.1.1.2.1.盗塁失敗。
6回裏、【今村】3番、1.0.2.0.2.1.3.1.3.2.四球4番、0.1.1ゴロ併殺5番、0.1.0.2.、、1.2.右二塁打6番、0.1.1.1.1.2.2.2.3.2.7フライ。
7回表、【海田】4番、5ゴロ5番、1.0.2.0.2.1.8フライ6番、0.1.8ヒット7番、0.1.
8フライ。
7回裏、7番、1.0.1.1.1.2.空振り三振8番、1.0.1.1.1.2.4ゴロ9番、1.0.1.1.1.2.内や安打1番、1.0.2.0.2.1.3.1.3.2.3ゴロ。
8回表、【高木】8番打堂上、8ヒット9番、1.0.1.1.2.1.3.1.3ゴロ内野安打1番打村田、1.0.1.1.9ヒット満無死満塁2番、1.0.1.1.8フライ1点3番、1.0.2.0.3.0.四球満塁4番中井、1ゴロ併殺、内角のシュート❓最悪??          1対4。
8回裏、2番、1.0.2.0.2.1.2.2.中二塁打3番、1.0.1.1.1.2.2.2.空振り三振4番、5ゴロ内野安打1点5番、0.1.1.1.1.2.空振り三振6番打山崎、5ライナー。 1対5。
9回表、【大山】5番、0.1.0.2.左三塁打6番、9ヒット1点7番、1.0.2.0.3.0.3.1.8ヒット13塁無死8番堂上、5ゴロ1点1.塁9番打和田、9フライ1番打相川、0.1.1.1.2.1.2.2.、
空振り三振。

総評。
総評。
10安打3得点7安打5失点??4回高木4失点は4ゴロエラーから?1失点後二死3塁でブランコに死球?7番岡田、長打は避けるところで1.2.から真ん中のストレート?の選択が理解不能?小林のリード?
4. 楽天対ソフトバンク戦。倉敷13:00
2対0でソフトバンク勝利。
先発
【楽天】浜矢広大左腕、
【ソフトバンク】バンデンハーク右腕、

【ソフトバンク】
1 (三) 川島 慶三 右 2 (二) 本多 雄一 左 3 (指) 柳田 悠岐 左
4 (左) 内川 聖一 右 5 (一) カニザレス 右 6 (中) 江川 智晃 右
7 (右) 塚田 正義 右 8 (遊) 高田 知季 左 9 (捕) 斐紹 左

5. 広島対西武戦。マツダスタジアム13:00
1対1で引き分け。
先発
【広島】福井優也右腕、
【西武】バンへッケン左腕、

【ソフトバンク】
1 (三) 川島 慶三 右 2 (二) 本多 雄一 左 3 (指) 柳田 悠岐 左
4 (左) 内川 聖一 右 5 (一) カニザレス 右 6 (中) 江川 智晃 右
7 (右) 塚田 正義 右 8 (遊) 高田 知季 左 9 (捕) 斐紹 左

【広島】
1 (右) 野間 峻祥 左 2 (遊) 安部 友裕 左 3 (中) 下水流 昂 右
4 (三) ルナ 右 5 (左) エルドレッド 右 6 (一) 新井 貴浩 右
7 (二) 庄司 隼人 左 8 (捕) 会沢 翼 右 9 (指) 天谷 宗一郎
6. 日本ハム対ⅮeℕA戦。札幌ドーム14:00
5対3で日本ハム勝利。
先発
【日本ハム】メンドーサ右腕、
【ⅮeℕA】モスコーソ右腕、

【DeNA】
1 (三) 白崎 浩之 右 2 (中) 荒波 翔 左 3 (一) ロペス 右
4 (右) ロマック 右 5 (左) 松本 啓二朗 左 6 (遊) 倉本 寿彦 左
7 (二) 飛雄馬 右 8 (指) 戸柱 恭孝 左 9 (捕) 嶺井 博希 両

【日本ハム】
1 (中) 陽 岱鋼 右 2 (遊) 中島 卓也 左 3 (二) 田中 賢介 左
4 (三) レアード 右 5 (指) 大谷 翔平 左 6 (一) 横尾 俊建 右
7 (左) 谷口 雄也 左 8 (右) 石川 慎吾 右 9 (捕) 大野 奨太 右

1WBÇ強化試合
侍ジャパン対台湾戦。ナゴヤドーム19:00
5対0で侍ジャパン勝利、
先発
【侍ジャパン】菅野智之右腕、4回大野雄大左腕、6回小川康弘右腕、8回秋吉右腕、
9回増井右腕、
【チャイニーズ・タイペイ 】王溢正左腕、4回王鏡銘右腕、7回陳禹勲右腕、
8回林柏佑右腕、

1番 右 張正偉 2番 左 王柏融 3番 二 林智勝
4 番DH 陳金鋒 5番 中 高國輝 6番 捕 林泓育
7 番三 陳ヨン基 8 番一 余徳龍 代打張建銘9 番遊 王勝偉
【日本 】
1番 中 秋山、丸 2番 遊 坂本、 今宮3番 二 山田 、菊池、
4番 一 中田 5番 DH 筒香 代打銀次6番 右 平田
7番 三 松田 8番 左 清田 代打中晃村9番 捕 中村悠
【台湾】
1回表1番、0.1.0.2.空振り三振2番、1.0.3ゴロ3番、1.0.1.1.1.2.見逃し三振。
1回裏、1番、1.0.2.0.3.0.3.1.四球2番、0.1.4フライ3番、1.0.1.1.2.1.3.1.8フライ2塁好走塁4番、1.0.ワイルドピッチ3塁1.1.1.2.2.2.、、7フライ。
2回表、4番、0.1.1.1.4フライ5番、0.1.0.2.1.2.空振り三振6番、1.0.4ゴロ。
2回裏、5番、1.0.2.0.3.0.5ゴロ6番、0.1.1.1.2.1.3.1.3.2.四球7番、9フライ8番、
 8ヒット9番、1.0.1.1.1.2.2.2.、左二塁打2点1番、8フライ。    0対2。
3回表、7番、0.1.0.2.、1.2.6ゴロ8番、0.1.0.2.1.2.空振り三振9番、1.0.左二塁打
1番、1ゴロ。ナイス!!。
3回裏、2番、0.1.0.2.1.2.2.2.空振り三振3番、0.1.1.1.2.1.3.1.3.2.8フライ4番、1.0.2.0.3.0.3.1.四球5番、右二塁打6番、1.0.9ヒット2点7番、5ゴロ。0対4。
4回表、【大野】2番、0.1.1.1.1.2.2.2.空振り三振3番、0.1.0.2.、空振り三振4番、8ヒット5番、0.1.1.1.1.2.5ゴロ好捕。
4回裏、【王鏡銘】8番、6ゴロ9番、1.1.5ゴロ1番、1.0.1.1.1.2.、8フライ。
5回表、6番、0.1.1.1.1.2.見逃し三振7番、0.1.1.1.6ゴロエラー8番、0.1.0.2.1.2.、5ゴロ9番、1.0.1.1.2.1.8フライ。
5回裏、2番、0.1.1.1.7ヒット3番、0.1.中二塁打2.3塁4番、1.0.6フライ5番、1.0.
 1.1.1.2.、、2.2.、7フライ1点6番、0.1.4フライ。         0対5。
6回表、【小川】1番、0.1.放映終了!4ゴロ2番、5ゴロ3番、見逃し三振。
6回裏、7番、5ゴロ8番打中村、3ゴロ9番、4ゴロ。
7回表、4番、0.1.1.1.1.2.9フライ5番、2.2.空振り三振6番、1.0.3フライ。
7回裏、【陳禹勲】1番丸、2.1.3ゴロ2番今宮、0.1.1ゴロ3番菊池、0.1.0.2.空振り三振。
8回表、【秋吉】7番、0.2.空振り三振8番打張建銘、0.2.、、空振り三振9番、2.2.見逃し三振。
8回裏、【林柏佑】4番、3.0.3.2.四球5番打銀次、9ヒット6番、2.0.6ゴロ併殺3塁
7番、6ゴロ。攻めが雑??。
9回表、【増井】1番、0.2.、、、見逃し三振2番、1.0.6ゴロ3番、3.2.空振り三振。

総評。
 野球日本代表「侍ジャパン」が5日、愛知・ナゴヤドームでチャイニーズ・タイペイと強化試合第1戦を行い、5対0と勝利した。

 侍ジャパンは2回に代表初招集の清田育宏のセンター前ヒットを皮切りに2死一、二塁のチャンスを作ると、中村悠平のタイムリー二塁打で2点を先制。3回には中田翔の四球、筒香嘉智の二塁打で走者をためると、平田良介のタイムリーで2点を加えた。なおも
5回には1死一、三塁から筒香の犠牲フライで1点を加えた。

 投げては先発・菅野智之が3回を1安打・4奪三振、無失点の好投でリズムを作る。その後、大野雄大が2回を1安打・3奪三振、小川泰弘が2イニングをパーフェクト、代表初招集の秋吉亮が1回を三者三振でつなぎ、最後は増井浩俊が150キロのストレートを軸に三者凡退。5投手の継投でチャイニーズ・タイペイ打線を無得点に抑えた。

 野球日本代表「侍ジャパン」が5日、愛知・ナゴヤドームでチャイニーズ・タイペイと強化試合第1戦を行い、5対0と勝利した。

 侍ジャパンは2回に代表初招集の清田育宏のセンター前ヒットを皮切りに2死一、二塁のチャンスを作ると、中村悠平のタイムリー二塁打で2点を先制。3回には中田翔の四球、筒香嘉智の二塁打で走者をためると、平田良介のタイムリーで2点を加えた。なおも
5回には1死一、三塁から筒香の犠牲フライで1点を加えた。

 投げては先発・菅野智之が3回を1安打・4奪三振、無失点の好投でリズムを作る。その後、大野雄大が2回を1安打・3奪三振、小川泰弘が2イニングをパーフェクト、代表初招集の秋吉亮が1回を三者三振でつなぎ、最後は増井浩俊が150キロのストレートを軸に三者凡退。5投手の継投でチャイニーズ・タイペイ打線を無得点に抑えた。

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 なでしこジャパンが中国に敗れ、リオ五輪出場が絶望的となった。

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 序盤、なかなかチャンスを作れない日本に対し中国は果敢に隙を伺う。そして14分、日本MF川村のバックパスがつながらず、ミスになったところをペナルティーエリア内に走りこんだ中国MF張叡が奪って直接シュート。あっけなく先制を許した。

 後半に入っても流れを止められず、13分に中国FW古雅沙のミドルシュートが決まり点差を広げられた。同20分にFW横山のゴールで1点を返したが後が続かなかった。

 ここまで2戦で1敗1引き分けと厳しい状況に立たされており、引き分け以下ならリオ五輪出場が厳しくなる1戦だった。日本は残り2試合に勝っても勝ち点を7までしか伸ばせず、他力でも出場の可能性がほとんどなくなった。

 今大会には日本、オーストラリア、韓国、中国、ベトナム、北朝鮮の計6カ国が参加。総当たりで、上位2カ国がリオ五輪出場権を獲得する。順位決定は勝ち点、得失点差、総得点の順。日本の次戦は7日で、ベトナムと対戦する。

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3回、ダウンする山中

 ◇プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・山中慎介―同級3位リボリオ・ソリス(2016年3月4日 島津アリーナ京都)

【写真】ソリスに「神の左」を見舞う

 プロボクシングのダブル世界戦は4日、島津アリーナ京都で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)世界バンタム級タイトルマッチは王者の山中慎介(33=帝拳)が挑戦者で同級3位のリボリオ・ソリス(33=ベネズエラ)をダウンの応酬の末、3―0の12回判定で下し、同王座の10連続防衛に成功。大台到達は国内のジム所属選手では歴代3位タイとなった。

 山中は2回に挑戦者ソリスからカウンターの右フックで先制のダウンを奪った。しかし3回にいずれも右ストレートをもらい2度のダウン。何とかも持ちこたえると、9回に「神の左」と呼ばれる左ストレートでダウンを奪い返し、逃げ切った。

 挑戦者はこれまで河野公平(ワタナベ)、そして亀田大毅(亀田)と二人の世界王者をいずれも判定(亀田大戦は体重超過で王座移動なし)で破っている“日本人キラー”。その相手を退け、実力を証明した。採点は3人のジャッジともに117―107だった。

 国内のジム所属選手の世界王座の連続防衛記録は具志堅用高(協栄)の13回が最多。次いで内山高志(ワタナベ)の11回、長谷川穂積(真正)の10回で、山中は長谷川に並んだ。山中の通算戦績は27戦25勝17KO2分け。
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3. 【巨人】桜井、5回2失点OP戦1勝!由伸監督5連勝
スポーツ報知 3月4日(金)21時0分配信

【巨人】桜井、5回2失点OP戦1勝!由伸監督5連勝

勝利投手に笑顔の桜井

◆オープン戦 オリックス2―3巨人(4日・京セラドーム)

 由伸巨人がオープン戦5連勝を飾った。先発のドラフト1位桜井は5回2失点と開幕ローテへ前進。5回に挙げた3点を沢村、公文、矢貫の無失点リレーで逃げ切った。

 桜井は、5回を投げ4安打2失点(自責1)で降板。初回の無死満塁を1失点で切り抜け、3回は味方のエラーから失点につながったが粘りの投球で先発の役割を果たした。

 打線は、立岡が2安打マルチ。オリックス先発の山崎福から5回に3点を奪うも、6回からは無安打に抑えられた。
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4. 大儀見辛辣「ピッチに立つ以前の問題」「経験に頼ってしまっている」
ゲキサカ 3月5日(土)6時15分配信

大儀見辛辣「ピッチに立つ以前の問題」「経験に頼ってしまっている」

 試合後のFW大儀見優季の指摘は、チームのまとまりのなさを象徴しているかのようだった。「ピッチに立つ以前の問題」「経験に頼ってしまっている」。背番号10は不満を爆発させた。

 試合終了の瞬間、大儀見はその場から動くことが出来なかった。目頭を覆う大儀見に、テレビインタビューを終えたキャプテン宮間あやが肩を抱くようにして近づく。日本女子代表(なでしこジャパン)の象徴である背番号8と背番号10は、その場で深々と頭を下げることしかできなかった。

 日本女子サッカー界のために、絶対に勝たなければいけない試合だと分かっていた。リオデジャネイロ五輪の自力での出場権獲得の可能性は消滅していたが、勝てば可能性がグッと近づく一戦だった。この試合にどう勝つか。大儀見も「この試合に負けることが何を意味するのか理解していた」。

 しかし結果は前半14分にミスから失点すると、後半13分もミドルシュートから追加点を献上。同20分にFW横山久美のゴールで一矢報いたが、以後、なでしこに反撃の機会が訪れることはなかった。

 大儀見は辛辣だった。「ピッチに立つ以前の問題で負けていた。どの試合も相手の勝ちたいという思いの方が強かった」。本当に勝ちたいと思っているのか。チームメートへの歯がゆさが口をついて出た。

「相手の実力が上がっているとは私自身は思わない。本当に自分たち(気持ちの部分)の方が大きい。経験に頼ってしまっているところがある。少しでも向上しようという気持ちがないと、現状維持をしているだけでは、結局退化する一方。常に質の向上を追求していかないと、結局周りに追い越されていってしまう」

 もちろん他人事ではなく、自分自身も課題に向き合わないといけない。「ほかの選手に原因を向けたくないし、常に原因のベクトルは自分に向け続けていきたい。でもそれだけじゃ解決しない問題がある。選手だけでなく協会、メディアを含めて改善していかないといけない」。時折声を震わせながら警鐘を鳴らした大儀見。2011年のW杯優勝からほぼ同じメンバーで突っ走ってきたなでしこに、現実が重くのしかかっている。
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5. 巨人の4番はギャレットで大丈夫なのか
THE PAGE 3月5日(土)12時0分配信

巨人の4番はギャレットで大丈夫なのか

昨シーズンの巨人の4番は、8人が入れ替わって固定できなかった。

 高橋由伸新監督(40)が率いる巨人がオープン戦から好調だ。ここまで7戦6勝1敗。好調理由のひとつが、全試合でチームの4番に座っている新外国人の左バッター、ギャレット・ジョーンズ(34)の存在だ。1日の日ハム戦では、一回無死一、二塁から先制3ランを放つなど、7試合の成績は20打数8安打、1本塁打、5打点で打率4割。真っ向勝負された日ハムの大谷翔平(21)には、2打席連続三振を喫したが、三振もこの2つだけ。昨季の三振率は、24パーセントくらいあったが、一発屋にありがちな、三振かホームランかのタイプではない。

 昨季、ヤクルトに優勝を持っていかれた巨人の最大のウイークポイントが打線で、固定できない4番問題にあった。表のように阿部慎之助(36)が53試合、坂本勇人(27)が48試合、亀井善行(33)が17試合、長野久義(31)が11試合、大田泰示(25)が10試合、アンダーソン(33)が2試合、村田修一(35)、中井大介(26)までが1試合ずつ任されるなど、実に8人が入れ替わった。

 高橋監督も「去年は4番が稼動しなかった。ピッチャーは心配はしていないが、課題は打つ方をどうするか。1試合、4打点を目標に掲げているが、それを達成するために間違いなくキーポイントになるのが、4番」と、4番を誰にするかが、今季の優勝のカギを握ると断言する。昨季は、1試合平均得点が「3.41」だったが、「1、2点打線」と揶揄された。4番が稼動すれば打線が点から線へとつながり、4点打線も可能になってくるだろう。

 では、4番は、ギャレットで決まりなのか。

 4番問題についてキャンプ期間中に高橋監督から話を聞いたが、「4番はギャレット、阿部、長野の3人がベースになるだろう。ギャレットはメジャー通算で122発の実績があるが、左投手に弱いデータが出ている。長野は、長打があるし足も使える。キャンプでは躍動感を感じた。阿部は、今季キャッチャーでということもあって調整は任せているが、(4番としての)実績はある」と語っていた。

 このオープン戦の流れからギャレットが4番に固定できることになれば、シーズンを通じた調子や、対左投手との相性を見ながら、阿部、長野をうまく入れ替えするところまでで収まりそうだ。一定の芯は作れる。
   
 元千葉ロッテで評論家の里崎智也氏も、「4番は誰でもいいでしょうが、大事なのは並び。キャッチャーからすれば、次が嫌だからこいつで勝負しなきゃいけないと考えるのと、次は楽だからファアボールになっていいので厳しく攻めようと考えるのでは、大きく違う。常に前者のようなプレッシャーをバッテリーに与える並びを組めるか、どうかでしょう」と言う。
 その意味では、ギャレットが結果を出して4番に入れば、阿部、長野を6番、7番で使えるメリットが生まれてきてバッテリーに「次が怖い」とプレッシャーを与えることになる。

 しかし、ギャレットのオープン戦7試合の内容を信用していいのか? ギャレットの4番で大丈夫なのか? という根本の議論も残っている。シート打撃では、変則左腕の公文克彦からアーチを放ったが、アメリカでの対左投手の打率は.194と低く、他球団の外国人担当からは「あれだけ左に弱いと、右投手先発のときしか使えないでしょう」という声まである。

 前述の里崎氏は、「外国人についてオープン戦で使えるかどうかの結論を出すのは非常に難しい。さっぱり打てなくても本番で対応できる外国人もいるし、その逆もいる。ただ得てして、日本語を覚えようとするような頭のいい外国人は対応して成功する傾向にはある。ギャレットも、頭を使って考えている部分は見えますよね」と見ている。

 里崎氏が指摘するのは、大谷翔平が「力でどれだけ押せるか試した」と全力投球で勝負してきた2日の日ハム戦。ギャレットは、最初の打席はフォークで三振に倒れたが、第二打席では、160キロ、大谷の最速タイとなる162キロのストレートで、ポンポンと追い込まれてから、続く3球目のフォークにバットが止まったのだ。結局、フォークの連投で三振したが、里崎氏は、「普通なら手を出してもおかしくないフォークを簡単に見逃した。タイミングが合わなかっただけかもしれないが、頭を使っているなあというのが見てとれた」と気に留めた。

「左に弱いという来日前の評価だったが、左からも打っているし、とりわけ苦手感はまだ見えない。バッターボックスからかなり離れて立っていて、バッテリーの配球のヒントにはなるが、ダイエー時代に3年連続で3割、20本以上を打ったペドロ・バルデスなんかも、そういうスタイルで結果を出しているから。それが欠点とは言えない。すべては本番での結果次第ですよ」

 現在、キャッチャーに再転向する阿部が2軍調整中で、オープン戦でもDH出場だけで、まだマスクをかぶることができていない。調整がうまく運べばいいが、遅れれば4番は、ギャレットか長野かの選択肢しかなくなってくる。その意味でも、4番・ギャレットへの期待感は高く、今季の高橋巨人の命運を握る存在であるのかもしれない。

(文責・駒沢悟/スポーツライター)




ニュース、

1. 車ごと崖下に転落 3日ぶりに発見…救助
日本テレビ系(NNN) 3月4日(金)19時45分配信

 今月1日夜から行方不明になっていた熊本県の23歳の女性が、車ごと崖下に転落しているのが3日ぶりに見つかり、4日午後、救助された。女性は意識があるという。

 警察によると、阿蘇郡小国町に住む会社員・藤井沙織さんが今月1日午後11時半ごろ、大分県九重町の勤務先を車で退社した後、行方が分からなくなっていた。翌日、藤井さんが出勤せず、連絡も取れなかったことから、勤務先の上司が警察に捜索願を出していた。

 警察と消防などが約100人態勢で捜索し、4日午後4時前、小国町の道路脇の崖下約10メートルの場所で転落していた女性の軽自動車を発見した。藤井さんは午後5時40分頃救助され、意識はあるという。

 現場近くの観測点では2日は氷点下5度、3日は氷点下4.1度の最低気温を観測していた。

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2. 米国務省「辺野古への移設が唯一の解決策」
日本テレビ系(NNN) 3月5日(土)8時35分配信

 アメリカ軍普天間基地の移設をめぐり、国と沖縄県で争われている裁判で和解が成立したことを受け、アメリカ国務省のカービー報道官は4日、「日本政府が、慎重に検討した結果、和解の決定をしたと理解している」とした上で、普天間基地の名護市辺野古への移設が唯一の解決策だという考えを改めて強調した。

 カービー報道官「(辺野古への移設が)運営・政治・財政面などの懸念に応え、前方展開する海兵隊の準備態勢を整え、普天間の使用継続を避ける唯一の方法だ」

 さらにカービー報道官は、「日本側とすぐにさらなる協議を行うことを楽しみにしている」と述べ、移設が計画通り進むことに期待感を示した。

 一方、国防総省は、「今回の和解が与える影響を見極めている」とコメントしている。

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3. 新5カ年成長、6.5%以上に=国防予算7.6%伸び―全人代が開幕・中国
時事通信 3月5日(土)9時11分配信

 【北京時事】中国の第12期全国人民代表大会(全人代=国会に相当)第4回会議が5日、北京の人民大会堂で開幕した。
 李克強首相が冒頭読み上げる政府活動報告で、2016~20年の中期的な経済社会政策を盛り込んだ「第13次5カ年計画」期間中の経済成長率の目標は年平均6.5%以上と明記された。中国経済の減速の中で構造改革を急ぐ習近平指導部は、前5カ年計画の7%目標から引き下げた。
 一方、16年の国防予算は前年実績比7.6%増の9543億5400万元(約16兆7000億円)になった。中国の国防費は1989年以来、10年を除き2桁の伸びを記録したが、16年は経済減速に合わせ、6年ぶりに1桁の伸びに抑えた。ただ日本の防衛予算の3倍以上の規模だ。
 李首相は政府活動報告で16年の経済成長率について「6.5~7%」と幅を持たせた目標を設定した。「7%前後」に設定した15年の成長率が6.9%と、25年ぶりに低い伸びになる中、中国政府は鉄鋼、石炭など国有企業の過剰な生産設備を解消するための構造改革を展開。しかし痛みを伴う抜本改革で大量の失業者が発生し、社会不安に陥る懸念も強く、李首相がどういう処方箋を示すか注目される。 
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4. 米空母打撃群、南シナ海に展開 周囲に中国艦船
CNN.co.jp 3月5日(土)13時28分配信

(CNN) 米海軍は5日までに、空母打撃群を南シナ海に展開したことを明らかにした。中国海軍はこの動きを注視しているとみられる。

米第7艦隊は4日、声明を発表。ニミッツ級空母「ジョン・ステニス」や誘導ミサイル駆逐艦「チャン・フー」「ストックデール」のほか、誘導ミサイル巡洋艦「モービルベイ」、補給艦「レーニア」が1日から南シナ海東部に展開していると明かした。

また、中国海軍の艦船も「近距離」に展開しているとしている。

空母ステニスのグレッグ・ハフマン艦長は、空母打撃群の近くで中国の活動が増えていることを指摘。「中国の艦船が周囲にいる。私の過去の経験ではあまり目にしなかった」と述べた。ハフマン氏は2007年にも南シナ海に配置されていた。

米海軍は南シナ海への空母打撃群の展開について、通常の派遣だとしている。

1月には、米イージス駆逐艦「カーティス・ウィルバー」が南シナ海を航行。中国、台湾、ベトナムが領有権を争う西沙(パラセル)諸島のトリトン島から12カイリ以内を航行した。米国防総省はこれについて、「米国や他国の権利と自由を制限する行き過ぎた海洋権益の主張」に対抗する狙いだとしていた。

一方、中国の全国人民代表会議(全人代、国会に相当)の傅瑩報道官は4日、南シナ海の「軍事化」を激化させているのは中国政府ではなく米国政府だと指摘した。
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5. 安倍首相 「全力で応援していく」東日本大震災5年で福島視察

 安倍晋三首相は5日午前、11日で東日本大震災から5年となるのを前に、復興状況を確認するため福島県を訪問した。首相は福島市内の「復興牧場フェリスラテ」を視察し、酪農家との懇談で「皆さんが成功していくことが東北の未来につながる。全力で応援していきたい」と激励した。

 復興牧場フェリスラテは、東京電力福島第1原発事故で避難を強いられた酪農家への支援策として整備された東北最大級の共同利用牧場で、昨年12月に生乳の本格出荷を開始した。牛乳やヨーグルトを口にした首相は「おいしいです」と笑顔を見せた。

 首相はその後、沿岸部に移動し、今春に営業再開が予定されるJR常磐線小高駅(南相馬市)を視察。午後には広野町のレストランや楢葉町の部品工場なども訪問する。

 首相の被災地訪問は2月の宮城県以来で、今年2回目。震災復興に政府が全力を挙げている姿勢をアピールする狙いがある

6. インド株は年10%以上の伸びを期待

政府活動報告を行う李克強首相(5日午前、北京の人民大会堂で)=田村充撮影

成長率目標6.5%超に 中国5カ年計画

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チャイナ・アズ・ナンバーワンともてはやされたのも今は昔、凋落する中国を尻目にに熱視線を浴びているのがインドである。世界経済が失速するなかで、例外的に景気の拡大が続いているインド。ここではまず、インド経済の基本的な背景を解説し、続いて人口動態などを踏まえた長期見通しについて考察したい。

■インド経済の高成長を支える3つの柱

IMF(国際通貨基金)によると、2015年のインドの成長率は7.3%となり、中国を抜いて世界一の成長率を達成した。2016年も7.5%と、世界経済が減速するなかで例外的に成長を加速させると予想されている。この好調なインド経済の背景には、「モディノミクス」と称される経済改革、中央銀行に対する高い信頼感、原油安の3つの柱がある。

まず1番目の柱となるのが、モディノミクスだ。2014年5月に発足したモディ政権は、「メイク・イン・インディア(インドでものづくりを)」をスローガンに掲げ、製造業の拡大を目指して外資の導入、インフラの整備、税制の簡素化などを推進し、外国企業による積極的な投資を呼び込むことに成功した。

主な例では、2015年3月に米自動車大手フォードの新工場が稼働を開始し、生産能力を倍増させたのに続き、7月にはライバルのGM(ゼネラルモーターズ)が新規に10億ドルの設備投資を決定した。2013年から2014年にかけてやや停滞していたインドの自動車販売も2015年には急回復している。また、シャープの買収で注目を集めている鴻海(ホンハイ)も昨年8月に50億ドルの投資を決定、人件費が高騰する中国からインドへと生産拠点をシフトした。

また、2番目の柱として見逃せないのが中央銀行に対する高い信頼感である。2013年9月にRBI(インド準備銀行、中央銀行)総裁に就任したラジャン総裁は、成長の妨げとなっていた高いインフレ率を押し下げ、物価の安定を取り戻すことに成功した。ラジャン総裁の手腕は高い評価を得ており、インド経済の成長を強力に後押ししている。ちなみに、シカゴ大学の教授でもある同総裁は、IMFのチーフ・エコノミストであった2005年当時の論文で、その後の金融危機をほぼ正確に予言したことで名を馳せた。同総裁のスピード感あふれるリーダーシップにより、10%を超えていたインフレ率が、目標となる6%以下へと低下し、家計の実質的な購買力が上昇したことが個人消費の拡大をもたらしている。

3番目の柱が原油安である。インドは世界第4位の原油の輸入大国であり、輸入依存度も高いことから、原油価格の下落が追い風となった。インドでは、原油価格の高騰が燃料補助金の急増による財政収支の悪化と輸入増加による貿易赤字の拡大をもたらしたほか、輸入物価の上昇がインフレ率も押し上げ、「双子の赤字」と高インフレの3重苦を招いていたが、原油価格の急落で双子の赤字が大きく改善し、インフレの抑制にもつながった。

■人口動態と所得水準から長期見通しも安泰

長期的な視点に立つと、インドの魅力はその人口動態にある。国連の推計では、6年後の2022年には中国を抜いて総人口が世界一となるが、総人口がピークを迎えるのは2068年とまだ50年以上も先の話しとなる。

また、経済成長をみる上でより重要とされる従属人口指数の見通しも明るい。従属人口指数とは、年少人口と老齢人口を足した数を働き手を意味する生産年齢人口で割った値となる。指数が低下している局面では人口動態が経済にプラスに働くことから人口ボーナス期、逆に指数が上昇する局面では負担が増えて経済にマイナスとなることから人口オーナス(負担)期と呼ばれている。

少子高齢化が進むと、それまで低下していた指数が上昇に転じることになるが、日本の従属人口指数がボトムをつけたのが1992年、米国が2008年、中国が2011年となっており、おおむねこの年を境に成長がそれ以前に比べて鈍化していることがわかる。一方、インドの従属人口指数がボトムとなるのは2040年頃で、まだ20年以上も人口ボーナスを享受できるのだ。

■所得の伸びしろも大きく上昇余地を残す

新興国の長期的な成長を考えるときには、「中所得国の罠」にも注意する必要がある。中所得国の罠とは、新興国が中程度の所得を得るまで発展した後、それまでの成長パターンを転換できず、構造改革の遅れから成長率が低下し、長期にわたって停滞することを指す。

この罠の目安は一人当たりGDPが1万ドル前後とされている。中国の一人当たりGDPは既に8000ドルを超えており、2018年頃には1万ドルに到達する見通しで、中国はまさにこの罠にはまった可能性がある。これまで、低所得国から中所得国へと発展した国は多いが、その後も成長を維持して高所得国の仲間入りができた国は少なく、メキシコやブラジル、タイ、マレーシアなど中南米や東南アジアで多くの国がこの罠に陥っている。

その点、インドの一人当たりGDPはまだ2000ドル以下であることから、他の新興国にくらべて伸びしろが大きく、所得面での成長の壁が懸念されるまでには、まだまだ上昇余地が大きく残されている。

■向こう5年間の株価の上昇率は年平均10%超えも

インドの代表的な株価指数であるSENSEX指数の年初来騰落率は2月25日現在で12.0%下落と世界的な株価の急落とおおむね歩調を合わせている。また、2015年の騰落率も5.0%下落とさえない数字となっているが、新興国のなかでは下げ幅は小さく、2014年に29.9%と驚異的な伸びを達成していたことを考慮すれば、調整の範囲内といえるだろう。

RBIは2015年中に利下げを4回実施しているが、2016年も金融緩和を継続すると表明しており、追加利下げは既定路線となる。利下げにより、企業の借入れコストが低下して企業収益が改善することで株価の持ち直しが期待されている。また、個人もローン金利の低下で消費を増やすとみられており、景気は予想以上に上振れるとの期待もある。今年の成長率は8.0%を超えるとの見方も出ているほどだ。

IMFによると、今後5年間のインド経済成長率は7%台半ばから後半の伸びが予想されている。過去10年の株価は年平均で10.8%上昇しており、この間の成長率は年平均で7.5%だ。過去の成長率と株価の関係は、7%台の成長を維持した場合、株価は10%以上上昇することを示唆している。こうした経験則からすると、向こう5年間での株価の上昇率は年平均で2ケタ台の高い伸びも期待できそうだ。(ZUUonline編集部)

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

7.
“新御三家”は今年ともに60歳、芸能生活45年 「第二の人生」について語りあう〈還暦鼎談「郷ひろみ×西城秀樹×野口五郎」(1)〉

デイリー新潮 3月5日(土)4時0分配信