孤島の迷宮

日本国の自由と繁栄を願うブログ

朝生を見て

2015-09-26 17:16:31 | 政治
SEALDsが出るという事で彼等の言い分を聞いてみた。

彼等は現政府が正規の手続きを踏んでないと盛んに主張していたが、そもそも論として
今の現憲法こそ国民投票を行ってない勝手に作られた憲法だという事を
彼等は理解していないのか?そこのところをまったく話さないで一方的に
現政府の憲法解釈変更だけをおかしいと言っているところに僕は
非常に違和感を感じた。

そこを間接的に小林氏や三浦氏がおかしいと親切に指摘しているのに
全然理解しようとしてません。

この時点で彼等はそもそもの議論が出来ないという事を証明してしまいました。

あと潮さんが指摘していたが自衛隊は盾で矛は米軍にお願いする立場というところに
ついて安保反対派はまともに反論できてませんでしたね。(小林氏は重武装中立論者なので除外)
これは逆にいえばこっちから仕掛ける事が出来ないという事です。

小林氏も指摘してたが報復(反撃)が出来ないという事は恐ろしい体制だという事です。
だってアメリカが何もやってくれなければ、日本がかなりの被害を受けても何もできないという
事ですからね。だって日本には”盾”しかありませんから。

という事は個別的自衛権も最小限しか使えないという事を意味します。中国や
北朝鮮は馬鹿正直に大艦隊を引き連れてやってはきません。必ず航空機や潜水艦、
ミサイルを使って領域外から攻撃してきます。それに対する備えは憲法の制約で
必ずしも完璧ではありません。

こういう議論をなぜか民主党などの反対野党はやりません。
結局この議論をすると集団的自衛権を認めてしまう可能性があるので、
そうなると民主党は意見対立が発生して党が維新みたいに空中分解してしまうのです。
一方で自民党もはっきり今の憲法はおかしいと言ってしまうと、連立相手の公明党が
離れてしまうのでこちらも言葉を濁した議論をしてしまいます。

朝生はいつもプロレスみたいな議論だし田原氏や小林氏はあんまり好きな人物ではないが
今日の朝生は本質的な部分を少し議論してて非常に面白かった。

あと珍しく田原氏と意見が一致した。なぜすぐに自民党は憲法改正をしなかったのか?
これがこの問題のすべてだ。