集団的自衛権はよく他国防衛権だと言ってる人がいるがそれは間違いである。
もちろん他国を助ける為に軍隊を出す事もある。だが見返りに自国が攻められた時には
他国が救援として駆けつけてくれるのだ。これが集団的自衛権の本質である。
それは多ければ多いほど強ければ強いほど、抑止力になる。
ヨーロッパで再び大戦争が起きないのは単にフランスとドイツが和解したからというだけではない。
NATO(北大西洋条約機構)の存在があるからだ。
NATOは集団的自衛権が義務化されているので、どこかの国がNATO加盟国を攻撃すれば当然、
加盟国全軍で侵攻した国は叩かれる。
このNATOのボスは超大国アメリカなので当然、加盟国同士でも戦争を起こす事も
出来ないのである。戦争を起こせばアメリカを中心とした連合軍にボコボコにされるのだ。
これが抑止力というものである。
第二次大戦後ヨーロッパでの紛争や戦争はほとんどNATOに加盟していない東ヨーロッパ諸国
でおきているという事を考えればいかに有効かわかると思う。
今、ロシアがウクライナにあれだけの軍事介入をするのも最終的にウクライナがEUだけでなく
NATOに加盟をするのを阻止したいからだろう。もしウクライナがNATOに加盟をすればモスクワ
に限りなく近いところに米国を中心としたNATO軍がやってくるのでそれだけは絶対に阻止した
いとプーチンは考えている筈だ。ウクライナ問題は単なる民族問題だけではないと思う。
もしウクライナのNATO加盟を許したらロシアの大国としての地位は一気に低下してしまうだろう。
当然、周辺国への影響力も低下する筈だ。米軍がウクライナ領内で陸海空全軍で監視していれば
ロシアは絶対に身動きが取れない。今までのようなウクライナやグルジア(現:ジョージア)へ
の政治、軍事介入は不可能だろう。散々ロシアに引っ掻き回されていたコーカサス地方も
例外じゃない。
ロシアが弱体化すれば今までロシア政府によって抑圧されてきたいろんな勢力が一気に
武装蜂起をする可能性もある。最悪ソ連邦が崩壊した時のように今の国土がさらに分割される
可能性も排除できない。それくらい大きな問題だと思う。
ロシアは日本の隣国であり決して無視してよい国ではないのである。だからこそ日本はアメリカ
と同盟を結んだのではないか?
正直いって今の日本列島があるのも自衛隊とアメリカのおかげでもある。外国軍に助けてもらう
のはたしかに情けない事ではあるけど共産主義勢力の脅威の現実を考えたらそれもしょうがない
選択肢だったのである。
それくらい昔のソ連は脅威だったのだ。今はそれが中国に変わったという話だ。
もちろんロシア軍の脅威も昔程ではないにせよ存在するのである。
日本軍も米軍もなく憲法9条だけしかなかったら日本列島はすべてソ連領になってたかも
しれない。たとえ憲法改正をして日本軍だけあってもソ連の侵攻を食い止めるだけの力があった
のだろうか?まぁフィンランドのようにソ連の言いなりになるという選択肢もあっただろうが、
その一方で軍事国家になってた可能性もあり逆に経済は三流のままだった可能性もあるので
これは正直何ともいえない話である。
結局のところ中立政策というのは一歩間違えれば侵略を招きかねない政策でもある。
ただしアメリカだけに依存してしまうと今の日本が抱える自衛権の問題や基地問題、不平等な
安保体制など様々な問題を抱える事になる。
そこを今一度考える時がきたのである。
もちろん他国を助ける為に軍隊を出す事もある。だが見返りに自国が攻められた時には
他国が救援として駆けつけてくれるのだ。これが集団的自衛権の本質である。
それは多ければ多いほど強ければ強いほど、抑止力になる。
ヨーロッパで再び大戦争が起きないのは単にフランスとドイツが和解したからというだけではない。
NATO(北大西洋条約機構)の存在があるからだ。
NATOは集団的自衛権が義務化されているので、どこかの国がNATO加盟国を攻撃すれば当然、
加盟国全軍で侵攻した国は叩かれる。
このNATOのボスは超大国アメリカなので当然、加盟国同士でも戦争を起こす事も
出来ないのである。戦争を起こせばアメリカを中心とした連合軍にボコボコにされるのだ。
これが抑止力というものである。
第二次大戦後ヨーロッパでの紛争や戦争はほとんどNATOに加盟していない東ヨーロッパ諸国
でおきているという事を考えればいかに有効かわかると思う。
今、ロシアがウクライナにあれだけの軍事介入をするのも最終的にウクライナがEUだけでなく
NATOに加盟をするのを阻止したいからだろう。もしウクライナがNATOに加盟をすればモスクワ
に限りなく近いところに米国を中心としたNATO軍がやってくるのでそれだけは絶対に阻止した
いとプーチンは考えている筈だ。ウクライナ問題は単なる民族問題だけではないと思う。
もしウクライナのNATO加盟を許したらロシアの大国としての地位は一気に低下してしまうだろう。
当然、周辺国への影響力も低下する筈だ。米軍がウクライナ領内で陸海空全軍で監視していれば
ロシアは絶対に身動きが取れない。今までのようなウクライナやグルジア(現:ジョージア)へ
の政治、軍事介入は不可能だろう。散々ロシアに引っ掻き回されていたコーカサス地方も
例外じゃない。
ロシアが弱体化すれば今までロシア政府によって抑圧されてきたいろんな勢力が一気に
武装蜂起をする可能性もある。最悪ソ連邦が崩壊した時のように今の国土がさらに分割される
可能性も排除できない。それくらい大きな問題だと思う。
ロシアは日本の隣国であり決して無視してよい国ではないのである。だからこそ日本はアメリカ
と同盟を結んだのではないか?
正直いって今の日本列島があるのも自衛隊とアメリカのおかげでもある。外国軍に助けてもらう
のはたしかに情けない事ではあるけど共産主義勢力の脅威の現実を考えたらそれもしょうがない
選択肢だったのである。
それくらい昔のソ連は脅威だったのだ。今はそれが中国に変わったという話だ。
もちろんロシア軍の脅威も昔程ではないにせよ存在するのである。
日本軍も米軍もなく憲法9条だけしかなかったら日本列島はすべてソ連領になってたかも
しれない。たとえ憲法改正をして日本軍だけあってもソ連の侵攻を食い止めるだけの力があった
のだろうか?まぁフィンランドのようにソ連の言いなりになるという選択肢もあっただろうが、
その一方で軍事国家になってた可能性もあり逆に経済は三流のままだった可能性もあるので
これは正直何ともいえない話である。
結局のところ中立政策というのは一歩間違えれば侵略を招きかねない政策でもある。
ただしアメリカだけに依存してしまうと今の日本が抱える自衛権の問題や基地問題、不平等な
安保体制など様々な問題を抱える事になる。
そこを今一度考える時がきたのである。