2013参院選 民主党マニフェスト要旨(産経新聞) - goo ニュース
2回目は民主党。
まず経済の方では起業・創業・育成の支援体制強化をマニフェストに
盛り込んだのは評価したい。しかし民主党は政権党の時代はかなり研究予算を
削ってた過去があるから信用ができない。あとデフレ脱却よりも
庶民の暮らしの方を優先させるのは結構だ。しかし日本経済の根本的な解決には
ならずこれではまた失速する可能性が極めて高い。
それと社会保障の方だがこれだけを見ると自公政権よりも内容は充実している。
それは間違いない。だが問題の財源の課題が残るし税収の確保も怪しい。
実際に政権党の時代は税収が減っているのにもかかわらず逆に予算案だけは
膨れ上がってしまった経緯がある。その結果、自民党政権以上のハイペースな
借金体質となってしまったのである。これではとてもじゃないが政権を預ける
のにはためらいがある。最低保障年金も今の税収ではとてもじゃないが確保
するのは難しい。
次に憲法だがこちらは憲法の何をかえるのかが明確化していない。
これでは何のためにかえるのかがわからない。いったい何を恐れているのでしょう
か?
最後に外交安全保障だがこちらも特に目新しいところはない。安倍政権の
自由と繁栄の弧による
価値観外交に比べると相当目劣りする。彼等のいってた東アジア共同体は
どこにいったのでしょうかね?まずこの検証から始めるべきではないか?
アジアでの共生実現にしても相変わらず抽象的な文言ばかりで具体性が欠けている。
日米同盟はただ深化するだけなら誰でもできるでしょ?
もう少し具体的な構想を練るべきではないか?
民主党のマニフェストを総括すると、これでは政権奪還への道は遠のいたといっても
過言ではない。せめて社会保障では具体的な改革と財源の確保の為の
増税をあえて明記すべきではなかったか?外交安全保障にしても経済政策にしても
あまりにも国民受けというよりも現実逃避に見えてこれでは参院選を戦えないなと
感じました。やはり今の執行部ではこれが限界のようです。
もう少し勇気を振り絞って国民に対して正直に予算削減やら増税を訴えるべきだろう。
そうじゃないと本当にこの国の経済や財政がもたなくなるぞ。
憲法改正の方だって集団的自衛権をあえて盛り込むべきだった。
それさえあればもっと支持する人も出てくるのでしょうけど…。