維新、「保守」綱領決定 初の党大会 参院選候補33人を発表(産経新聞) - goo ニュース
夏の参議院議員選挙後、おそらく急速に支持を落としている民主党にかわって
日本維新の会やみんなの党が議席をさらに伸ばしてこの勢力が野党の第一勢力
として発言力を増す事は今の情勢からいって間違いはないだろうと思う。
だが両党ともまだ新しい政党故にそれほど有力な議員がいるわけではない。
まずみんなの党は結成して随分たつといっても聞こえるのは党首のアジェンダ発言w
ばかりで先進性はあるものの大都市受けがいい政策ばかりで外交安全保障や福祉の面で
あまり良い話は聞かない。
さらにいえば右左の考えが逆な元自民、元民主の国会議員が何人か所属しているので
最近はまったくわけのわからない
政党になりつつある。(某元自民の方のブログを拝見するに)
維新ばかり槍玉にあがるがみんなの党も同じ考えの人がいるわけではない。
行政改革の方向性が定まってるだけで他は全然違うのだ。
そうなると一歩間違えれば民主党と同じ道を歩きかねない。
一方で維新の会は衆議院で多くの議席をもちそれにともなって
あんまりよろしくない新人議員も増えた。さらにいえば政策面でも違いがある議員が
多くいるので、維新も順風満帆な感じではない。
ただこの党の代表である橋下氏、石原氏はかなり党内では発言力が強い上に
どちらも柔軟性がある。なので野党でも与党でもわりと建設的な
対応ができて尚且つ改革については積極的な対応ができる感じを受ける。
たちあがれの議員を維新にいれたのはまさに橋下氏の柔軟な対応があっての事で
これは何でも反対のみんなの党や社民党みたいなものとは違う感じを受けますね。
僕は前にも書いたが橋下氏については基本的に無茶なところがあって
賛成できないところもあるが政治家としての勘や柔軟性は評価している。
特にベテランの保守政治家を入党させた事は維新の会にとっては
政治家を育てる上で非常にプラスに働く事であろう。政治は内政だけではない。
すべてにおいて対応ができる政党でないと政権はとても任せられないからだ。
この辺がみんなの党の渡辺代表との違いだろうと思う。
おそらく今後もいろいろな問題がおこるだろうが
維新の会には焦らずに着実に実力をつけるべきだと思う。
そうなれば日本の政治は決められない政治から脱却できると思う。