週刊 新大土壌研

新潟大学農学部農学科 土壌学研究室の活動日記です 『週刊』を名乗っていますが、不定期に更新していきます

エーゲ海の都市イズミールから

2010-07-23 | MN
この写真はエーゲ大学土壌学科圃場の写真です。土壌学科教員が31名、女性が11名でした。学科長のDilek先生は女性でした。奥に見えるのはオリーブの木です。オリーブの木は一度植林すると伐採禁止とのことです。
2枚目の写真はRapunzel村の有機農業です。1986年から会社が販売と指導を行っています。
約900haの農地が有機農業です。タバコ、ブドウ、トウモロコシ、小は麦、オリーブ、ごま等40種類が栽培されています。
3枚目はこの村の農民です。インタビューをしました。すべての農民は携帯電話で情報が入り、インターネットも90%以上の農家にあり、農業に利用しているとのことでした。
堆肥は前述した作物残渣と牛フンを利用して、2t/1haです。
イタリアの有機農業の村と定期的に交流していると話していました。
後継者問題は日本と同じように深刻で村から30名がとかに出たと話していました。
収入は週1500から7000USドルとのことです。