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神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.512 藤岡市史 補遺1

2025-07-08 00:06:05 | 閑話
(1)No.510、No.511で『藤岡市史 通史編 近世 近代・現代』から少し取り上げました。久しぶりに開けてみて、いろいろ思い出すことがありました。

(2)一つは、幕末に大澤家が没落した理由です。
 前回書いたように、大澤家は血統が絶えます。血統が絶えるということそのものは珍しいことではありませんが、そこへ曽祖父になる新井近四郎が養子に入って、さらに山崎家から嫁をとり、大澤の家督を継ぎました。ですから、大澤家の没落はその前の出来事です。
 そこで没落した理由ですが、叔母から聴いたのは、幕末にますます都市生活者化した旗本から借用金を求められ、これに応じたところ、結局、貸し倒れとなり、つまり踏み倒され、それが原因で没落したということです。
 この真偽のほどは不明ですが、上記の『藤岡市史』85~88㌻に当時の旗本御用金に関係する記事が出ています。これによるとあながちウソではないようです。 

(3)叔母は、もう一つ没落した理由を話していました。
 その前に、上記の『市史』の口絵に次の2枚の写真が出ています。
 これは、どちらも笛木町(現1~4丁目)のうちの3丁目付近の写真です。
そして、中央に藏が見えます。藏は改築されたとみえ少し形が変わっていますが、これに注目すると、上は北から南に向かって撮ったもの、下は南から北に向撮ったものと分かります。
 この写真に見える蔵の南が高井商店、北が大澤だったように思います。とくに下の写真を見るとその印象が強いです。
 そこで、叔母から聞いた話ですが、笛木町のかなりの土地は大澤の所有だった、しかし、ある時火事を出した。それで、土地をもって弁済した・・・。
 この件は、『市史』にはないようですし、真偽のほどはわかりません。ともかく、この辺りが父が育った大澤の出所です。

    

(4)上記『藤岡市史』にはまだ紹介したいことがありますが、続きは次回にとして、きょうのところはここまでにします。

    

(5)ところで、『藤岡市史』に興味ないという人でも、次の写真はどうでしょうか。
 下に説明がありますが、次の2点が記されています。
 一つは、文久2年の条約締結特使の中に「緑埜〔みどの〕」出身の「斎藤大之進」(中央の頭巾をかぶっている人)がいたこと。
 もう一つは、一緒に写っているほかの3人です。左から、杉孫七郎・福地源一郎〔桜痴〕・寺島宗則です。
 初めて見たときは、こういう錚々たる面々の肖像を『藤岡市史』で見るとは思ってもみなかったことでしたから、本当に驚きでした。しかも、まだずいぶん若い・・・。
 

 今日はここで。 
 
        
    愉快、愉快! このムシ、体操してます・・・。    

1.選挙の動向をNHKほかマスコミ各社が追っています。
 それによると、どうも自公で過半数は難しい。かといって、これに代わって政権運営を期待できるほどの野党勢力の結集の見込みはいまひとつ。
 その一方で、維新・国民などの自公の側に付きそうな野党、外国人敵視や極右的な野党、などの伸びが言われています。

2.すでに期日前投票を済ませたという向きもあるようですが、事態の推移を見守っている人も多いでしょう。
 ここは、これまでの自民党的な政治や意識を変えて、憲法の平和主義を守り、核も軍事も拒否する人、財政資金を、福祉・教育・子育て・防災・科学研究などに振り向けることを考えられる人を一人でも多く選出できるように頑張りたい。

3.隠れ無所属とか、自公と対立しているような振りだけ見せておいて、結局は手を組む、ツッカイボウをする・裏切る、そういう人を一人でも落としたい。

4.きょう、暑かったけど、運動のために、多摩川までちょっと足を延ばしました。八高線の鉄橋の川下、昭島クジラが発見されたあたりです。
 そしたら、びっくり。
 昨日の日曜日に、ここに来た人に違いありません。
 
 ある人たちは、宴会後の食べ散らかしをそのままにして帰ったようです。
 辺りには、トングや出刃包丁?までが放置されて・・・。
 
 さらに、花火を楽しんだ人もいたようです。
 花火の燃え残りはそのまま散乱、
 花火の包装紙やビニール袋はそのまま、
 買ってきて、楽しんで、そのまま帰ったようです。

5.トランプ・プーチン・ネタニヤフのせいだとは言いませんが、ここのところ、多摩川だけでなく、街中でもごみの放置やたばこのポイ捨てがだいぶ目に付くようになりました。
 多分、人心が荒れてきている証拠だと思います。
 これが選挙結果にも表れてくるのではないかと心配です。
 何とか締まった結果になるように私も頑張りたい・・・。

 君よ、憤怒の川を渡れ!
 
    
コメント
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