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神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.475 山は晴れ、テレビは雲霧、いざ行かん!

2025-05-09 23:45:49 | あそび
(1)4月はずっと時代劇チャンネルで「雲霧仁左衛門」を見てきました。
 この作品自体は2017年頃に上映されていたようですが、私が知ったのはまだつい最近です。

(2)ある日の夕方5時頃、偶然、時代劇チャンネルに切り替えると、中井貴一主演の作品ということでしたから、カミさんとぼんやり見ていたところ、テンポがよく、なんとなくウソっぽいけど痛快なところがあるので、そのまま最後まで見ました。すると、翌日につづくことがわかり、めずらしく「よし見よう」と意気投合しました。
  
(3)ふだん、午後は、作業をするにしても、雑用をこなすにしても、散歩に出るにしても、たいがい5時には戻ってます。ということで、平日の午後5時から「雲霧仁左衛門」を見ることが習慣になりました。ところが、2024年にファイナル版ができていたとのことで、それが上映されると終わってしまいました。

(4)ところが、なんと山崎努主演の「雲切仁左衛門」が中井版よりも前にあって、それが引き続き同じ時間帯に放送されることがわかりましたから、「それでは」と見ることにしました。
 見たところ、山崎版の方はより古風なところのある時代劇作品で、しかし、これはこれで、カミさんともどもはまってしまいました。大筋は同じでも、作りが違い、その比較もけっこう楽しめることがわかったのです。

(5)そんなことを思いながら、これは1日の作業の後の休息・娯楽としては都合がいいと思っていたところ、カミさんが、テレビ番組を検索しているうちに、朝7時から中井貴一主演版を再放送?していることを見つけました。これには悩みました。

(6)というのは、目下の私の生活は夜型です。これを、山行・現地踏査・資料収集などの時には朝型に切り替えるわけです。
 生活を朝方から夜型に変えるには、作業をやっていればいくらでも起きていられますから、ほとんど苦労ということはありません。むしろ1日の時間が長くなって「儲かった」という気分の時もあります。しかし、夜型を朝方に変えるには、時差ボケと寝不足を覚悟しなければならず、まあ、死ぬ思いです。

(7)結局、4月末までの一時期は、朝7時からと夕5時からとの2回「雲霧仁左衛門」を見て両作を楽しみ、山崎版が終了して以降、きのう(8日)までは朝型兼夜型の生活を続けたわけです。今朝(9日)は8時まで寝てました。

(8)調べたところ、松方弘樹主演版もあるようです。これは、いまはお預けです。
 もうそろそろ鳥海山へ登る計画を具体化しないといけません。朝方にしないと・・・。
 
 そうだ・・・、
 こどもの頃、起きて上がり框の所へ行くと、竈でご飯を炊いていたおばあちゃんが、 
 「起きたかや、~のおじいさんは草刈りから帰って来たぞ・・・」
 といいながら、話しをする間もなく庭の牛小屋にエサやりに行ってしまうのでした。
 そうだ、朝もいいなあ・・・!。     
   
   
    サボテンの花

【コレクション 231 両替年代記】
 この『両替年代記」は江戸期の両替に関する稀覯本の復刻です。
 このパンフはA3判の用紙を二つ折りした4㌻仕立てになっています。しかし、下のように広げてA3判のまま外側・内側としてみた方が見やすいでしょう。
 なお、ブログの画面が小さいため、下の画像は実際の3分の2くらいに縮小になっています。
しかし、文字の読み取りには支障が内容ですから、説明は略します。

   外側


   内側


 以上です。
 きょうはここで。あすはお休みです。

   
     名のらずに行ってしまいましたが、カミキリさんの関係のようです。
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No.464 花・鳥

2025-04-24 23:40:24 | あそび
(1)肝要峠からの写真を1枚、「落穂拾い」しておきます。
 すくっと立った木々の中を下っていると、急に陽が動いて一段と明るくなりました。うれしくなって見上げると、新緑と山桜のあざやかなコラボレーションが動いてました。佇立。 
    
      〽あこがれて 佇立して見た 花ありき

(2)拝島橋を渡ったすぐ脇に藤が咲いていました。
     

 藤は恩師の宇佐美誠次郎先生が好きだった花です。
  〽車窓より 薄紫の花見えて 師の影恋し 夏は来にけり
 前にも紹介しましたが、これは、熊谷にあった立正大学法学部に財政学を教えに行っていた時に、森林公園から乗ったバスの中で読んだものです。うまいかどうかはともかく、気に入っているものです。
 それから、藤は私の故郷の藤岡市の市花でもあります。

(3)八王子市高月の辺りに着いてチョウを採っていると、ハチが寄って来て、ホバーリングしていました。小さいですが、中央にいます。
 肝要峠ではクマンバチが何匹も寄って来て、ホバーリングしながらじっと見定めていました。
     

(4)高月でチョウの写真を撮って東秋川橋まで来ると、ハナモモが咲いて待ってました。
    

(5)ハナモモの向こう、道が右に回ったところで、トリさんが何回か右左しているのが見えました。カワセミではないようです。
 枯草の穂先のようなところでじっとしていました。深く考え込んでいるようでしたから、ゆっくりと近づいて、「なにか相談ごとでもあるのかい」と声をかけているちに、思い直したようにして行ってしまいました。 
     

(6)睦橋を渡ってしばらく降ると、うぐいすが挨拶にきました。答えていると、姿を見せました。居場所がわかりますか? 中央右上のワニの口のようなところの中にいます。
     

 ウグイス君とはこうやって仲好しになるのですが、この日はもっと楽しいことがありました。
 ウグイス君と「ウグイス語」で話していると、後ろで何かの気配がしました。振り返ると、さっきまで向こうでテントを張って楽しんでいた「お母さんと娘さん」がそっと立っていて、「見えますか」と言いながら、双眼鏡を覗いていたのです。O~ my god!
 エレガントな母娘に驚きながら、わたしは、ウグイス君に会う方法は「簡単ですよ、根気と運ですよ」と伝授しました。

(7)そう話して西の空を見ると、「ワンダー降る」でした。
     
     合流点:向こう秋川、手前多摩川。3本の雲うち右は飛行機雲
       願わくば、ウクライナに、ガザに、世界に、平和あれ! 独裁者よ去れ!

 (8)夕陽に祈っているとき、突然「啓示」が現われました。
1.
     
2.
    

(9)自由に飛べ!
 〽そらのひろさを~ くものゆくへを~ しり~た~い~

     
     きょう、水遣りでこぼれた水に、突然、降りてきました。
         ボクは、昔から寄って来られるタイプで・・・。えへへ!

【コレクション 221 所得税の導入と調査委員制度】
 税は、所得に応じて累進式に課税すべきものです。すなわち、所得が大きい人は負担能力があるはずですからたくさん負担すべきです。一方、高齢や退職して収入のない人、病気や障碍があって働けない人、育児や家庭の都合で働けない人など、一般に収入のない人や少ない人には課税しないのが課税原則の要点です。
 ところが、日本では、不急不要な大型公共事業や憲法に沿わない防衛強化、憲法や財政法を順守しない財政運営の結果として財政赤字が大きくなってくると、そのツケを福祉や教育に押し付け始めました。とくに、税に関しては、1989年に消費税3%を導入し、それ以降は、それで得られた歳入を、実質的には所得税や法人税を引き下げに使っているにもかかわらず、自助・相互扶助・福祉のためとかいって5%、8%、10%とひき上げてきました。
 いま、物価高騰と選挙対策もあって、消費税の減税が現実味を帯びてきましたが、2015年の「戦争法」以降の防衛費の増大を考えると、相変わらず財政状態は深刻ですから、ちょっと経済状態がよくなれば、逆に15%に引き上げる案などが息を吹き返しかねません。削られるものもあるかもしれません。
 
 これは、出版のパンフでなく、税務大学校のパンフです。
 このパンフはA4判24㌻、A3判6枚を重ねて二つ折りしてできています。これを全部載せることもできませんし、紹介することもできませんから、所得税の歴史の分かるところだけを載せました。残余の紹介などは割愛します。
       1㌻ 


       3㌻


        8㌻


        16㌻


  以上です。
  今日はここで。

     
      多摩川の藪で
         悲しむなかれ君よ、ここに咲く!
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No.463 悩み・あそぶ 

2025-04-23 00:01:47 | あそび
 きょうは、21日に出会ったチョウを紹介しましょう。
 いちおう図鑑で名前をしらべ、いちばん似つかわしいものの名前を付けておきました。とりあえずのものと思ってください。
 たくさん撮りましたが、うまくいったのがこれだけということです。

(1)ベニシジミ
     

   

(2)コミスジ
   

           

(3)ヒョウモンチョウ
   

    これは別種かも?
   

(4)アサマシジミ
   

    
   
(5)付録1:モモブトカミキリモドキ
   

 (6)付録2:夕陽   
   
     21日17時55分頃 
       陽が没する所の山は戸倉3山か戸倉山か、ちょっと自信がありません。

【コレクション 220 衛星画像で見る日本】
 先日、時代劇チャンネルで加藤剛主演『伊能忠敬』を見る機会があり、地図を作った偉業の一端を改めて思い返しました。
 その一つが距離の測定です。伊能はもっぱら歩測(歩幅を一手に保つようにして歩いて距離を測定すること)に拠ったようすが描かれていましたが、ほかには測鎖や測棹なども用いて測量しているようでした。
 神足勝記の日記には、「量程車」という車の回転数で距離を測る用具のほか、やはり測鎖や竹製の測棹を使ったことが書かれています。
 1970年代以降はセオドライトという機器が開発されて、街角での作業で使用されているのをよく見ます。距離や範囲によっては、いろいろな手段が用いられているようです。とくに、広範囲になれば、このパンフに見るように空からとなります。

 このパンフの大きさはA4判6㌻です。A4判3枚分の横長の用紙を三つ折りしてできています。
 下には、1・4・6㌻を載せました。刊行案内・特色・構成などは6㌻に出ています。
 そのほか、2~5㌻は内容見本とコメント記事です。
      1㌻


      4㌻ 

 

 以上です。
 今日はここで。明日はお休みです。

 今日は、ぼんやりと、「なんでトランプ氏のような人がアメリカ大統領に再選されたのか」ということを考えて終りました。
 いくらかわかったのは、次のこと。
 これは、きっと、「なぜヒトラーのような人が・・・」ということと同じではないか?
 そして、日本なら、「なぜ東條のような人が・・・」ということではないか?
 共通しているのはキチンと批判のできる勢力が力を持たなかったからですね。
 それはなぜ?
 先に弾圧されてしまって、芽を摘まれていたから・・・?
 いちばん嫌われた共産主義者、次に社会主義者、そして自由主義者、さらに宗教者・・・・
 いったい、いまアメリカにどんなキチンとした政党があるか?
 トランプ氏をキチンと批判できる政党があるか?ない?なぜか?
 もっとアメリカについて知らねば・・・。U~ん!
 
    
    今年は一つだけ。


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No.458 きのうの付録

2025-04-16 00:11:17 | あそび
(1)きのうの「いまこそわかれめ」は、「今が別れ目(別れる時)」とずいぶん後まで思ってました。
 「め」が助動詞「む」の已然形であること、「め」の活用が「○〔マル〕 ○〔マル〕 む む め ○〔マル〕 ×」であること、「~こそ~め」が係り結びであることは知っていたはずですが・・・まあ、あまり考えていなかったということですね。
 ハジカキついでに書いておきますと、「おも~えば いと~とし なが~としつき」のところもそうです。
 ここは、「いととし」をてっきり「いとおしい」と思い込み、「思えば愛しい長い年月」と理解してました。これでも気持ちはわかるでしょ?うふふ。ともかく、「いと=たいそう」、「とし=疾し」ですから、「思えば、あっという間に過ぎてしまった」です。ああ度し難い!

(2)きょう、昔の童謡とか唱歌にどんなものがあったかと思い立って、少し棚を見ていきました。すると、なつかしいのが出てきました。
 一つは、高校時代の歌集です。 
      
     大きさ:文庫本大
 おそらくみなさんの学校でもこういうものを配布した(買わされた)かもしれません。というのは、表に自校名が入っていて、いかにも自校の独自の歌集であるかのように装っていますが、中をのぞくと、見開きに「仰げば尊し」、次のページに「校歌」、その次のページに「生徒会の歌」と「応援歌」という順に配置されて、オリジナル〔自校のもの〕はここまでで、そのほかは会社でも「うたごえ喫茶」でも使える普通の歌集だからです。

(3)奥付に「音楽教育社 昭和42〔1967〕年3月発行 定価90円」とあります。
 おそらく、音楽出版社が高校に、校歌や校名を入れて配布すること提案したのでしょう。
 定価の90円は、この当時、岩波文庫には定価いくらと書く代わりに、★印を付けて、1個だと50円、2個だと100円というように表記していましたが、90円は★2個分に相当するので、現在だと700~900円くらい・・・でしょう。
 内容は、世界各国の歌・民謡、日本の流行歌などまで集められた200㌻を超える良い歌集です。きょう見た限りでは、いまでも歌えますから、きっとボケ防止に役立ちますね・・・。もちろん、軍歌は入っていません。
 
(4)懐かしさついでに、もう一つ載せておきましょう。
 現在のことはわかりませんが、当時はよく知られた「歌声ホール」だったようですから、ご存じの人、行ったことがある人があるかもしれません。
 
    
    縦73✕横112mm 256㌻ 

 奥付によると、「歌声ホール 炎」というのが正式名称です。
 場所は、「京都市四条河原町西入ル」、電話〔当時〕075-22-3816です。

(5)これは、昭和42〔1967〕年11月11日に京都へ修学旅行へ行ったときに、その道に通じた友人〔その後の消息不明〕に誘われて出かけたのでした。
 もう何を歌ったかも何を話したかも覚えていませんが、同席した人と話が合ったので、サインをお願いしたところ、「代﨑〔しろざき〕」と書いてくれました。京都の人だといってました。もちろん女性です。う~ん!ロマンチックですねぇ。
 When I was young・・・。

    
      ロウバイ:きょう15時ころ

【コレクション 215 秘蔵浮世絵大観】
 このパンフの大きさはA4判4㌻です。A3判の用紙を二つ折りしてできています。
 どのページもカラフル・豪華ですから、4㌻とも載せて一切の説明を取りやめとすることにします。なお、刊行は昭和62(1987)年12月から始まったようです。

       1㌻


        2㌻


        3㌻


       4㌻


 以上です。
 今日はここで。明日はお休みです。

   
     西北の空:きょう18時ころ
       
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No.456 どこかに、残したい! 

2025-04-13 23:37:43 | あそび
(1)持っているパンフレットの中にはいろいろなものがあります。
 特に分類などはしていませんが、大雑把にまとめただけでも次のようなことが浮かびます。
1.自分の視野を広げてくれるもの、役に立つもの
2.持っていること自体が誇らしいもの、嬉しいもの
3.見ただけでニコッとさせられる楽しいもの
4.好奇心〔「ゆかしい」という思い〕をかき立てられるもの・・・などなど
 
(2)と言って、自慢したいわけではありません。
 あえて言えば、これほど興味深いものなのに「図書館にない?」ということです。
 図書館にもさまざまのチラシ類が置かれていますが、それも含めて、一定期間ののちには「雑古紙」として廃棄処分されてしまいます。もったいないですね。

(3)ところで、いまはもう公衆電話を利用する人が少なくなりました。いまはと言いましたが、そんなに昔ではありません。20年かそこら前のことです。
 その頃は、電話をかけに行っても、先に利用している人がいたりすると、明くのを待っている人がいることに気が付かず(いや知りながら)、延々と「ラブコールとか、交渉ごと」を続ける人もいて、しびれを切らしたことがあります。 

(4)イヤ、言いたいのはここからです。
 ケータイが普及する前は、私用電話の時は10円玉を持って公衆電話まで行くわけです。利用者がそれなりにいましたから、いまとは違って、通路の一角のちょっとへこんだところにはたいがいありましたし、駅前には「電話ボックス」がありました。
 前置きが長くなりましたが、電話機の後ろの壁や、電話ボックスの内部には、電話をかけているとちょうど目に入る位置に、所狭しと「チラシ」が張られていました。
 電話のダイヤルを回して、呼び出しているうちはヒマですから、その間にチョットでも見させようというのでしょう。しかし、直に気恥ずかしくなるので、右を向くと右にも、左を向けば左にも、これでもかと張ってあります。「懐かしい?」「恥ずかしい?」時代でした。

(5)えっ!「公衆電話」を利用したことがない?
 ウ~ム!
 
(6)「これも人間のやっていること」、私は、このチラシを意識的に収集してみました。立川駅・池袋駅などです。手元には約1年分=一袋あります。
 こういう研究をやっている人・・・いないでしょうか?差し上げますよ。
 
(7)いや、・・・やはり少し手間をかけて残すべき、そう思いませんか?

   
    きのう、公園で遭いました。

【コレクション 213 雲南の植物】
 このパンフはA4判に近い大きさのものですが、横210mm×縦275mm、10㌻です。
 全体は、A3判の用紙を二つ折りしたものと、A4判3枚分の用紙を3つ折りしたものを重ねてできています。
 全体は、
 1㌻ 下に掲載
 2㌻ 刊行に寄せて 略
 3・4㌻ 下に掲載
 5・6㌻ 全巻内容 目次
 7・8㌻ 4㌻と同様の内容写真紹介
 9㌻ 組見本
10㌻ 下に掲載 *本の特色・体裁・刊行案内などすべてあります。
 
       1㌻


       3㌻


        4㌻

        10㌻

 以上です。
 今日はここで。

    
      路傍のスミレ
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