(1)下に載せた「編集者のことば」の中に、井伏が「名だたる改稿癖の持ち主だった」と出てきます。じつは私も結構そういうところがあって、何回でも直す方です。最終原稿は、だいたい下書きの原形がなくなってしまうのが普通です。
(2)というと、「その割には、このブログは変換ミスや脱字が多いぞ」と非難されそうです。
ふだんどうしているかというと、テーマが決めるとどんどん書きます。自分で書きたいことを書くのですから、あれこれと浮かびます。書くとどんどん長くなっていきます。もちろん、書いては読み直しの連続です。やがて「長すぎる」と声が聞こえてきますから、ざっくりと削ります。すると、「文意不明!」と声が聞こえて、加筆します。そうこうしているうちにタイムリミット。やむなく、「ええい!きょうはここまで」と見切りをつけて投稿ボタンを押すことになります。そういう時は、翌日に「作業する」ことになります。
(3)このブログは、50回で一度「終了宣言」しました。そこで止めればよかった?ものを、何がそうさせたかもう覚えていませんが、ここまでもう440回を超えました。
棚には打ち出して50回分ずつファイルしたもの8冊があり、手元に9冊目があります。
(4)内容からすると、ブログのタイトルの「神足勝記を追って」とは全く関係のないものがずいぶんありますが、「羊頭狗肉」のつもりはありません。
『御料局測量課長 神足勝記日記』に表向き(公務)のことは入っています。
残りは、プライベートなこと、とくにお母さんの日記、神足の学生時代のことなどなどあります。これらについても、入力作業はすべて終わっていて、いずれ紹介する予定です。
(5)その時期は、早ければ連休明け、遅くとも年末には何とかなるものと予定しています。
それから、目下作業中のもの、この下書きが連休明けころにはできます。下書きができたならば入力してデータ化をします。これに約1年余かかる予定です。
なんの作業をしているかは、「マル秘」ではありませんが、公表すると継続する気がなくなりますから、その意味では「極秘」です。
(6)そこで、申し訳ありませんが、作業の円滑化を図るために、今週から水曜日と土曜日の夜はブログをお休みします。変更する場合は、前日までにお知らせします。
変更理由は、大概、「遊び、文献・資料収集」です。それと、今年は、雪が消えたら、鳥海山に登りに出ますから、その時は長期にお休みします。うふふ!

今年も咲きました:クリスマス・ローズ
【コレクション 199 井伏鱒二全集】
いくらか読んだだけですけど、井伏鱒二はいいですね。
こどもの頃、多分昭和35~6年頃、「多甚古村」というのをテレビで見ました。いまでもその1場面が浮かんできます。ほのぼのとしたものでした。子役は「渡辺篤」だったように思いますが・・・。
今日、あらためてパンフを見て、読んでみたいと思うものがずいぶん出てきました。
パンフは、B5判16㌻、B4判の用紙4枚を重ねて二つ折りしてできています。
下に、1・3・6・14㌻を載せました。
全体は、
1㌻ 下に掲載
2㌻ 監修者のことば 安岡章太郎 「鯉」を詠んだ頃
3㌻ 下に掲載
4・5㌻ 推薦のことば 阿川弘之 渋くて苦いユーモア
江藤淳 『井伏鱒二全集』に期待する
大岡信 叡知の生んだ鏡
大庭みな子 闇の部分
6㌻ 下に掲載
7~13㌻ 全巻内容 略年譜
14㌻ 下に掲載
15㌻ 本文組見本
16㌻ 刊行案内 A5判 平均610㌻ 定価約5600円
1996年11月以降刊 筑摩書房
1㌻

3㌻

4㌻

14㌻

以上です。
今日はここで。

青梅線中神駅で:左下り、右登り。正面に大岳山