ささっ、11/1 FM802 『DESIGN THE NIGHT』 ・・・の一部です。
(「桜」は桜井さん、「D」はDJの大抜卓人さん)
桜井さん登場、第3回目のテーマは「充実感」。
先週までの流れから、
桜井さんは今相当充実しているんじゃないか?
そんな時や充実感を感じているときはいい曲が出来るものですか? (D)
充実はしているけれど、アルバムが出来てツアーを回る頃はもっと飢えた
なんかが必要だと思うかも。充実感=いい曲、とは直結できない。(桜)
というようなニュアンスの会話がありまして・・・
D : 「充実感」というのは、逆に捉えるとすごく不安な部分ってないですか?
例えば「作品を作ろう」という苦労してた時期が愛おしく思ったりする時って
ないですか?
桜 : うーん・・・それはない・・ですね。
っていうか、あの・・・なんでしょうね、僕最近思ったのは、なんか過去の歌
とかは、あのー・・・苦労しないで書いてると自分で思って・・・「思い込んでる」
んですが、周りから、周りの人から言わせると・・・なんだろな・・・だから
ちょっと弱音を周りの人に吐いたりするんですね。
D : おぉー・・・
桜 : あの・・・歌詞に悩んだことなんてなかったのに、ここにきて全く書けない。
「これ、俺、終わりかも」とかって。ま、奥さんに話したりするじゃないですか。
そしたら、「いやいや前のアルバムも前の前のアルバムもおんなじ様なことを
言ってた」っていう風に言われてて。
・・・・うぎゃああああっ。言っちゃった、言っちゃったよ「奥さん」。
も~、相変わらずプライベートをさらっと‘チラ見’させるよね、このお方。
まーね、そんな人だから良いんですけど。
それに、「音楽に関しての「弱音」を話せる奥様ってなんか素敵かも」って思ったり。
桜井さんにとって本当に必要な方なんだろうなぁってね
え~っと、その後は・・・
桜 : ただ、その悩んで悩んで出来上がる瞬間っていうのは、ホントにもう
あのー・・・ばぁーーっと頭から最後まで書き上げるので。
悩んでる時間が一週間、一ヶ月あって、でも、書く時だけは1時間で書き上げ
られるので。
その1時間で書いた記憶しか自分の中で残ってないんですよね。
だからいつのまにか悩んでたこととかを忘れちゃってたりするんですけど。
で、そんなことを言われて「あ、前も悩んでたんだ」と思って少し安心したりとか。
と続きます。
あとは「本当の‘充実感’を感じるのは作品を書き終えたとき」ということ、
「ライブはお客さん側の気持ちや感覚もあるから、本当の意味での‘充実感’を得る
のは難しい」という話があったり。
「ap bankの活動は自分のためとかMr.Childrenのためっていうのを度外視している
ので、その分後ろめたさ(※普段の活動では「好きなことをやってるのに、お金を
もらえたり、まわりから気を使われたりしていることに後ろめたさのようなものを
感じることがある」んだって)から解放されるところがあって、ある意味バランスがとれる」
などなど。
すみません、すべて書きたい気持ちはあるのですが。
また別の機会に・・・
・・・どーぞ、「この、根性ナシ!!」と罵ってください・・・
これで3回目が終わったんですけど、今までの話(や話し方)で私が感じることは、
「桜井さんは常に音楽に対しては貪欲」っていうことと、
「謙虚な姿勢を持ち続けてるなぁ」っていうこと。
『前に進みながらも、変わらないでいる』ってスゴイですよ。うん。
もうベタ惚れっす。
とりあえずね、今回は「奥さん」発言に「切ない」大賞を。(結局ソレ。)
「出た」でしょー?チラ見作戦!(笑)
‘弱音’ってきっとメンバーとかには言いにくいですよね?
でも吐き出したいときもあるだろうなって。
それを言える相手が‘奥さん’って・・・
ねぇ?sayuさん。ねぇ??(伝わります?笑
謙虚な姿勢は・・・地に足がしっかりついている証拠ですよねぇ。
ホント、かっこいいバンドです
この、見えそうで見えない桜井さんのプライベートな部分がねぇ・・・。
そんな桜井さんの“弱音”を話せる奥さんって・・・桜井さんにとってホントに必要な方なんですよね
はぁ・・・ 見事「切ない」大賞受賞ですね(笑)
桜井さんの『謙虚な姿勢』。しかも、こんなに何年も売れ続けてるのに・・・。
これはなかなか難しいことだと思うんですよね。
いやぁ~ホント・・・。ステキです