ヒューマニエンス
「塩が作った脳とヒトの社会」 2022.9.9
「塩」は生命にとって魔性の存在だ。栄養を摂取できたり、脳が思考できるのは、細胞で栄養の取り込み口を開き、電気信号を生み出す、塩の“魔力”のおかげだ。
陸へ上陸した生命は、体液の塩分濃度を0.9%に保ち続けるために、味覚センサーや腎臓を変化させ、塩をとことん求めて捨てないカラダに作り替えていく。
そして巨大な脳を手に入れたヒトは、塩を求めて地球全域へ拡散していった…。塩の魔力から生まれた進化を妄想する。
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「“塩” 進化を導いた魔術師」
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