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第28回goodシネマ予告 『プライベート・ライアン』 2014.05.24 

2019-08-14 20:21:33 | goodシネマ

プライベート・ライアン・Photoで綴る名場面 サウンドトラック~Saving Private Ryan~

 

James...earn this.....earn it.....

ミラー大尉の遺言 ~プライベート・ライアン~ 

ムダにするな、しっかり生きろ」 自分ひとり助けてもらえることになったライアン。

そのとき助けてもらった命をムダにしないことが「earn this」であり、 その人生をやり遂げることが

「earn it」であったのかなと想像してみる

James...earn this.....earn it.....

アタマに書いた台詞、DVDでは「ムダにするな、しっかり生きろ」

earnという単語を調べると、儲ける、稼ぐ、もたらす、生じる
なんて意味がのってるけど、冒頭の台詞をそのまま直訳してしまうとどれも意味が通じそうにない。

この台詞を言われる相手が、映画のタイトルにもなっているライアン二等兵(マット・デイモン)。
4人兄弟の末っ子で、3人の兄は全員戦死。
それを知った軍部が、残る末っ子の救出を命じたというストーリー。
何でこの1人だけ特別扱いされるのか、ライアンを助けに行くまでに2人が戦死。
当のライアンも自分ひとりだけ救出されることに疑問を感じ、ここに残ると言い出して
結局ミラー隊一行も戦闘に参加する・・・のがクライマックスシーンで、最後はミラー大尉も死んでしまいます。

老人になったライアンが、このときのことを回想して
I hope that at least in your eyes,
I've earned what all of you have done for me.
と言っていて、ここでもearnという単語が使われている。
この訳は、
「あなたがして下さったこと・・・、
 私がそれに報いていたら幸せです」

なのでearnという単語は、「やり遂げる」とか「報いる」みたいな意味で使われているっぽい。

自分ひとり助けてもらえることになったライアン。

そのとき助けてもらった命をムダにしないことが「earn this」であり、

その人生をやり遂げることが「earn it」であったのかなと想像してみる。


原題は「Saving Private Ryan」。

戦争という破壊の中で、新兵1人を救出するのに8人の兵士が命をかけるという矛盾。

凄惨を極めるオマハビーチの上陸シーンを初めとして、皆が人間性を失っていく中で必死に誇りを保とうとするミラー。

そのミラーが命と引き換えにして守った兵士に対して、言った最後の言葉が冒頭の台詞です。

そう考えたとき、"earn"という単語に込められた意味を知りたくなりました。


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