PAPP GÖRGY

旧ブログ名 モ
期間限定でブログ名を変えてお届けしております。
IEでは文字化けしてますが。
パップ・ギョーリキー

新庄・坪井

2005-06-12 22:42:53 | 阪神ファンです
連日の雨で入梅かと思うと今度はうって変わって晴れ渡り、最高気温29度。
周りでは熱が出るやら咳が出るやら咽喉が痛いやら、風邪が流行っております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんばんは、モです。

一昨日からの甲子園での対日ハム3連戦は阪神の2勝1敗に終わりました。
今日は防御率一点台で6勝負けなしの下柳が早々に捕まってまさかの大量失点、このところ体調を崩している赤星の甲子園初ホームランがせめてもの救いといった試合でした。
この3連戦、昔からのファンとしては、坪井や新庄の凱旋が嬉しかったです。
新庄は先日日米通算200号ホームランを放ったばかり、一方坪井はこのところ調子がよくないようですが、凱旋したということは二人とも活躍していることの証であります。
川上や高橋と新人王争いを繰り広げた坪井、派手なパフォーマンスとセンターからのバックホーム、そしてここ一番での一発が魅力だった新庄。
ともに、暗黒時代とも言われる弱き阪神の明るい光、思い出はは尽きません。
試合は真剣勝負で、阪神が勝った、あるいは大量点差で負けたからこそ言えるのでしょうが、敵とは言え彼らの活躍はとても嬉しいものです。
それにしても、昨日の新庄の一発。

「オレを育ててくれたこの球場に感謝打法」

泣けるじゃないですか。
そんな新庄が今日も一発、こちらは

「疲れ過ぎてコメントなし男ちゃん打法」

5打数3安打2打点の活躍で、久々に甲子園でのお立ち台も期待されましたが、ヒーローインタビューには姿を現しませんでした。
新庄のヒーローインタビューを期待したのは私だけではないでしょうし、実況のアナウンサーも期待していました。
が、よく考えてみると、酷ですね。
「オレを育ててくれた」球場で、戻りたくても戻れなかったタイガースを相手に戦った敵チームのヒーローとして上がるお立ち台。
SHINJOは、どんな気持ちで甲子園で戦っていたのでしょうか。
「コメントなし」なのも、そんな気持ちの表れとするのは考えすぎでしょうか。

状況は全く異なるものの、ふと思い出したので。
故郷。帰りたくて、やっとの思いで帰ってきた故郷。
しかしそこは、哀しいかな最早自分が帰るべき場所ではなかった…
今日の一冊:井上靖『おろしや国酔夢譚』