とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

キリキリする~

2005-09-26 09:48:34 | 育児
最近、末っ子(仮名ルル、男、2歳1ヶ月)のお気に入りは「キリキリ」である。
食後などにゆっくりしていると「おかあさん、キリキリする~」とやってくる。

「はい、はい」と私が提供するものは、ハサミと毛糸だま。
ハサミで「切り切り」するのが面白くてたまらないらしい。
毛糸を伸ばしてあげるとハサミでチョキン、チョキンと切っていく。
細かく切られた毛糸の山ができても、飽きずに切り続けている。
ハサミを開き、毛糸を間にいれ、ハサミを閉じる。
毛糸をうまく刃の間にはさむことができず、ルルがいらだつこともあるが、
テキトーに手伝ったり励ましたりするとまた気を取り直すようだ。
(手助けすべきではない、という考え方もあるらしいが、まぁテキトーに。)

これくらいの年頃の子供が行う無限反復作業(とでもいいたくなるような
同じ作業の繰り返し)、とても面白いと思う。
大人にとっては「子供のいたずら」で片付けてしまいそうな、単純作業。
これを「子供にとっては大切な、自然からの宿題(成長のための課題)である」と
位置づけた、マリア・モンテッソーリの発想もすごい。(注)
おかげで私は「ま~た同じことやってる、いつまでやってるんだろ」と思わずに
子供の反復作業につきあい、興味深く観察することができる。

まだ、今のところは一回の「チョキン」で切れる幅のものしか与えていない。
最初は家にあるリボンやテープを切らせていたのだが、いくらでも切り続けるため、
とってあった古いリボンは切りつくし、今は毛糸だまを切っている。
ハサミは子供用の文房具売り場で買った、先の丸い、切りやすいものである。

ルルが切っていると、姉たちもそれぞれのハサミを持って「やらせて~」と寄って
くるので、毛糸を分けてあげる。
ララ(長女6歳)はすぐ飽きたが、リリ(次女、4歳)は「髪切り屋さんですよ」
と言いながら毛糸をずっと切っている。
おかげで、大量の毛糸くずをゴミとして出すことになった。

注)モンテッソーリ幼児教育法の本はたくさんある。
とりあえず一冊を、ということであれば「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!
(相良敦子著、講談社)がお勧め、かな。
Webではこんなサイトも。
コメント
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