娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

今日から5年生

2011年04月06日 12時43分59秒 | 

新学期を迎え、娘は今日から5年生になりました。

改めて、大きくなったなー、と感慨深いものがあります。

小学生の高学年になると、行動範囲も広くなりそれに伴い様々な情報が
入ってくるでしょう。

友達との付き合う上での悩み、トラブルや喧嘩、自分を取り巻く環境や将来のこと、
またこの前の震災などからは地域の情勢や経済など、小さいながらも自分でそれらを
理解していると思います。

特に最近では、友達同士の意見の食い違いが多く、自分の考えを押し通すのか
一歩引いて周りに合わせるのかという状況があるみたいです。

娘が言うには、“あの子の言っていることも解る”、“この子の言っていることも解る”、でも“自分の考えとは違うんだよなー”と悩むこともしばしばです。

あることを例にして“この場合はどうすればいい?”と私に意見を聞いてきますが、
正直私も的確な助言が出来ません。

その場にいないので当たり前ですが。

日本人は古くから我慢を強いる、それを貫くことが美徳とされてきましたが、
ある意味現代にも通じると思います。

ですが、我慢という言葉一つで自分の考えや思いを一切封じ込め、
他人に合わせるという事が最近の風潮となっているような気がしてなりません。

自分の考えを持たず、ただ人に合わせることの愚かしいこと、大人になれば
それがだんだん解ってくるとは思いますが娘はそのような現実の
入り口に立ったばかりです。

我慢はするけど自分なりのしっかりした考えを持ち、意見を求められたらそれを
堂々と言う。

自分の考えがしっかりしているものであればあるこそ、他の人の意見を
黙って聞くことが出来ると思います。

堂々と、自分の考えと違うところ、自分が予想する結果、失敗があってもその後の
対処、これらを年齢相応に伝えることが出来れば、それだけで良いと思います。

娘にとっては頼りない父親にみえるかもしれませんが、その時々で一緒に
考えていきたいと思っています。



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