娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

自転車乗れたよー

2006年05月16日 17時28分01秒 | 
ゴールデンウィークも終わり、娘は通常通りの幼稚園生活を送っています。
最近、よく自転車の練習をするようになり、この一週間で乗れるようになりました。

冬の間は寒く、雪が積もるので練習は出来ませんので、この前の練習は昨年の
秋頃でした。
その時は、補助輪とペダルをはずして、地面を蹴って進む練習をしていました。
娘は、バランス感覚をつかむのに必死でしたが、その難しさに半分あきらめかけ
二週間ほどで断念しました。

断念したものの、冬の間は児童館に行く回数も増え、そこには一輪車があり小学生が
上手に乗っているのを見て今度は一輪車に興味を持ちました。
壁の手すりを使いながら、うろうろ転びそうになって練習していましたが
それが役に立ったのかもしれません。

ちょっとでも乗れると、その後の上達は加速度的になってきます。
一昨日までは、真っ直ぐしか乗れなかったのが昨日は、Uターンをしながら足を着くこともなく、行きたい方向に向かってペダルをこぐようになりました。

スピードを落とすと多少ふらつきますが、これも時間の問題でそのうち、上手に
なるのでしょう。

私にも記憶がありますが、娘と同じ年の5歳の頃、自転車に乗れたことがうれしくて
たまりませんでした。
当時、私は自分の自転車を持っていなく、もっぱら幼稚園にある自転車で練習を
していました。
親に、自転車に乗れるようになったので買って欲しいと言っても、危ないからと言う
理由で買ってもらえませんでした。
子供用の自転車の値段は高く、また小学校に入るとすぐに新しい大きさの自転車を
買わなければならず、しかも年子の兄弟がいたという理由から同時に二台買うのは経済的に無理があったと思います。

それでも小学校4年になって初めて自分の自転車を買ってもらった時の感動は今も
忘れないほどです。

いざというとき、家族みんなで使えるようにと5段変速付きのミニサイクルでしたが
もう、うれしくてうれしくてあちこち、うろうろした覚えがあります。

とにかく、自転車のおかげで行動範囲が広くなり、それまでは父の車やバス、電車を使わないと行けないところでも、体力の続く限りペダルをこげば自由に行けるように
なりました。

それから放浪癖が始まったのかしれません。
それまで、地図などは買ったことがありませんでしたが、行動範囲が広くなると自分で
見やすい地図を買うようになり、自分の住んでいる区、隣の区、さらに隣の区という
ように地図も増えていったことを思い出します。

中学になると、自分専用のスポーツタイプの自転車を買ってもらい、更に行動範囲が
広くなりました。
それまでのミニサイクルとは違い、12段変速のドロップハンドル仕様で、スピードが
出て、また、長時間乗れる自転車で、実家のある東京の江東区を中心にいろいろなところに行った覚えがあります。

鎌倉、江ノ島、城ヶ島へはしょっちゅう行き、4日間で房総半島を一周したり、
無謀にも静岡の浜松まで20時間かけてウナギを食べに行ったこともありました。

そのうち、時間があったら、自転車で日本一周したいとまで考えていました。

娘の自転車から、私の昔の話になってしまいましたが自転車とは、子供にとって初めての
乗り物で、自分の手足のように操作できる喜びはとても言葉に表現できないと思います。
練習中に出来た足の傷は痛そうですが、うれしそうな娘の顔を見ると、これからも一つ
一つ興味を持った事を自分なりに考え、練習して経験を積んで欲しいと思うばかりです。


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