娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

ピアノ教室

2011年04月27日 12時12分34秒 | 

先日、夕食を終えた後私の前で妻が娘に“話しても良いよね?”と聞いていました。

娘が私に直接言えないことを代弁してもらうような感じで、娘が
ピアノ教室をやめる事を考えている内容でした。

妻がいうには、去年からピアノ教室がストレスになってきているようで、
週一回のレッスンもしょうがなく通っている最近だというのです。

妻が説明している間、娘は私の顔をチラッと見ながら申し訳なそうな目で
私の反応を見ていました。

妻の説明が終わり、娘に“何かあったの?”と聞くと、
今までの思いを泣きそうになりながら説明し出しました。

娘は、ピアノそのものが嫌いになったわけではなく、高学年になってから
難易度の高い練習が増え、それに付いていけないことや、発表会間際の
プレッシャーにかなり疲れ気味な様子でした。

去年から考えていたようですが、お金を払って通わせてもらっている事、
自分から言い出したピアノ教室であった事が気にかかりなかなか
言い出せなかったみたいです。

最後に娘は“ごめんね”と言っていました。

私は、娘に“自分で決めたことならそれで構わないよ”、
“そんな思いがあったのならもっと速くいえば良かったのに“というと
ホットした様子でした。

娘は私に怒られる事を心配していたみたいです。

それはそうと、こんな件からも娘の成長が感じ取れます。

娘は今年から5年生になりました、考えの深さは大人と較べ違うものの、
歳なりに自分の思いや行動で、周りの人がどのように感じるか
気を配ることが出来つつあります。

やめることを言い出すまで娘は何とか努力したと思います、
もう少し頑張ればうまく出来き、ピアノにもっと興味が湧くかもしれないと。

あるいは、楽しそうに繕って毎週通えば親も心配することもないという
思いもあったはず。

でも娘は、怒られるかもしれないけど自分の思いを言い出しました。

それが大切だと思います。

ピアノをやめることは残念ですが、自分で決められることがわかり、
周りへの気配りが出来るようになったことがピアノよりも大切ではないかと思います。

また、自分にとって向き不向きも解ってきたと思います。

今後、こんな事が何回もあると思います、三日坊主では困りますが
やりたいことに対して自分の意見を堂々と言って
それを実践して欲しいと願っています。



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