娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

スピード違反?

2006年07月13日 02時28分04秒 | 昔のこと
前回、アメリカでのステーキハウスの話をしましたが、他の出来事もあったので
投稿します。

娘が生まれる何年か前、やはり仕事の都合でロサンゼルスとラスベガスに行く
機会がありました。

最初にロサンゼルスに5日ほど、次にラスベガスに3日ほど滞在し、仕事を終え、
ロサンゼルスにレンタカーで帰る途中、バックミラーを見ると
ハイウェイパトロールの姿がありました。
ロサンゼルスに入って間もない、フリーウェイでの事です。

速度を落としましたが、時すでに遅し。
バックミラーを見たと同時に、パトカーの屋根の回転灯が周り、サイレンが鳴り
始めました。

「あー、これで有名な、カリフォルニアハイウェイパトロールに御用か」と思い、
フリーウェイの路肩に車を寄せ、警察官を待っていると、3分位経ってもこちらにやってくる気配がありません。

「何故?」後ろを振り返ると、無線で私の車のナンバープレートを本部に照会しているみたいです。

更にそのまま待っていると、やっとやってきました、ゆっくりと。

私の車には、他に一人、同じ会社の人が乗っていましたがその日は私がずっと、運転していました。

警察官曰く、「飛ばしすぎだぞ」。
確かにその日は急いでいて、日本に帰る日だったのです。
ラスベガスで朝食を取った後、ロサンゼルスまでを8時間かけ走り、
そのまま飛行機で日本に帰る強行軍で、かなりのペースだったのは確かでした。

フリーウェイの制限速度は55マイルでしたが、90~100マイルのスピードで走っていたことも事実ですが。
55マイルというと90キロ弱、私の場合、140~160キロ位で走ったことに
なります。

また、借りた車も悪かった。
サンダーバードという2ドアのスポーツタイプで、結構スピードの出る車でした。
(車のせいにしてもしょうがない。)

警官に車の所有者、行き先、滞在先等を聞かれ、更にパスポートと免許証を見せる
ように言われました。
こういう時は、英語が全くわからない振りをするのが常套手段です。

警官は私たちの風体を観察しています、私達二人はスーツを着ていて明らかに
ビジネスマンに見えます。

英語がわからない振りをし、ボディーランゲージでレンタカーの契約書を見せ、
返却日がその日になっていること、更に航空券を見せ、
数時間後には飛行機に乗らないといけないことを伝えると、
警察官は考え込んでしまいました。

警察官はどう処理していいか迷っている様子です。
きっと、警察官は、英語もわからいこの二人に罰金の処理を言っても判らないだろう、説明するのも大変だ、
急いでいるみたいだし、と思ったに違いありません。

そのうち「Go back safety」と言いながら、パトカーに戻っていきます。

「やったー、無罪放免だー」と思いながら、今度は制限速度をちゃんと守って走り、レンタカーを返し、飛行場に向かいました。

あのとき、帰る日ではなく、そして仕事熱心な警察官だったら、
きっと違反切符を切られてなおかつ罰金を払う羽目になっていたと思います。

そんな出張があったことを思い出します。


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