美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

火星で大規模な砂嵐発生中

2020-11-22 19:43:20 | news
11月13日ごろから、火星で大規模な砂嵐が発生している。現在地球から遠ざかりつつある火星だが、刻一刻と表情を変える様子が観測者たちの注目を集めている。
【2020年11月20日 田部一志さん】

筆者:田部一志さん(月惑星研究会)

今年10月6日に地球と最接近した火星は、現在は地球からどんどん遠ざかっているが、依然として宵の中天で明るく妖しく輝き人目を引いている。最接近から1か月以上が過ぎ視直径はやや小さくなったものの、引き続き多くのアマチュア天文家がこぞって火星の写真を撮影している。
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アストロ天文ニュース

可視光線と電波で10等級までの微光流星を同時観測

2020-11-19 17:48:00 | news
超高感度の観測装置「トモエゴゼン」とレーダーによる多数の流星の同時観測から、流星の可視光線観測とレーダー観測との関係性が示された。この結果をもとに、地球に降り注ぐ惑星間空間ダストの量も見積もられている。
【2020年11月18日 東京大学】

太陽系では、彗星や小惑星によって微小な粒子(惑星間空間ダスト)が絶えず生成されている。このダストの空間密度やサイズごとの量を調べることは、太陽系小天体の活動や微小な粒子の進化を知ることにつながる。地球周辺には質量およそ0.001mgから10mgのダストが分布していると考えられるが、密度が小さいため、人工衛星や探査機では効率のよい調査ができない。一方、ダストが大気と相互作用すると流星として観測されることから、地球大気そのものを巨大な検出装置として使うことができる。
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アストロ天文ニュース

44億年前の火星を温暖にした、水と巨大隕石衝突

2020-11-11 18:10:47 | news
約44億年前の火星隕石の分析から、この時代の火星にすでに液体の水が大量に存在し、さらに巨大隕石の衝突によって温室効果が引き起こされていた証拠が見つかった。
【2020年11月10日 東京大学】

これまでの火星探査によって、約37億年前より昔の火星では表面に大量の水が存在し、生命の存在に適した温暖な環境がある程度続いていた証拠が数多く見つかっている。しかし、この時代は太陽系が誕生してからあまり時間が経っていないため、太陽の明るさは現在の7割程度しかなかったと考えられている。太陽活動が弱かったにもかかわらず、当時の火星でなぜ温暖な気候が維持されていたのかはよくわかっていない。
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