美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

南北半球の協力観測で、巨星の複数惑星系を発見

2012-12-26 20:37:40 | news
 くじら座の巨星に2つの惑星が発見された。日本からは1年のうち半分しか観測できない位置にある星だが、日豪の協力観測によって軌道が詳細に決定できた。
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 東京工業大、ニューサウスウェールズ大、国立天文台、広島大、兵庫県立大からなる研究グループが系外惑星を見つけたのは、くじら座の方向約180光年かなたにある巨星「HD 4732」だ。太陽の約1.7倍の質量と約5倍の半径を持つ星である。
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アストロ天文ニュース

キュリオシティ、火星の「イエローナイフ湾」を調査中

2012-12-21 20:47:02 | news
 火星探査車「キュリオシティ」は、「イエローナイフ湾」と呼ばれる浅い盆地で岩石の調査を続けている。
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 NASAの火星探査車「キュリオシティ」は、今月上旬に「Shaler」と呼ばれる露頭(岩石が露出している場所)の成分や構造を調査した。
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アストロ天文ニュース

「第2の地球」発見? 12光年先、大気存在する可能性

2012-12-19 20:35:07 | news
 【田中誠士】英米豪などの研究チームが19日、地球から約12光年先に「第2の地球」の可能性がある惑星を発見したと発表した。太陽系外で生命が存在する可能性がある惑星としては、これまで発見された中で最も地球に近い。

 研究チームは、肉眼でも見える秋の星座「くじら座」のタウ星に、地球の重さの2~6倍の五つの惑星があることを発見。その一つが、生命の存在に欠かせない水が液体として存在できる「ハビタブルゾーン」という領域にあることを確認した。地球の5倍ほどの重さで大気が存在する可能性があるという。タウ星との距離は太陽と金星ほどで公転周期は約168日。
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Yahoo!ニュース

タイタンを流れる400kmの河川

2012-12-18 20:28:48 | news
 地球における水と同じように、メタンの雨が降り、流れ、海をたたえる土星の衛星タイタン。探査機「カッシーニ」が、タイタンの地表を流れる大規模河川の詳細な姿をとらえた。
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 土星最大の衛星タイタンは、地球以外で唯一、液体が安定的に地表に存在する天体でもある。地球では水の雨が降り、川となって海に流れ、蒸発してまた雨になるが、これと同様にタイタンには、エタンやメタンといった炭化水素の循環が存在する。その様子は、2004年から土星探査を続けている探査機「カッシーニ」と、その子機で2006年1月にタイタンに着陸した「ホイヘンス」の観測で明らかになってきた。
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アストロ天文ニュース

金星大気の変化は火山活動か、循環か

2012-12-13 11:24:29 | news
 欧州の探査機「ビーナスエクスプレス」により、金星の上層大気に含まれる二酸化硫黄の量に急激な変化がとらえられている。その原因は金星の活火山か、それとも大気の循環か。研究者らは隣の惑星の謎を追っている。
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 金星の表面は数百個の火山で覆われていることがわかっているが、それらが活火山であるかどうかについては議論が続いている。これを調べるのがヨーロッパ宇宙機関(ESA)の探査機「ビーナスエクスプレス」の重要なミッションの1つだ。
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アストロ天文ニュース

月の地殻激しく損傷、月探査で明らかに

2012-12-12 19:43:11 | news
【AFP=時事】月の地殻が激しく損傷していることを明らかにする新たな画像は、月がその誕生から10億年ほどの間に流星や隕石の衝突に繰り返し見舞われていたことを示している。米科学者らが語った。
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 この発見は、米航空宇宙局(NASA)のグレイル(Gravity Recovery and Interior Laboratory、GRAIL)ミッションの2機の探査機「エブ(Ebb)」と「フロー(Flow)」による月の重力場の測定により明らかになった。

 「惑星が隕石などの衝突により損傷していることは知られていたが、(月の)地殻がこれほどまでに損傷を受けていることは誰も想定していなかった」と、同ミッションを率いる米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)のマリア・ズーバー(Maria Zuber)氏は語った。
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Yahoo!ニュース

小惑星ベスタに謎の溝状地形

2012-12-11 11:20:00 | news
 米探査機「ドーン」がとらえた小惑星ベスタのクレーターに不思議な溝地形が見つかった。どのようにしてできたのか、その詳細について今後議論を呼びそうだ。
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 今日12月10日に衝を迎える小惑星ベスタ。NASAの探査機「ドーン」が2011年9月からの約1年の間に撮影した観測画像の初期解析が行われているが、その中から、比較的新しいクレーターに刻まれた溝状の地形が研究者達の目を引いている。
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アストロ天文ニュース

見えてきた月の内部 グレイルによる重力マップが完成

2012-12-08 09:32:43 | news
 探査機「グレイル」のデータから、月の重力マップが新たに作成された.月の内部構造の理解だけでなく、岩石惑星の起源についてのヒントも期待されている.
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 月を周回しているNASAの双子の探査機「グレイル」によって、これまででもっとも詳細な月の重力場のマップが描かれた。

 月の重力場は、月面のクレーターや山などの地形、地下に潜む物質の存在などにより、場所によって微少に異なる。常に同じ距離を保つように飛行する2機だが、重力場によってその距離が微妙に乱れる。この乱れを正確に測定することで、その場所の重力場を把握する。
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アストロ天文ニュース