1994年に木星へ衝突したシューメーカー・レビー彗星がもたらした物質を観測することで、木星大気の中層にあたる成層圏で吹く風の強さが初めて計測された。
【2021年3月25日 アルマ望遠鏡/ヨーロッパ南天天文台】
太陽系最大の惑星である木星では表面の大気で強烈な風が吹いているが、その風速を観測するのは、雲などによって目に見える形にならない限り難しい。低層の風は、白と茶色の縞模様を成す雲で可視化され、上層の大気は極域のオーロラが手がかりになる。しかし、その中間にあたる成層圏には目印がなく、どのような風が吹いているかは謎だらけだった。
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アストロ天文ニュース
【2021年3月25日 アルマ望遠鏡/ヨーロッパ南天天文台】
太陽系最大の惑星である木星では表面の大気で強烈な風が吹いているが、その風速を観測するのは、雲などによって目に見える形にならない限り難しい。低層の風は、白と茶色の縞模様を成す雲で可視化され、上層の大気は極域のオーロラが手がかりになる。しかし、その中間にあたる成層圏には目印がなく、どのような風が吹いているかは謎だらけだった。
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