美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

金星軌道の塵の環を初めて全周撮影

2021-04-23 08:26:31 | news
NASAの太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が金星の軌道上に広がる塵をとらえていたことがわかった。塵からの光は偶然見つかるまで、画像処理で消され続けていた。
【2021年4月22日 NASA】

太陽系の中には無数の塵が漂っていて、特に惑星の軌道の周りに多く集まっている。塵は太陽光を反射して淡く光り、空が暗くて条件が良ければ地球上から黄道光として観察することができる。
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世界初の火星ヘリコプター、飛行成功

2021-04-20 22:00:47 | news
日本時間4月19日、NASAの火星飛行実験機「インジェニュイティ」が地球外のヘリコプターとして初めて飛行し、約40秒の歴史的なフライトを成功させた。
【2021年4月20日 NASA JPL】

火星飛行実験用ヘリコプター「インジェニュイティ(Ingenuity)」の目的は火星における飛行技術を実証することで、科学観測機器は搭載していない。火星の重力は地球の3分の1で、大気圧は地球の100分の1しかない。このように地球と大きく異なる環境下で、インジェニュイティは長さ1.2mのローターブレード2本を回転させて揚力を作り、1.8kgの機体を持ち上げる。
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最初の恒星間彗星は最も始原的な彗星

2021-04-07 18:16:22 | news
彗星として観測史上初めて太陽系外から飛来したボリソフ彗星は2019年12月に太陽へ接近したが、同彗星が恒星に近づいたのはこれが初めてだったようだ。
【2021年4月6日 ヨーロッパ南天天文台】

これまでに見つかった彗星は、ただ1つの例外を除いて全て太陽系の外縁部で誕生したものと考えられている。彗星が太陽に接近して氷が蒸発すると、誕生以来ずっと彗星に閉じ込められていたガスや塵が放出され、尾として観測される。そうした意味で、彗星は太陽系が生まれたときの情報をもたらしてくれる、始原的な天体だと言えるだろう。
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