美多哲夫★新・月の起源★

月はゆっくり地球に接近して激突したが、奇跡的に破壊を免れて、地球を回る衛星となった。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したボリソフ彗星

2019-10-25 12:58:35 | news
ハッブル宇宙望遠鏡が鮮明にとらえた、観測史上2例目の恒星間天体であるボリソフ彗星の画像が公開された。
【2019年10月23日 HubbleSite/ヨーロッパ宇宙機関】

ボリソフ彗星(2I/Borisov)は今年8月に発見されたばかりの新天体だ。その運動の様子から、ボリソフ彗星は太陽系外からやってきて太陽系外に去っていく恒星間天体であることがわかっている。2017年に発見されたオウムアムアに次ぐ、観測史上2つ目の恒星間天体である。
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アストロ天文ニュース

シミュレーションで探る地球型惑星形成の条件

2019-10-22 18:13:10 | news
太陽系内の地球型4惑星の形成に関する数値シミュレーション研究により原始惑星系円盤のモデルが調べられ、とくに水星と火星の質量と軌道を再現するような条件に対して示唆が得られた。
【2019年10月21日 近畿大学/国立天文台天文シミュレーションプロジェクト】

「地球型惑星」である水星、金星、地球、火星は、約46億年前に原始惑星系円盤の中で微惑星が互いに衝突を繰り返すことによって誕生したと考えられている。しかし、地球型惑星の起源と進化については解明されていないことも多い。たとえば、地球の水がいつ、どこからどのようにもたらされたのか、地球に巨大天体が衝突し月ができるきっかけになった「ジャイアント・インパクト」はいつ起こったのか、各惑星の大きさや軌道が何によって決まったのか、といったことだ。
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土星に20個の新衛星

2019-10-17 22:19:45 | news
すばる望遠鏡の観測によって土星の衛星が新たに20個発見された。土星の衛星の総数は82個となり、木星の衛星数79個を上回った。
【2019年10月15日 カーネギー研究所/すばる望遠鏡】

米・カーネギー研究所のScott S. Sheppardさんたちの研究チームが今月、2004年から2007年に行ったすばる望遠鏡の観測から土星の衛星を新たに20個発見したと発表した。衛星の直径はいずれも約5kmだという。この発見によって、これまでに見つかった土星の衛星の数は82個(この他に3個も過去に報告されている)となり、木星の衛星数79個を上回って太陽系最多になった。
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エンケラドスの氷粒子から新たな有機物を検出

2019-10-10 22:47:54 | news
探査機「カッシーニ」の観測で、土星の衛星エンケラドスから噴出する氷粒子にアミンや酢酸、アルデヒドなどの有機物が含まれていることが明らかになった。
【2019年10月8日 NASA JPL】

土星の衛星エンケラドスには、氷でできた地殻と多孔質の岩石からなる核の間に、液体の水をたたえた内部海が存在すると考えられている。内部海の海水は核の岩石に染みこんで熱せられ、海底から熱水として再び内部海に噴出している。この熱水は内部海の水と混ざり、氷地殻の割れ目から水蒸気や氷の微粒子となって宇宙空間に噴き出している。
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