道中

一時帰国で使った航空会社はJAL。
最初はNWA（ノースウエスト航空）にする予定だったのですが、
シカゴから地元空港までの飛行機の便数が減らされ、
乗り合わせが非常に悪かったので、JALに変更することに。
それで、たまたま運良く、少ないマイルでビジネスクラスにアップグレードできる
キャンペーンにひっかかり、帰りは少し楽チンだったのです。


今回の飛行機では今までにあまり無い経験をしました。

ベビーシート（乳児用チャイルドシート）を持ち込んで、
座席に装着しようとしたら、地元空港からシカゴまでのJALの
提携航空会社のアメリカンイーグル（アメリカン航空系列）の
エコノミー席にはギリギリ着いたのに、シカゴから成田への
JALのエコノミーには幅が足りず着かなかった！
せっかく持ち込んだのに、、、
結局、抱っこで過ごす羽目に。
（子供の分も席を確保（購入）していれば、チャイルドシートを
取り付けることが出来ます。JALでは、チャイルドシートの
貸し出しもしていて、出発の96時間前までに予約が必要です。）
余談ですが、チャイルドシートを取り付けようとしたら、行きも帰りも
子供の分の席は確保してあるか聞かれました。
確保して無いのに取り付けるか！と内心思った（笑）のですが、
そういう人っているもんなのでしょうか？
まぁ、それはさておき、成田から名古屋（中部）までも
当然、取り付け不可でした。
ちぇっ。

それから、バシネット。（簡易ベビーベッド）
一応、着いてる席を確保してもらったのですが、お隣りさんは知らない人。
もろにそこの席にもかかっていて、こんな状態じゃあ使えないわな。
これじゃあ、確保の意味無いじゃーん。
手配してくれた旅行会社が悪いのか、JALが悪いのか。
それともすでに席が空いてなくてやむを得なかったのか。
トホホ。

そして、名古屋で機内預けの荷物を取ろうとターンテーブルまで行くと、
二人の子連れ、しかも二人とも寝ていて（！）抱っこなのを見て、
グランドアテンダント（地上スタッフ）のお姉さんが手伝ってくれました。
すると、出てきたスーツケースの一つのキャリータイヤが
取れてなくなってるではありませんか！
えー！これでここから電車に乗って岐阜まで行くのはかなりキツくない？
子供は寝てるし、スーツケースはメッチャ重いのが二つあるし、
しかも手荷物もあるし、チャイルドシートもあるしぃぃ。。。。。
と思っていたら、壊れたスーツケースは宅急便で岐阜まで送ってくれることに。
取りあえず、すぐに使うもの（化粧品とか着替えとか）をもう一つのスーツケースに
ちょいちょいと詰めて、壊れた方は置いていきました。
次の日の午前中に届くというし、帰って寝るだけの時間だったので、それでOK。
こちらは、翌日、電話があり到着が午後になるとのことでしが、
必要な物は抜き取ってあったので問題なし。

着いたスーツケースから荷物を全て取り出して、今度は修理に出すために
宅急便屋さんに取りに来てもらいました。
こちらもJALが直してくれるので、伝票張って渡すだけ。
1週間から10日はかかると言われてましたが、3日くらいで直ってきました。
一時帰国で、あまり日程に余裕がない事を伝えたからかも。


そして、帰りもトラブル発生。

チャイルドシートはビジネスの席にはなんなく装着。
そしてバシネットも用意してもらって、赤ちゃん対策は万全でした。
席も広いし、行きより快適♪


↑これがバシネット。かたい板の上にキルティングになってるマットを敷くだけ。
薄いので多分、寝たら痛いと思われる。

↓転落防止のネットを外したところ。


残念だったのは、せっかくビジネスクラスに座ったのに、
乗り合わせがあまりに良すぎて、ほぼ待ち時間無しで、
ラウンジを使う事が出来ませんでした。（笑）

最終到着地の地元空港で荷物をピックアップして、
さぁ、あとは車で10分の自宅に戻るだけ、、、のはずだったのですが、
ターンテーブルで待てど暮らせど、我々の荷物が出てきません。
バスより小さいんじゃない？って飛行機に乗っていたのは
珍しく少人数で、3組くらいのお客さんだけ。
10人いなかったかも。（いつもは満席）
ターンテーブルに回っている荷物も、3、4個だけ。
おかしいなぁ、、、嫌な予感。
私たちより先に一時帰国して戻ってきていた知り合いは、
6つか7つあった荷物のうち、一つが行方不明になったそうな。
そんな悪い話を思い出していたのでした。
結局、荷物は現れず、カウンターで問い合わせ。
運が良ければ次の飛行機（2時間30分後）で届くかも、
なーんてアメリカらしい返答。（笑）
どうなったかと申しますと、運良く届いたのでありました。
夫が出直して、取って帰って来ました。


そんなこんなで、ちょっとしたトラブル続きの旅なのでした。