3月13日発売の週刊朝日と3月14日発売のサンデー毎日は、「東大・京大合格者数高校別ランキング」を特集する。国公立前期判明分の東大と京大、旧七帝大や一橋大、東工大、筑波大などの合格者数も掲載している。
前期日程の合格発表は、国立大学が3月6日より順次行われ、東京大学と京都大学の合格発表が3月10日に行われた。週刊朝日とサンデー毎日は、大学合格者数の高校別ランキングを取り上げている。
週刊朝日（3月24日増大号・410円）は、東大と京大、北大、東北大、名大、阪大、九大、一橋大、東工大、筑波大、神戸大、東京外大、国際教養大、横浜国大、広島大など国公立大学（前期日程）の合格者数高校別ランキングを発表。また、東北医科薬科大や北里大、東海大、近畿大、久留米大などの私立大医・歯・薬学部の合格者数、東大・推薦入試と京大・特色入試の合格者の横顔、山極壽一・京大総長スペシャルメッセージなども掲載している。
サンデー毎日（3月26日増大号・410円）は、東大と京大など国公立大学（前期日程）の合格者数高校別ランキングを掲載。国公立大医学部（医学科）高校別大学合格者数ランキングや、東大OBとノーベル賞学者が直言する「大学入試改革」論、明治大学がTOEIC Programを選んだ理由なども特集している。
東京大学と京都大学は3月10日、平成29年度（2017年度）一般入試（前期日程）の合格発表を行った。東京大学に3,012人、京都大学に2,743人が合格した。東京大学はホームページと本郷キャンパス、京都大学は特設サイトと各学部掲示場所で合格者の受験番号を掲載している。
一般入試（前期日程）は、東京大学が2月25日と26日、京都大学が2月25日、26日、27日（27日は医学部医学科の面接のみ）に実施した。後期日程試験は、東京大学では実施せず、京都大学は法学部の特色入試のみの実施となる。
東京大学の合格者数は文科一類402名、文科二類362名、文科三類475名、理科一類1,126名、理科二類549名、理科三類98名の合計3,012名であった。ホームページでは、各科類ごと、合格者の最高点、最低点、平均点を掲載している。
合格者の発表は、3月10日正午から3月18日正午まで東京大学のホームページに掲載するほか、3月15日まで東京大学本郷キャンパス内にも掲示される。
一方、京都大学の合格者数は、総合人間学部（文系）65名、総合人間学部（理系）56名、文学部212名、教育学部（文系）44名、教育学部（理系）11名、法学部311名、経済学部（文系）193名、経済学部（理系）28名、理学部311名、医学部医学科111名、医学部人間健康科学科81名、薬学部薬科学科53名、薬学部薬学科31名、工学部946名、農学部290名の合計2,743名であった。
合格発表は、京都大学の特設サイト「京都大学入試情報ホームページ」と京都大学内の各学部掲示場所で行われている。
国公立大２次試験前期日程で、京都大の合格発表が１０日、京都市左京区の吉田キャンパスであった。１０学部計２７４３人の合格が発表され、難関を突破した受験生が喜びの声を上げた。
前期日程の合格者は、募集定員を５６人上回り、受験者に対する実質倍率は２・７倍だった。現役生が占める割合は前年比１・４ポイント増の６０・２％で、女性の割合は０・９ポイント減の２１・１％だった。
学部ごとに設けられた掲示板前には、発表前から受験生や保護者が詰めかけた。本部構内にある工学部では、正午に合格者の受験番号が掲示されると「あった」「よし」などの歓声であふれ、受験生はクラブやサークルの部員たちから祝福を受けた。地球工学科に合格した膳所高３年ショーバック英輔さん（１８）は「めっちゃうれしい。何も言えない」と喜んでいた。
京都大学は3月10日正午より、平成29年度（2017年度）一般入試（前期日程）の合格者発表を各学部掲示場所とWebサイトにて行う。合格発表時はWebサイトへのアクセスが集中することが予想されるため、「京都大学入試情報ホームページ」のURLを事前登録するよう勧めている。
京都大学入学者選抜の前期日程では、募集人員2,658人に対して7,875人が志願。そのうち、7,670人が第1段階選抜（いわゆる足切り）に合格し、倍率は2.9倍となった。個別学力検査は2月25日（土）から27日（月）にかけて実施され、3月10（金）日正午より合格者が発表される。
京都大学では、正午の合格発表時にWebサイトへのアクセスが集中し、一時的にアクセスしにくい状態となる可能性があるとして、「京都大学ホームページ」を経由せずに合格者発表を確認できる「京都大学入試情報ホームページ」URLの事前登録（ブックマーク）を勧めている。
「京都大学入試情報ホームページ」は携帯電話・スマートフォン・PC共通アドレスで、京都大学WebサイトにURLが掲載されている。合格者発表の掲載期間は3月10日（金）正午から16日（木）午後5時まで。