そのままガーデン

雑草を生かしてガーデニングしたい。時間をかけずに庭を楽しみたい。自然そのままの庭の記録です。

十三夜

2016-10-13 13:00:52 | そのままガーデン

10月13日季語 秋明菊(しゅうめいぎく)

 

 

今日は十三夜です。

十五夜から約一か月後に廻って来る旧暦9月13日に見える少し欠けた月のことです。

稲刈りが終わって田の神様が山に帰る日とされています。

私が住む地域では巻き藁ぶちと呼ばれる風習があります。

稲の茎を束ねて「巻き藁」や「藁鉄砲」を作り、

それで地面を叩きながら唱えごとをします。

 

 十三夜の巻き藁 大麦小麦 大豆も小豆も よくあたれ。三角四角 そばあたれ。


ちょっとだけ節が付きます。

地面の神様を励まし、作物にいたずらをするモグラを追い払う役目もするそうです。

地域の子供たちが組内28軒を廻って巻き藁を打ってくれます。

年々子どもが少なくなります。

お礼にお小遣いを気持ちで。

どうか雨が降りませんように。

 

小豆が実りました。

干しています。

 

ホトトギスが前庭の隅に咲いていました。

シュウメイギクの白とホトトギスの紫が

互いに引き立てあって美しいです。

 

紫陽花はそろそろさよならです。

枯れた姿も粋ですね。

 

赤とんぼは葡萄の茎に止まりました。

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (星子)
2016-10-13 22:31:53
十三夜の風習、初めて知りました。
自然の恵みの有難さを忘れがちな、今の時代に、この様な風習があること、
ほのぼのと心があたたまります。
素敵な処にお住まいなのですね。
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地域の風習 (そのままガーデン)
2016-10-14 19:33:51
星子さん、コメントありがとうございます。
昨夜は子どもたちの元気な歌を聞かせてもらいました。
この風習が続きますように。
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