そのままガーデン

雑草を生かしてガーデニングしたい。時間をかけずに庭を楽しみたい。自然そのままの庭の記録です。

春うらら

2014-02-02 15:16:17 | エッセイ
今日はくもりのちはれ。

あたたかい、春うらら。

工房のエッセイ、読んでください。


   うーが

低予算で工房を建築中である。

工房の名前は「うーが」。

50歳のときに誕生した初孫の女の子が

「わたしはうーがからきた。おおきくなったらうーがにかえる。うーがではね」

と何度か言っていたのを聞いたからだ。

赤ちゃんは誕生前の記憶を三歳近くまで覚えていると聞いたことがある。

いつも母親が聴いていた曲を口ずさんだとか、お兄ちゃんがうるさかったと言ったとか。

秘密の国うーがはどんな世界だったのだろう。

ちょっと突飛で面白いではないか。

字を考える。

宇我。

宇宙でたった一人の我というのはどうだろう。

哲学的である。

woo芽。

woodと芽をつなげて木から出ている芽を連想させるのはどうだろう。


ところで、今どうして工房を作ることになったかというと。

50歳を過ぎて私がエッセイ教室に通いだすと、同じ歳の夫は木工教室に行くようになった。

美大での専攻は油絵だった夫は、自分には物を作ることがあっていると気づいたそうだ。

椅子をいくつか作った。

器用な夫の作った椅子は本職の方にも負けない出来栄えだ。

紙やすりで何度も磨いて木肌もすべすべしている。

だが椅子ばかり増えても困る。

インターネットで売ったらどうだろう。

お店屋さんごっこのようで楽しいではないか。

絶対売れるから在職中は始められないと夫は言う。


                                       明日に続く。