Skier's High-High
サンタバーバラから帰ってきました!
しばらくはリハビリ中・・・。
人気の高かった過去の記事へのリンク集を作りました!


k2hikoさんとスマシカオさんのブログ記事にリンク開始!!!






今回のレポート、かなりマニアック度高めです。
詳細レポートを送るってS氏が言っていたんですが、まさかこんな形の詳細だったとは。驚きです。
これを読めば月山の全てがわかるかも!?

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「月山ってどんな山?」

すいません…先週は怒涛の忙しさだったもので,
詳細レポートが極めて遅くなりました.
なんか,もう1週間前の情報ですが,とりあえず月山レポート.

さて.
月山.
それは,ザウス無き今,スキー禁断症状に苦しむ
スキーヤーを救うためのパラダイス.
中毒患者がひとたび味わうと,2度と抜けられなく
なる甘美な世界…

という書き出しで,前回
http://blog.goo.ne.jp/skier_nobu/e/4ff9dfcde3d91bde51ca80d9365c75e5にて,月山スキー場自体については詳しく述べてます.

ここを見ている方で月山まで逝ってしまった方は少ないと
いう気がするので,簡単なマップを.
意外と月山のゲレンデマップって無いんですよね~.

6月中旬は,大体こんな感じのゲレンデです.
4月ごろのオープンは,全面に雪が着いてコースって言う
概念は無いですし,6月下旬からは沢コースがクローズ,
7月に入るとリフトが滑れなくなり,リフトで上がって
その上のTバーを滑る,という感じで,季節によって
変わりますので,ご注意を.
これは,あくまで6月中旬ごろのマップです.

まず,長さ1km程度のペアリフトが1本.
6月中旬だと,スキーを履いて乗り場まで行けないし…



リフトを降りてから雪があるところまで100m近く歩きます.



で,そのリフトの上にTバーが3本.
Tバーって言っても,ロープトーみたいな感じで張ってある
ロープに,長さ1m程度のT字型になってる器具を引っ掛ける
ような,せいぜい長さ100m程度のものです.
このTバーがかかっているエリアは,途中にさえぎるものが無い
雪原です.
Tバーを滑る人は,リフトを降りたあと,Tバー乗り場まで
登ってこの雪原を滑ることになります.



で,リフトを滑る人は,リフトを降りて雪のあるところまで
登ったあと,滑り降りていくわけですが….
降りていくコースは,この時期だと2本.
沢コースと,大斜面になります.

沢コースは,U字状になった沢のそこを滑ります.
図だと沢コース取り付き部分の幅がすごく広そうに見えますが,
実際コースはU字上に両端が盛り上がっているので,実際は
コースの底に当たる真っ直ぐ滑れる部分と,そこに向かって
斜めに落ちていく斜面,という感じ.


この写真のように,真っ直ぐ滑れる幅の狭い底と,
底に向かって落ちていく斜面の組み合わせで,コースが広い
とは感じられません.

で,もう一つが,月山のメインである大斜面.
ここが月山の目玉でしょう.
でも,リフトを降りてから,大斜面まではちと遠い.


こーんな感じで,リフトを降りてから大斜面の取り着きまで
延々トラバース.
わずかな下りですが,ほとんど斜度がないので所々漕ぎが
入ります.

この写真に続けて,まだまだトラバースが続いてます

で,3分ほどのトラバースの後,大斜面のトップへ出ます.
この写真のもう少し先が,大斜面の上でしょうか….

ここからの300mほどが月山の山場.
きれいに全面にラインコブが着いた斜面が待っています.
ラインによって,バンクコブだったりモーグルコブだったり
しますが,バンクコブが多いでしょうか….

写真の左側が大斜面,右が沢コースです.
6月上旬なら7-8本かそれ以上,中旬で4-5本,下旬だと1-0本
くらいが,上から下まで続けて滑れます.
暖かくなるに従い,途中に島が現れてコースが真ん中で
寸断されていきます….
参考までに,雪が融けるとこうなって行きます.2004年の写真です.

こうなると,上から下までぶっ続けで滑れるラインは1本も
ありませんね….でも,途切れてるけどコブラインはしっかり
残ってます!

で,大斜面が終わると…
また,緩い斜面が続きます.
今度は漕ぐ必要がない程度に斜度は着いてますが….

で,これでリフト降り場まで行ったら,また
歩いてリフト乗り場へ行くわけです.

という感じで,「6月中旬ごろに」リフトを滑るときは,
1.長いペアリフトを登る(12分)
1.リフトを降りて雪があるところまで100mほど登る(4,5分)
2.延々トラバース(3分)
3.大斜面を味わう!!!(人それぞれ)
4.またまた緩い斜面を移動(2分)
5.リフト下から,リフト乗り場まで登る(2分ほどかなぁ)
という感じで,1サイクル30分ほどかかってしまいます.
そのうちの多くがトラバースとリフトの乗り降りの登りに
費やされます….

ということで,この時期においしいコブ斜面を滑るためには
ちょっとの登りやトラバースなど全く苦ではない!という
「中毒患者」にとってはパラダーイスなのですが,
楽をしたい,しんどいのはイヤ!という人にはちと
きついかも….

ありゃりゃ?
また,月山案内だけでこんなに長くなってしまった….
写真などは次回に.
(ネタがだんだん時代遅れになっていく…)

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