マーサの昔話

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これが本当の真珠夫人  

2009年04月07日 | M Ear Cholesteatoma 
 今日、2年前から持病になってしまった中耳炎の診察に行った。 病名は
真珠腫性中耳炎 です。 この病気は、慢性中耳炎の一種で、ひどくなると
顔面神経を侵されて、顔がゆがんだり(麻0さんみたいな感じ? )めまい、ひいては
頭の方に進んで、命をおびやかすこともある怖い中耳炎のことです。

 ちょうど2年前、夏のある日の朝、左の耳から水のようなものが流れる感じが
したので、慌てて起きて、綿棒で掃除したのです。 すると、茶色い液のようなのが
ついてまして、5本でその液は止まり、通勤もしていました。 毎日残業続きという
理由もありましたけど、痛みは無かったものの、さすがに同じ状態が2週間続いたので
土曜日に開いている病院に行ったのです。 そこで、医師は病名は語らず、紹介状を
書くから、大きな病院で精密検査をした方がいいと言われたのです。

 会社を休んで紹介された病院に行き、この病名を告げられたのです。 
 しかも最悪な事に両耳が侵されていて、耳垂れの出ている方から、手術という事になり
すごいショックを受けました。 何故、ショックなのか、私は、年に1回、花粉症の
治療でいろんな病院に通院していたのです。 当然、耳鼻科ですから鼻、耳、咽喉と
3ヵ所診察されるのです。 私は、小学校のときにプールの水が耳に入り、中耳炎を
やっているので、(その時も完治するまで通院しました )先生に、「 私の耳、大丈夫
でしょうか? 」と毎回、聞いていたのですが、どのDr.も、何も言われませんでした。

 この病気は、長い年月をかけて、進行していくので、急にはならないのです。
 もっと早くに見つかっていたら、手術までしなくてもすんだかもしれないのにと思うと
今まで通院してきたのは、「何なの? 」ってなる訳です。 でも、インターネットで
知ったことですが、耳鼻科によっては、耳の中を見る顕微鏡が違っていて、最新の
電子顕微鏡ですか? 名前解りませんけれど、それでないと、真珠腫があっても
解らないそうなのです。 私みたいに原因が無いのに、いきなり耳垂れが出たとか
そんな症状が出てから、大きな病院に行ったとしても、哀しいかな、手術は免れないと
いうこともあるのです。

 次回は6月2日に側頭部のCT撮影(3回目の手術前の検査)がありますので
その時、又、報告することにしましょう。 
 真珠腫性中耳炎について、もう少し詳しく書いておきます。

 滲出性中耳炎を繰り返したりした結果(私はそうではなかったが…)陥凹して
袋状になった鼓膜が、鼓膜の中の壁とくっついたり、奥深くの空洞へ徐々に
入り込みます。 この袋の中に角化した鼓膜の上皮が重なって溜まっていきます。
 そうやってできたものが、真っ白で真珠のようだから「 真珠腫 」と呼びます。
 陥凹した袋の中のカスは、やがて炎症を引き起こし、鼓膜を障害します。
 白血球等の炎症細胞の放出するいろいろな酵素やサイトカインと呼ばれる物質が
鼓膜上皮を増殖させたり、まわりの骨を破壊吸収します。 
 こうしてまわりの骨や組織を破壊しながら大きくなっていくのです。



 




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