尖閣問題実は中国の大失敗、しかし管、仙谷内閣の判断は許せません

尖閣問題、言うまでもなく日本の領土ですので主権問題はありません。この一連の問題で中国はとんでもなくいろんな物を失いました。もっとこのことをマスコミは言うべきです。それは何か、尖閣問題で国際世論はどう見たか、短期間に経済大国化し、またリーマンショックを乗り越えた中国に対し国際的な地位の向上を認めざるを得ないと思っていた他の先進国はやはり失望しました。すなわち中国はグローバルコモンズを共有しない国（北朝鮮ははじめから）である、わかりやすく言えば非条理な圧力をかけ、非条理なことを言う、国民も政府もそうですね。他国の国家斉唱の時ブーイング、世界中こんな恥ずかしいことする国はありません、恥になること平然とする三流国だという国際的認識が広まってしまいました。日本の企業もチャイナリスクに気がつき今はタイ、ベトナム、インド、インドネシアなどに振り向くことになってきました。レアアースではインドに積極的に投資する商社まで現れています。こう見ると尖閣問題では中国は公益を棄損する大失敗だったことは確かですね。
しかし、尖閣問題ではルーピー内閣には多くの日本国民が失望したのはご存じだと思いますが、私が一番腹立たしいと思うのは、明らかに犯罪を起こした中国人を釈放させたことよりも管、仙谷がその責任を検察に押しつけたこと、そしてビデオ流失ではなぜか積極的に政治主導で逮捕だと騒いだことです。こんな無責任な政治的判断力の欠如したこの二人には一刻も早く消えてもらいたい。