素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ざくろでもよかったのでは。

2014年08月26日 19時38分24秒 | 日記
ヨモツヘグリで思うところ。

死後の世界の食べ物を食べて、死後の世界から帰れなくなる、って話は日本だけじゃなくて、ギリシャ神話にもありまして。
「ギリシャ神話の冥界の王・ハーデスの后のペルセポネーは、元々地上に住んでいたが、ハーデスに浚われ、その後死者の国の柘榴を食べさせられたせいで冥界から帰れなくなった」という話。
12粒あった柘榴の実を、3~4粒食べてしまい、そのせいで、ペルセポネーは死者の世界に1年のうち3~4ヶ月居なければならなくなり。
結果、ペルセポネーの母デーメテールは豊穣の女神なんですが。
娘が冥界に居る間は、地上に作物を実らせることを止めるようになったそうです。
ギリシャ神話ではこれが冬のはじまりなのだ、と語っているわけですな。

どうも、外から招かれた人間がその土地の食べ物を食べる、と言う行為は、「その土地に溶け込み、その土地の住人の一人になる」という意味合いがあるそうで。
別にこれは日本とギリシャだけの考え方じゃないようですよ。

で、何が言いたいのかと言いますと。
ヨモツヘグリロックシード、柘榴でも良かったんじゃないですか?
(多分葡萄ですよね。実際のヨモツヘグリロックシード)

日本神話本来の意味だと、ただの黄泉の世界の食べ物、って意味のはずですけど。
ここに似たような意味合いのギリシャ神話の逸話から、柘榴を持ってくれば、色々な意味合いでベストチョイスになったのでは、と。



今週のアニメの方の東京喰種ですが。

ヒナミちゃんの「その人に仕返ししたら気が晴れるかと思ったけど、そんなことなかった」の台詞がカットされてたのが残念でした。
人間、恨みを持てば同様かそれ以上の痛み、屈辱を恨みの対象に与えたいと思うのが自然ですから。
ですけど、ヒナミちゃんは赫子に覚醒し、その力だけで百戦錬磨の真戸さん相手に一方的な戦いを行えるようになって。
実際に「復讐をやろうと思えば出来る」状態になったとき。

それで自分の気持ちが晴れるわけじゃない。
復讐を行うことより、殺されてしまった両親に会いたいということが自分の本当の気持ちだ。


復讐より家族愛の方に気持ちが向くわけですね。
これ、起承転結で表現すると
起(お母さんが喰種捜査官デビル真戸さんに殺される)承(仕返ししてやる!)転(赫子に覚醒、喰種捜査官デビル真戸さんより強くなり、復讐が可能になる)結(このまま復讐を遂げても気は晴れない。そんなことよりお母さんにもう一度会いたい)

だと思うんですが。

承の部分を抜いてしまうのはアカンのちゃうかな;

まぁ、ヒナミちゃんが赫子に覚醒して、持って生まれた力だけで訓練された優秀な喰種捜査官を上回るシーンは丁寧にやってくれていたと思うんですけどね。
母親と父親の赫子を併せ持ってるのが真戸さんの説明が無くても伝わるように、赫子を出すシーンに十分な時間を使ってくれてましたし。



闇芝居4話目「壁女」ですが。

お化けが出るのは夜で、夜にお化けに遭遇すると何故怖いのか?

理由をちょっと考えるとですね。

1)夜は暗いので他の人間と周囲の情報の共有がしづらい。

2)特に深夜は普通の人は寝る時間なので、助けを求めづらい。

……ようは他人と情報を共有して、助けてもらえるように連携を取りづらい状況だから「夜」なんじゃないですかね?

なので、昼間でも上記の条件をクリアすれば、明るい中でお化けに遭遇して「怖い」って状況はアリ。

真昼間に、向かいの団地の壁を登る得体の知れない何かを発見する大学生。
外は明るいんですけどさ、それを目撃しているの、恐らく大学生だけなのね。

で、その得体の知れない何かは開いている窓から向かいの団地の部屋に飛び込んで。
その部屋には、大学生の恋する若い女性が。

女性はその得体の知れないのに憑依されたのか、怪物化。
変貌直後に一部始終を見ていた大学生を見て。

今度は大学生の方が狙われることに。

日中だからなお怖いですな。逃げ込む安全地帯が無いわけですし。

ずいぶん前に、有名ラノベ「スレイヤーズ」の作者の神坂一先生が、読み切りでホラー小説書いてらっしゃってたんですけど。
内容が「自分だけに見えて、自分だけが襲われる『何か』に命を奪われそうになる女子高生」って話で。

この場合はさらに「人ごみに逃げ込んでも、助けてもらえる可能性が恐ろしく低い」って安全地帯の少なさ。
「見えない」から助けようが無いわけですわ。それに襲われて死んでも、周りの人間には原因不明の心臓麻痺にしか見えないという。
でも、襲われる女子高生本人には、それが見えて、自分を殺そうと攻撃してくるさまがはっきりと見えるわけ。
ちゃんとポイントを抑えて、一般的な認識を覆すってのはいいスパイスですわ。

日曜感想その2

2014年08月25日 21時50分47秒 | 日記
2週分まとめてのガイムですが。

レデュエの裏切りには反吐が出る思いでした。

人類を指してサル呼ばわりしてましたけどさぁ、彼。

アンタの方がよっぽどサルだよ!
忠義も上下関係も礼節も無視して、ただただ自分の力を上昇させることのみを望むあたり。

ロシュオにできた一瞬の隙を突き、後ろから攻撃してロシュオから黄金の果実を奪おうとしたけど。
望みのモノが得られなかったからと、瀕死のロシュオをめった刺し。

まぁ、彼がおそらくこういう奴なのはロシュオも気づいてなかったはずないと思うので。
にもかかわらず度量の大きいところを見せようとしたのか、最愛の王妃のことで頭がいっぱいになっていて、気にしてなかったのか。

自業自得ですわな。悲しいけど。
獅子身中の虫だから、早い目に殺しておけばよかったんだよ!

その後、レデュエのあまりの邪悪さに激怒したコータに倒される際、ロシュオの剣で一撃を加えたのは良演出でした。
こういう意趣返し?は熱いよね。


で、今週分。

ヨモツヘグリ(黄泉戸契)ロックシードって。
日本神話来たよ。

まぁ、ガイム自体仮面ライダー+フルーツ+鎧武者だからなぁ。
ここで日本神話ネタ持ってくるのは自然ですかね。

ただ、元々、黄泉の国の食べ物を指す言葉だったはずですが。
果物では無かったような。

ま、不浄な食べ物であることは間違いないんですけどね。
なんせ、黄泉の世界に行ってしまった際、これを食べてしまうともう基本蘇生は許されないという話ですから。
(基本、というのは、日本神話でイザナミが、迎えに来たイザナギに「ヨモツヘグイを食べてしまったから私はもう黄泉の世界から戻れません。しかし、そういうことなら黄泉の国の主に少し話を伺ってみます。ただし」

「その様子を、絶対に見ないでください」

で、結局見てしまって、結果人間は1日に1000人死んで1500人生まれるということにつながってしまうわけですが。


戦極リョーマに「強力だが危険すぎるロックシード」「装着者の生命力を力に変換する」という禁断のロックシード「ヨモツヘグリ」ロックシードを手渡され
最後の変身に臨んだミッチーですが。

彼としてはこの選択以外無いよな。
人間、自分を正義と思える何かが無いと、立ってられないものね。

彼の場合「生き残るべき人間を生き残らせる」って正義に縋って、他人を騙し、人間の選別も行ってきたわけですが。
その生き残るべき人間の代表格と言える舞さんを、自分の命惜しさに見捨ててしまったら。

それまで行ってきたことも、全部否定されてしまうものね。

言い訳は色々できるけどさ。
コータを説得すればいいじゃないか、とか。
コータがそこまでするとは思えない、とか。

でもそんな言い訳、自分すら騙せないものな。

じゃあ、ああするしかないよな。

なんか足立に通じるものがあって、面白かったです。
ミッチーの選択。



2週分のハピネスチャージなのですが。

アローハプリキュアの方は、ハワイに進出する日本のプリキュア面々。
「トラトラトラ」とか言いつつ登場したら面白かったのに。
(ちっとも面白くない)


で、今週分。

神様の過去話ですけどさ。
「ボクは神様だから、クイーンミラージュひとりを愛するわけにはいかなかった。平等に、地球の命全てを愛さなければならなかった」「だから、ずっと一緒にいるわけにはいかなかったんだ」

いや、この言葉。
間違いであるとか、ウヨ的にはすげー言い辛いんですけど;

世の中にはですね「愛している。だからこそ遠ざける」って言葉があってですね。

明治の陛下のお言葉なんですけどね。
自分は帝であるから、広く国民を愛さなければいけない。
だからこそ、自分が愛するものを遠ざけるんだ、って。
(その言葉通り、京都がお好きだったそうですが陛下は京都には行かず、皇后陛下も遠ざけたそうです)

間違いだなんて言えないよ!

なんか、作中では「間違った選択だった」みたいな流れになってますけどさ!
神様ならそうあるべきでしょ。

クイーンミラージュを特に愛するということは、その他の者はそれ以下である、ってことになってしまうし。
神様はそれじゃマズイ。

もっと神様の自覚を持って!

日曜感想その1

2014年08月24日 18時43分41秒 | 日記
今週のジョジョですが。

妹の蘇生を願ったポルナレフが、蘇った妹が怪物になっていることを知り「妹を消してくれ」と涙ながらに願うシーン。
これ、自分最優先で、命が危ないから「消してくれ」と言ったんじゃないんでしょうな。
このままだと、妹の大事な思い出が、自己防衛で怪物化した妹と戦う過程で壊れてしまうから。
だから泣く泣く「妹を消してくれ」って願ったんですよね。

え?自己防衛で戦って、妹と戦うことで思い出が壊れてしまうのが嫌なんだったらそのまま黙って食われればいいだろ?
実際、戦うのが怖くて自分が可愛いだけなんじゃないのか?

ムチャ言っちゃイカンわ。
生存本能を抑えて、食われるに任すなんて芸当が可能なのはお釈迦様だけです。

いくら大事で愛している対象だろうと、生きながらに食い殺そうと襲ってこられたら、抵抗するのが生物の本能で、当たり前の行為ですわ。

でも、それをやってしまうと、思い出が壊れてしまうんだよ。
自分の願いで蘇らせ、襲ってきたから返り討ちにして再殺しました。

いくら「生物本能だ。仕方ない」とはいえ。
やってしまうともはや、妹のことを愛情を持って思い出す資格が、ポルナレフから失われてしまうわけです。

無理ないけど「仕方ない」は言い訳にはならんもんなぁ。

やった時点で逃れられない結果ってのはあるわけで。
で、最悪のその結果に至らないため、(それでも十分辛いんだけど)「願い」によって妹の蘇生を取り消そうとした。

……ダメだったわけですが。

カメオ、改めて見るとホント最悪ですわ。
外道。

やり方がね、人の心の弱いところを的確に突いているなと。
後で実は生きていたアブドゥルが土人形をポルナレフに代わって焼き払い、ポルナレフとの連れションでションベンを潜んでいたカメオに飲ませて燻り出し。
その後ボコボコにされて退場するわけですが。

その程度で許してもらえて良かったね!!



今週のトッキュウジャーですが。

ああ、そういうことか。
グリッタ嬢、完全に消えたわけでは無いのね。
(先週の段階で、チャットでも指摘されたんですけどね)

ノア夫人、今は大人しくしているの、このせいですか。
個人的にはこういう忠義を自分のサクセスストーリーの小道具のひとつくらいにしか考えてない手合いは嫌いなんで、報われて欲しくないのですが。
でも、こういう演出があった以上、返り咲く展開はいずれ絶対来ますよね。


トカッチ、今回連携攻撃で頑張ってましたが。
何かに挑戦するときは、まず挑戦する自分自身が「やれる!」と信じてなきゃな。って。
訓練だけはいっぱいしているけど、本番になると萎縮するのか実力が出し切れない。

今回、ミオさんに世話焼かれてましたけど。
きっと何かの拍子で勝利のメイクラブするハメになったとしても。
きっと萎縮してしまうんでしょうね。
どっかが。(うるさいよ

閑話休題。
……で、兄の化身とも言える自作ヒーロー「リョーナイト」に、落ち着け。あれだけ訓練してきたお前なら絶対やれるはずだと励まされ、見事やってのける。
自作のキャラが実体化するという話、以前ミオさんがやってましたけど、別の切り口になってましたな。

確かミオさんのときはその死によって自発的に奮い立つ切欠になったと思うんですが、今回のは言葉によってトカッチが本来持っていた力を発揮する切欠を作った。
ミオさんは特に表立って実力不足を痛感するキャラじゃ無い(メンタルちょっと弱いけど)ですが、トカッチは自分の実力を信じきれないキャラですからな。努力家なんだけど。
ジャリ番的には今回の方がメッセージ性高いですかねぇ。
日常でもこういう状況はあると思うし。

体鍛えよう!

2014年08月23日 20時10分40秒 | 日記
今週の新GAROですが(ファミ劇ね)
サブタイ「紅蓮」

魔戒法師や魔戒騎士が闇堕ちし、ホラーに変じてしまった場合に速やかにそれを処理する魔戒法師「媚空」が登場するお話ですが。

憲兵みたいな人ですね。媚空さん。
魔界に関わる人間にとっての警察みたいな。

ホラーと戦うことを任務とせず、魔戒法師や魔戒騎士を見張ることがその任務のため、魔界に関わる人間に基本的に嫌われているそうな。
誰かに頼ると、それが処理対象の元魔界関係者のホラーの縁者だった場合。足を引っ張られる恐れがあるからでしょうね。
基本単独で戦うみたいなんですが、その設定に説得力を持たせるため、いい役者を選んでくれてます。

元AKBで、現在女優として活躍している秋元さんですか。

本編終了後の魔戒指南で聞いたんですが、筋肉がつきやすい体質らしく、腹筋が6つに割れてるそうですね。

ミカサ?(おい

さすがに筋肉に裏打ちされたアクションは説得力があるといいますか。
ワイヤーアクションを否定するつもりは無いんですけどね、やっぱホンモノの匂いってのは大事です。

この肉の厚みなら、これだけ戦えても頷ける、みたいな。

だからまぁ、常日頃思ってるんですけどね。
特撮ヒーローを引き受けた人は、しっかり体作って欲しいですわ。

確か、1期2期で牙狼・冴島鋼牙を務めた小西さん。
2期の最初にラスボスに呪いをかけられて、体の具合を見るために脱ぐシーンあったんですけど。

かなり立派な体に仕上げてて、唸ってしまった思い出。
美しい肉体ってのは男も女も関係ねーなー。

現在冴島雷牙役を務めている中山さんはそこまで体作ってないらしく。
秋元さんの体の話関係で、雨宮監督に責められてましたね。

「体が出来たら秋元さんに再登場してもらって、今度こそ肉弾戦をするシーンを」なんて仰ってましたけど中山さん。

……間に合うの?



話の方ですが、ひょっとしたら他の魔戒法師や魔戒騎士の大切な人が変じたホラーかもしれないけど、容赦なく葬り去ってきたことの責任として。
自分の血を分けた弟がホラーになったとしても、その任務に一切の手加減、迷いを加えないという覚悟。

人の世を魔界の者から守り抜くという信念。
姉弟の情が無いわけじゃないけど、それで迷うような弱い心は持ち合わせていないっての。

その精神的マッチョぶりがかっこよかったっす。


ただ、ちょっと残念だったのは。
今回のお話で闇堕ちし、ホラーに憑依されてしまった元・魔戒騎士の媚空の弟イズモ。

牙狼と戦うときに、彼も鎧召喚してくれないかなと。

内心期待していたんですけどね。
無かったなぁ。

(まあ、媚空のサポートが無ければ負けかねないほどの強さを、ホラー形態ですでに発揮してましたからな。鎧呼ぶ理由が無いか)

やっぱ、世の中クソだわ。

2014年08月22日 20時06分44秒 | 日記
今週のペルソナ4Gですが。

前のアニメでのVS足立戦の補完的な内容で、面白かったです。
構成的には、共犯者エンドのプラス方向への改変?

いや、前のアニメでの足立もさ、良かったんですけど。
如何せん時間が足りなくて、立ち止まることができませんでしたからな。
ポイントだけ抑えて、駆け抜けた感じ。

でも今回は、足立をじっくり掘り下げてきた。

多分東大出だと思うんだよね。足立。
東大行ける人ってのは、大体子供の頃から勉強では他人に負けたことが無いような、ひとつ飛びぬけた学力ある人ばっかなんでしょうけど。

学力は無駄とは言わないですが、それだけで中心的立ち位置をゲットできるほど、世の中甘くないです。

まぁ、学力あれば食いっぱぐれはし難いから、かなり大きな力なのは間違いないですけどね。
足立、学力あっても人間関係を築くのが苦手な、人間力の無い人だったんだなぁ。

イザナギとマガツイザナギがぶつかった際に番長に流れ込んだ、足立の思い出。
ずっと一人で、愛想笑い浮かべながら、つるんでる連中を内心羨ましいと思いつつ、でもだからといってどうすれば自分もああなれるのかが分からない。
で、その無力感を忘れるために、勉強に打ち込んで、学力だけは上がっていったんだろうな。

で、社会に出たはいいんだけど。

人間力が無いから上には行けなかった。


イザナミは彼の事を「虚無の体現者」って言ってましたけど。
そこに至るまでの過程が描かれてました。
これはいいアニオリ。

上に行けなかったんだけどさ。
そのことについて、嘆き悲しんだり、他人恨んだりはとりあえずはしなかったんですな。足立。

ただ、色々面倒になった。
人間力ないから、どーせ何やっても上には行けない。

諦めてしまったんでしょうな。

……とはいえ、腹の中には世の中に対するどす黒い憎しみが無いはずは無いんですけどね。
にも関わらず、それを表に出さないのは「負け犬宣言」するのが悔しいからでしょうね。
頭はいいから。客観的にそんな自分を想像すると、みっともないからできやしないんじゃないですかね。

で、そんな自分に対して番長。

頭良くて、運動できて、コミュ力あるから友人にも恵まれ、カワイイ女の子ともいい関係を築きまくり。

よし、殺そう。(ちょっと待て

世の中クソだな!!

まあ、それはなんとか我慢するとしてもですね。
番長が来るまでは堂島さん一家を独り占めできたのは、足立だけだったんだけど。
番長が来たことで、そうじゃなくなった。

確実に、この嫉妬心ありますよね。
すごく幼稚な嫉妬心なんですけど。
新しい人がやってきたから、自分の居場所が奪われてしまう、って。


番長たちを苦しめてほくそ笑んでたことの動機ですかね。
コミュ力が無いから、番長を取り込んで、新堂島さん一家コミュを築こうとか、そっちの方向の思考に行かない。
むしろ頭がいいから、余計にそっち行かないんでしょうね。
どーせ実現不可能だから、と無意識のところで予測して、そういう可能性すら浮かばないんでしょ。


開幕で菜々子ちゃんの病室に行って、(多分)菜々子ちゃんの頭撫でて去っていってましたけど。
あのシーン、足立は犯罪者だけど、菜々子ちゃんを慈しむ心は持ち合わせてるんだよね。彼もまた、一人の人間なんだよ、と思うのと。
足立にとってやっぱ堂島さん一家だけは特別だったんだな、と伝わってくる。

番長との戦いの後。
足立コミュを極めた証として、番長がマガツイザナギを召喚可能になってるのはアツイ演出でしたな。

番長は「あなたにも絆はあったんだ」と、堂島さんちに足立用のマグカップがあったことを突きつけて、自分にはマイナスのカードしかないと諦めて俯き、虚無に沈もうとしている足立を救い出していましたけど。
その言葉が足立に届いたことを表す演出ですわ。

足立は犯罪者で、クズだけどさ。
だからといって虚無に沈んで暗闇の中で息絶えろってのは悲しすぎるというかなんというか。
これから真の意味で足立が贖罪をするためにもさ、番長のこの行動は正しいよね。

で、次の回。
番長がペルソナの綺麗どころを全集結させてクリスマスですか。

足立君、見てるか~?
キミが心通じたと思った男、この世の春を謳歌しているよ~?

(やめい