実は半年ちょっと前に購入して、それきり棚に放置していたVシネマ「仮面ライダーアクセル」を先日観たのですが。
面白かったです。
元は正義に燃える真っ当な刑事だったのに、お礼参りで愛する妻を殺害され。
以後、ガイアメモリ「コマンダー」の力でコマンダードーパントとなり、犯罪者を駆除するように殺害して回るようになった男と。
同じく、最初はウェザードーパント井坂への復讐心に塗りつぶされ、すべてを捨ててそれを成し遂げようとしていた男・仮面ライダーアクセル・照井竜。
彼は左翔太郎やフィリップ、そして今は妻となった所長とのかかわりの中で、復讐さえ成し遂げられればその他は一切顧みないという復讐鬼から、他者を守るために悪を倒す仮面ライダーに転身を遂げたわけですが。
一歩間違えれば、彼もコマンダードーパントのような、ガイアメモリを悪用した人間を見境なく処刑するような男になっていたかもしれない。
彼の人生に自分に通じるものを感じたのか、処刑人にコマンダードーパントが照井をスカウトしようするシーンが良かったですね。
コマンダードーパントの想いは理解できるけど。
認めちゃいけないんだと。
過ちを犯した人間を「社会に害悪をまき散らす害虫」と断じ、一方的に虐殺するという行為をキッパリ否定するわけです。
常習的犯罪者への憎悪の気持ちを吐露するコマンダードーパントの演技が良かったので、それに返す照井が映えましたわ。
理解できるけど、認めちゃいけない、それが視聴者に伝わるように作る。ここはそこが大事です。
脚本を書いているのはガイムの次のライダー「ドライブ」を担当するという長谷川さん。
三条さんだという話も聞いているのですが、今回のアクセルの映画の出来を見る限り、別に長谷川さんでも期待できるんではないですかね?
そして、照井以外でも。
物語のキーパーソンである、コマンダードーパントが駆除すべき対象として定めていた、スリの常習犯の女・アオイ。
スリの娘として生まれたため。
こんな生き方が正しいわけがないと思い、更生して真人間になろうと足掻いたこともあったけど。
生まれが生まれだから、モノが無くなると「お前が盗ったんだろう」と真っ先に疑われることが避けられず。
結果、ずっと常習的犯罪者。
でも、そんな自分を疑わず、自分のために血を流してくれた照井を助けるために。
物語のクライマックスで、大ピンチを迎えた照井を助けるために、決死の覚悟でコマンダードーパントに突撃し、コマンダードーパントからパワーアップアイテムをスリとって。
そのアイテムでアクセルがパワーアップし、逆転するという。
これまでは他人の必死で稼いだお金を盗み出すという下種な目的のために使用していた技術を、正義のために使用するわけですね。
自分を助けてくれた人を助け返すために。
熱いですなぁ。
「人は変われる」ってのと、「技術そのものは悪ではない。使う側がどういう想いを持って使うかだ」ってこと。
この二つが、かなり丁寧に描かれた作品でしたわ。
面白かったです。
元は正義に燃える真っ当な刑事だったのに、お礼参りで愛する妻を殺害され。
以後、ガイアメモリ「コマンダー」の力でコマンダードーパントとなり、犯罪者を駆除するように殺害して回るようになった男と。
同じく、最初はウェザードーパント井坂への復讐心に塗りつぶされ、すべてを捨ててそれを成し遂げようとしていた男・仮面ライダーアクセル・照井竜。
彼は左翔太郎やフィリップ、そして今は妻となった所長とのかかわりの中で、復讐さえ成し遂げられればその他は一切顧みないという復讐鬼から、他者を守るために悪を倒す仮面ライダーに転身を遂げたわけですが。
一歩間違えれば、彼もコマンダードーパントのような、ガイアメモリを悪用した人間を見境なく処刑するような男になっていたかもしれない。
彼の人生に自分に通じるものを感じたのか、処刑人にコマンダードーパントが照井をスカウトしようするシーンが良かったですね。
コマンダードーパントの想いは理解できるけど。
認めちゃいけないんだと。
過ちを犯した人間を「社会に害悪をまき散らす害虫」と断じ、一方的に虐殺するという行為をキッパリ否定するわけです。
常習的犯罪者への憎悪の気持ちを吐露するコマンダードーパントの演技が良かったので、それに返す照井が映えましたわ。
理解できるけど、認めちゃいけない、それが視聴者に伝わるように作る。ここはそこが大事です。
脚本を書いているのはガイムの次のライダー「ドライブ」を担当するという長谷川さん。
三条さんだという話も聞いているのですが、今回のアクセルの映画の出来を見る限り、別に長谷川さんでも期待できるんではないですかね?
そして、照井以外でも。
物語のキーパーソンである、コマンダードーパントが駆除すべき対象として定めていた、スリの常習犯の女・アオイ。
スリの娘として生まれたため。
こんな生き方が正しいわけがないと思い、更生して真人間になろうと足掻いたこともあったけど。
生まれが生まれだから、モノが無くなると「お前が盗ったんだろう」と真っ先に疑われることが避けられず。
結果、ずっと常習的犯罪者。
でも、そんな自分を疑わず、自分のために血を流してくれた照井を助けるために。
物語のクライマックスで、大ピンチを迎えた照井を助けるために、決死の覚悟でコマンダードーパントに突撃し、コマンダードーパントからパワーアップアイテムをスリとって。
そのアイテムでアクセルがパワーアップし、逆転するという。
これまでは他人の必死で稼いだお金を盗み出すという下種な目的のために使用していた技術を、正義のために使用するわけですね。
自分を助けてくれた人を助け返すために。
熱いですなぁ。
「人は変われる」ってのと、「技術そのものは悪ではない。使う側がどういう想いを持って使うかだ」ってこと。
この二つが、かなり丁寧に描かれた作品でしたわ。
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