アニメ・ペルソナ５感想。

作画が一部だいぶ崩れてましたが、戦闘シーンかなり頑張ってましたね。
バトンタッチ演出は原作でもあるし、やると盛り上がるのよな。
（かっこいいだけでなく、バトンタッチを行うと、後続のキャラの攻撃力が大幅に上昇する）

今週でカネシロパレス攻略完了ですが。
金城の人生にもしっかり触れてくれたのが良かった。
元々弱者で、日々「搾取されている」と感じて悔し涙を流していた人間だったと。

だからと言ってフツーに生きてる人を破滅させて私腹肥やしていい理由にはならないわけですが。
環境が人を育てるというかね。

金城の場合、周りの人間が「馬鹿は食い物にされて当然」と彼に教えたんだろうなぁ。
それが見えますよな。

そんな風に彼に教えた周りの人間が悪いのか、そんな人間しか居ないようなところで生きてきた金城が悪いのか。
どっちなんでしょうね？

あと、真。
先週まではなんかツンツン威嚇しているような雰囲気あったんですが、今週に入るとそういう険がとれてスッキリした顔に見えてきたのは気のせいなのかな。
まぁジッサイ、先週までの真は「自分は姉の人生に縋って生きている役立たず」って内心思ってて、それを否定するために「自分には価値がある」と示そうと必死になってる子で、覚醒後は「そんなことに拘って、マウント取ろうと周囲を威嚇するのは愚かしい」と気づいたから、視聴者的に思い込みでそういう風に見えているだけかもしれませんけど。

そしてどうなのお姉さん。（冴さん）
犯罪グループのリーダーの金城が自白して来たのに「これで出世の目が潰れた」と、喜ぶどころか不機嫌になってしまうの図。
……あぁ、最初に検察官を目指した時の想いを忘れてしまったのね。
あとの展開で分かるんですけど、最初の想いは「検察官の世界でのし上がる」じゃなかったはずなのよね。冴さん。
なんか寂しくなりますわ。まぁ、救済されるんですけど。あとの展開で。