素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

想定外の結果になった

2019年04月14日 10時38分18秒 | 日記
今やってるダブクロセッションがなんとか上手くまとまりそうなのでホッとしている。

話のスジは、中一の少年がアニマルオーヴァードと化した子猫を拾い、その能力の有用さに気づき、暴走して大事件を引き起こし、それをPCたちが解決するというものなんですが。
この子猫、バロール/モルフェウス/エグザイルのトライブリード。
バロールは重力と時空を操るシンドロームで、モルフェウスは物質を創造するシンドローム。エグザイルは体の形状を操るシンドローム。
平たく言うと、重力と時空を操り、好きなものを自由に作り出すことができ、自分の姿も自在に変えられる超能力を持った子猫なわけですね。
この子猫を拾った少年、最初はこの「好きなものを自由に作り出せる能力」でお菓子やジュースなどを作らせて食べて喜んでたんですが。
あるとき「お菓子やジュースを作るより、一万円札を作った方が儲かるんじゃないか?」と思いつき。
実行させたらそっくりなものが出来たんですが。
悲しいかな、元子猫が人間の世界の常識が欠落した頭で作った一万円札だから、スカシが入っておらず、全部番号が一緒という、欠陥品。
デパートでそれを使ったら、店員にそれが偽札であることを見抜かれて。
警察を呼ばれそうになり、切羽詰まって子猫に命じてその店員をその場で殺させて。(猫だから、殺人が重大なことであることが理解できていない)
それを見て騒ぎ出した他の客や店員も殺させて。最後にはデパートそのものを重力を操る能力で圧し潰し、自分の失敗を無かったことにしようとした。
ここまで演出した時にPCから「クズやんけ」と言われて、ガッツポーズ。
こういう大虐殺、理由がくだらない方がより「許せない」度が上がるからね。

ただ。

ダブルクロスというゲーム、敵は超能力者であるオーヴァードで、一般にどんな悪人でも非オーヴァードはどうこうできないのが不文律なんですよね。
(前にその不文律を取っ払った「仕置人ダブクロ」ってのをやったことはあるのですが)
なので、このままいくと諸悪の根源の少年は記憶を消される程度で他に全く何の裁きも受けず、無知であったため、取り返しのつかないことをやらされた子猫だけが裁かれるという胸糞悪いルートが目に見えている。
で、どうするか悩んでいたんですが。

PCが頑張ってくれたお陰で、なんとか問題の無い方向でまとまりそうなので安心しましたわ。
最初はこの子猫、少年のクズさ加減に晒されて、完全ジャーム化して少年を殺した上でPCに倒されるルートを想定していたんですけど。
まさか無理なく助けられるルートに行くとは思わなかったなぁ。
(この辺が他人と関わるTRPGのセッションの醍醐味)