素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

どっち準拠?

2017年04月11日 18時47分24秒 | 日記
今月映画観に行きます。
4/21封切りの「美女と野獣」を。

この作品、ディズニーのアニメと、劇団四季のミュージカルで見てるんですが。
両方好きです。

アニメは金かかってるんでしょうけど、壮大で綺麗でしたし。
ミュージカルの方は生の人間が目の前で演じるというパワーがね。

両方に持ち味あって、両方好きです。

ですが。

映画化にあたって、気になることがありまして。

それは。

ガストンどっち準拠なのかなー、と。

「美女と野獣」の悪役なんですけどね。
知らない人に説明しますと。

ヒロインのベルが住んでいる田舎町で、お山の大将気取ってる男なんですが。
顔はハンサムで体格もゴツく、見た目は完璧なんですけど。

性格は自己中心的で、卑劣。
自惚れが強く、品も無いという最低男で。

物語開始当初からヒロインのベルに言い寄ってるんですが、相手にされず。
そこで一計を案じ、「娘が野獣の城に囚われた!誰か助けてくれ!」と騒いでいるベルの父親を狂人扱いして病院にブチ込もうとし、父親を病院送りにして欲しく無ければ自分と結婚しろと

脅しをかけようとしたら

父親が病院にブチ込まれそうになってる寸前に、野獣の城から釈放されて、田舎町に戻って来たベルに「野獣は本当に居る!父親は狂人じゃない!」と言われ。
策が崩壊。

ですが。
そこで諦めず

「野獣のような怪物が村の近くに居る!殺さなければ!」とアオリ出す。
ベルが「野獣は怪物じゃない!」と言い、野獣に親愛の情を抱いていることに気づいて、でしょうな。

で。

村人を扇動して、野獣の城に攻め込み。
城のてっぺんで意気消沈してうなだれている(ベルがいなくなったから)野獣を発見し、勝てると思ったのかタイマン挑んで野獣を殺そうとするんですが、ベルが戻って来て元気を取り戻した野獣に返り討ち。
危うく殺されそうになり、平謝り「乱暴は止せ!何でもする!」
命乞いして、命だけは助けてもらうんですが。

野獣が背中を見せたときに、持っていたナイフで後ろから野獣を刺して。
喰らえッ!背中からナイフ!勝った!死ねッ!って感じ。

でも。

そのとき、バランスを崩し、城のてっぺんから転落して、最期を迎えるという。
「あぁ~~~!!」という悲鳴をあげながら。

まぁ、ザマミロな結末を迎える男なわけなんですよね。
アニメだと。

ミュージカルの方だと、結末は一緒なんですけど。
ガストン、ちょっと人間的な魅力は無くはないみたいなキャラで描かれてまして。
乱暴者だけど、手下になってる連中に対してそれなりの人間関係築いている、みたいな。
アニメだと、そういうの無いんですわ。暴力にモノを言わせて煩い奴を黙らせ、腕力のみで村の男衆の頂点に居る、みたいな感じで。

ハッキリ言うと、ミュージカルの方だと最後死んで終わるのがちょっと可哀想かなぁ、と思わないでもないキャラなんですよね。

まぁ、完全な悪人なんてのは、ちょっと現実には居ないもんですし。
物語に深みあるのは、ミュージカル準拠なんでしょうが。

結末考えると、アニメ準拠の方がしっくりは来ると思うんですよ。

……私としては、結末一緒なら、アニメ準拠で行ってくれる方が嬉しいですかなー。