日曜感想。

今週から進撃の巨人２期が始まりましたが。

戦うことをやめない限り敗北ではない。
こんな言葉を言う勇敢な戦士が、心折られて恐怖と悲鳴の中で死んでいく。

いやもう、獣の巨人残酷ね。

弱い一般人を嬲り殺すより惨たらしいよ。

覚悟を決めて最後の瞬間まで戦おうとしているときに、突然話しかけて危機を取り去り。
心が驚愕と突然の危機の消滅で覚悟から離れた後、再び危機を放り出して心を折っちゃう。

戦士として勇敢には死なせず、弱者に突き落として惨めに死なせる。
ひっでぇ。
相手から命だけでなく誇りまで奪っていくとは。



今週のキュウレンジャーですが。

１０人目の戦士・リュウヴァイオレット参戦！

これじゃジュウレンジャーじゃん。

ジュウレンジャー、ジュウレンジャー
キミも未来に走れ！（違う）

９人の救世主って触れ込みだから、追加戦士は無いと勝手に踏んでたのになぁ。
この分だと、スティンガーの兄さんも追加戦士で入って来そうですな。
そうすると、１１人の救世主？ジュウイチレンジャー？

今週、組織にとって命令順守は絶対だ！っていう現実的な戦隊の鉄則と、傷ついている人を目の前にして、それも救えず何がスーパーヒーローだ！っていうヒーローの鉄則を戦わせる展開ありましたが。
もうちょっと両立させて欲しかったかなぁ。

まぁ、ピンチになってリュウヴァイオレット登場！って流れにするために必要なの分かるんですけどね。

でも、ヒーローの鉄則を守ろうとして、戦隊の鉄則を投げ捨て、結果バラバラに動いたせいで戦力が分散され、戦力の逐次投入になって各個撃破されているのを見ると。

命令無視してあかんパターンにはまってるやん。
言葉だけじゃ何も守れないんだぞ。

と、ちょっと悲しい気持ちになってしまいましたからの。
この失点、次回の話で取り戻して欲しいなぁ。



今週のエグゼイドですが。

守るべき人たちに攻撃される展開。

あ、好きな展開だ。

絶狼ブラックブラッドで、我が身可愛さで魔戒騎士・涼邑零を殺そうと襲ってくる人間たちだとか。

デビルサバイバー１で、力無き人々を守るために戦う主人公たち悪魔使いに、現状の不満の捌け口を求めて襲い掛かってくる民間人とか。

守らねばならないから、倒せないから、手が出せない。でも向こうはそんなのお構いなし。
この構図。

好きな構図なんですよね。
で、エグゼイドの場合は「ゲームで強くなりたいから」という、とてもしょうもない理由なのがさらに。

例に出した２つより、なお罪が重いと思いますわ。
永夢は苦しんでいる人を救うために戦っているのに、こいつらそんな永夢を襲った理由「ただ遊ぶため」だもんな。

まぁ、そういうゲームだと言われているということもあるわけですが。
そういうゲームだからと言われれば、他人を平気で傷つけ、持ち物を奪うようなことを行えてしまうという人間の邪悪さ。
そういうのが出てる感じがして、実に私好みの展開でした。