今日も明日も愛してる

私が見たものをあなたにも見せたい。月日が経って季節が変わっても、これは世界へのラブレター。

レナード・コーエン『THE GUEST』 ぐたぐた

2009年04月16日 | 観たり、聴いたり、読んだり
カナダ生まれのシンガー・ソングライターの古いアルバム。
『RECENT SONG』(最近の唄)といっても1980年頃。

この中のトップの『THE GUEST』という曲は、夜聴くとしびれる。

 ひとりひとり 客が 到着する
 彼らは入って来る
 オープンハートがほとんどで
 ブロークンハートがわずかにいる

 夜がどこへゆくのか 誰も知らない
 ワインが何故溢れ出るのか、誰も知らない
 
 愛 あなたが必要だ 必要だ 必要だ あなたが必要だ 愛

 そしてダンスする者らは踊り始め
 泣く者らは泣き始める
 ようこそ ようこそ と叫ぶ声
 さあ、すべての客を中に通しなさい

 …………

この構え方は、いったいなんだ。
老若男女すべて、孤独を知る人だけが入ってくるんだろうか。
長い曲で、間奏の部分のバイオリンが、それはもう美しい。
胸をかきむしられるように。

最後はこうだ
 
 ひとりひとり 客が 到着する
 彼らは入って来る
 ブロークンハートがほとんどで
 オープンハートがわずかにいる

こんなに元気がなくなる曲も珍しい。
これを酒を飲みながら聴くと、それはもう、人生のぐるぐる渦巻きのような…
すごい世界になる。
頭がわるいから上手く言えないけど、
自分の中にあったものの一部に名前をつけられたような気持ちになる。
おかしな曲。


 
 
コメント (3)

模様

2009年04月16日 | Weblog
人間は模様をを考えついたんだ。えらいなー。



洞窟の壁画の時代、曲線や直線を使って、なんかやりたかったんだろうな。



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