ブラジル・サントス

ストレートコーヒーの想い出

大学に入学し上京生活も慣れてきた頃、仲良くなった同級生の女性と初めてコーヒー専門店へ行った

それまでストレートコーヒーは飲んだことは無かったが、テレビなどで多少の知識は持っていた

入店して選んだ銘柄はブラジル・サントス

初心者の私にも美味しく感じられてコーヒーの美味しさを初めて知った瞬間だった

大人になってコーヒー専門店でストレートコーヒーを飲むことはあったが、何故かブラジルを飲んだ記憶がない

メニューに無かったか他に飲みたい銘柄があったのか解らないが、ブラジルは縁遠い存在だった

このところのコーヒー三昧で実はブラジル・サントスを手に入れていた

薫りは強くないが苦味や酸味が強くなくて飲みやすい優しいコーヒー

これも少し濃く煎れたら感じが変わるかもしれないが普段飲みするなら相応しい

アメリカンという不思議なコーヒーがあるが、おそらくそんな感じのコーヒーだ

逆に言えばストレートコーヒーで少々お高いオカネを支払って飲むのなら他の銘柄を選ぶと言われそうだが

私は十分満足するコーヒーだと感じた

Prince of Wales

妻が出掛ける時に何か飲み物を持ちたいと突然言い出した

コンビニでも立ち寄れば何でも好きな物が手に入るが、私は小さな水筒に紅茶を持ってゆく事を薦めた

私は取っておいた紅茶のティーバックの中からPrince of Walesを取り出して妻の水筒に紅茶を煎れた

薄くなってはいけないし、熱くて飲めないのも困るだろうと考え

熱いお湯で適量煎れた後に蓋を開けたまま放置して冷ます事にした

少量の水や氷で冷ます方法もあるが、味が変わらない様に拘ってみた

お出かけの最中、妻がどの様に飲んだかは計り知れないが自己満足だけで満ち足りていたので良しとした

グァテマラ

グァテマラを飲みたいと妻が言うので仕入れてきた

家で煎れてきたコーヒーの中で最も濃い味で酸味と苦味が感じられるコーヒーらしさがある

本当のコーヒー好きではない私には少し重く感じるが、コーヒーゼリーにしたら美味しいだろうか

手に入れた粉は市販の物だが、こなの粗さにバラツキがあるようで、同じ様にお湯を注いでも落ちる速度が違い、じっくり出したいと考えても薄く感じることがある

そこでドリップの底に楊枝を一本横たえて煎れてみたら少し速度が遅くなった

粉が荒い時、ゆっくり煎れたい時はこの方法を試すことにした

コロンビア・スプレモ

コーヒー三昧が継続している

今日手に入れたのはコロンビア・スプレモ

二人用のpotでコーヒー2杯では薄い

ROASTされた香ばしい薫りと相まって飲み込んだ後からほんの少し苦旨い味が残る

眠気が吹き飛ぶとまではいかないがコクがありスッキリ覚醒する大人の味

もう少し濃く煎れたらもっといろんな味がするだろう

お賽銭事情

今年から殆どの金融機関で小銭の扱いに手数料を取るようになった

私が楽しんでいる500円玉貯金も満タンになって開封し金融機関に持ってゆくと手数料を高額に徴収されるんじゃなんの為の貯金か解らなくなる

この問題に頭を撓めているのは神社仏閣だ

お賽銭の殆どは小銭である

正月のお賽銭が大凡の収入源であるが、金融機関に持ち込むだけで手数料を取る

手数料の原因は硬化を数えるのに時間がかかる為と金融機関は説明している

ATMで入金しても取扱枚数に上限がある

金融機関により異なるが50枚〜100枚である

個人なら何度か分けて入金するという愚策を強いられるが、神社仏閣は確実な収入減に繋がる

金融機関は自分達の人件費にはシビアだが、客の人件費はゼロという観念だ

ここで提案である

何処か心ある金融機関が手を上げて、従来どおりに小銭を取扱うと宣言しないだろうか

その代わり神社仏閣の中心的な口座や貯蓄口座を付随する事を条件に付けてもらうのだ

やたらとデジタル通貨に移行したい政府の策略に反して困る事をウィン・ウィンの形で解決するのがこれからの商売

小銭を数えてなおかつ、消毒する、若しくは手を触れずに選別梱包までしてくれる機械の開発も必要だ

こういった金融機関は必ずや神仏のご利益が得られて国民から支持されるだろう

デジタル通貨の投銭ではご利益は得られそうもないからね