日本語を学ぶことを広める女性

台湾へ立ち寄った

台北のいつものホテルに荷をほどき義弟家族と暫く振りの交流をはかった

金曜日に会長兄弟と別れて仕事に従事したのだが、そこで久し振りに一人の女性と再会した

女性は台湾企業に勤めていて我が社の担当をしていたが、いつしか退社していた

それが、どういうご縁か、たまたま入った小さな喫茶店のオーナーとして再会することが出来た


彼女は若いころから日本が好きで日本語の勉強をしていた

台湾の国家資格である日本語の通訳資格を取得するまでになった

国家資格の試験には日本の政治や経済についての問題が出題されるので、彼女は嫌でも日本について勉強することになった


政治は兎も角、経済は新聞記事を読んでも理解できるものではない

そこで彼女は実際に経済活動を試した

日本語の勉強と一見全く違った分野を勉強するために、彼女は株式投資、為替、不動産取引を行い失敗することなくある程度の財を得た

ここまで5年の月日を費やしたという

その資金を元手に小さなカフェを経営しているが、コンセプトは日本語を学ぶことを広めること

彼女は日本語を学ぶ課程の中で実に色々なことを学び、成功につなげていた


勿論、今は未だ途中だというが、旦那様との時間も大切にしながら自分の人生で得たことを３０代以上の女性たちに広めようとしている

台湾の女性は３０歳を超えると趣味もなくつまらない人生を過ごす人が多いので、自分の様な発見をしてほしいとキラキラした瞳で熱く語った

偶然の出会いであったが、こういった女性に出会うと、どの国だろうが元気がもらえる

疲弊しがちな毎日だが頑張ろうという気になって来る


しかし、台湾に来て気が抜けたのか、旅の終わりになったためなのか、疲れが一般に出て身体の調子が悪くなった

これから一仕事して帰ります