京都に来て3日目。昨日もガツガツ歩き回ったので、結構な筋肉痛でした。
朝起きてまずやったことは足のストレッチとマッサージ(笑)
だめだわ、私にはゆっくりまったり旅はできない。まだ無理なんだわ、きっと。
今日いちばん楽しみにしている大徳寺へは、京都駅から地下鉄で向かいました。そしたら意外と駅から遠くて、下調べ不足でした。ま、いっか。ここまで来たらちょっと多めに歩くぐらいなんてことないし。
大徳寺
常時一般公開されているお寺は4カ所。そのすべての庭をたのしみにしていました。
瑞峯院
独坐庭(方丈前)
大海の荒波が蓬莱山に打ち寄せる様だそうです。ちょうど午前中の日が昇る時間帯に拝見したので、日を浴びて刻々と変わる波のようすが魅力的でした。
欧米系の女性がひとりで庭に向かい、目を閉じて気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。私も真似して目を閉じてみたら、とても心地よかったです。
その女性は、ガイドを受けていた連れの男性2人に「Are You Ready?」と声をかけられるまでずっとそうしていました。
私もいちばん長く庭を眺めたのがこの独坐庭だったと思います。
茶室の前の方は波が穏やかな入り江になっているそうです。
閑眠庭(方丈裏)
どちらも重森三怜の作庭です。
高桐院
ここの風情にすでにやられました。ステキすぎる。
この世界観を理解するには、私の感性はまだまだ及ばないと感じた、方丈前庭。
あの灯籠の正面に立ってお堂側を振り返ると、やはりそこにはご本尊が。
手を合わさずにはいられない気持ちになりました。
庭の中はさながら竹藪を思わせる程、わっさりとクマザサが植えられていました。
里山を表しているのかしら、と素人考えに浸りながら歩きました。クマザサの間に灯籠や手水鉢がみえるとほっとするのはどうしてだったんでしょう。
藪の中で人工物を見つけた時のようだなと思ったり。
龍源院
一枝坦(いっしたん)
龍吟庭(りょうぎんてい)
東滴壺(とうてきこ)
滹沱庭(こだてい)
龍源院のお庭を拝見する頃には、私の頭の中はもう飽和状態。
もう言葉もなにもありません。
ただ目の前に広がる庭を無心で眺め、ふと我に返って写真を撮るための構図探しをしていたという状態でした。
ただただ、美しいなあと感じる以外なにもないのでした。
大仙院
こちらは写真撮影禁止でした。
私がお本堂の周りを一周した時、ちょうどお坊さんが声をかけてくださりその場にいた5人を集めてお寺の説明をしてくださいました。
お庭の表しているストーリーや石が見立てているものについて、ていねいに分かり易いお話でした。時折冗談も交え、豊臣秀吉や千利休などのゆかりの人物も登場。
国宝の本堂は屋根の補修作業中ということで足場パイプが掛けてあり、来年には築400年を迎えるということでした。
ひと廻りしたところでご住職が待っておられ、サイン会のようになっていました。このご住職、メディア露出も多くちょっとした有名人だそうです。
とても血色のよい明朗なお方で、なんかありがたい感じ。私が少しお話させていただくと、独身と思われたようでちょっと嬉しかったりして。お世辞なんでしょうが、人を喜ばせて笑顔にさせてしまうのですから素晴らしいことですよね。
庭はとても理解しやすいストーリー性の強い枯山水で、さすが名庭だと思いました。凝縮された緻密な空間でした。
最後にお抹茶をいただいてきました。
いいことが続けて3回起こる、三服茶だそうです。覚悟するようにと記してあった看板がユーモアに富んでいておもしろかったです。
ところで
大徳寺といえば・・・
鬼瓦権蔵を思い出すのはどうしてなんだろう。私だけ??
じょーだんじゃないよってやつですよ。
もう少し、少しだけ続きます
朝起きてまずやったことは足のストレッチとマッサージ(笑)
だめだわ、私にはゆっくりまったり旅はできない。まだ無理なんだわ、きっと。
今日いちばん楽しみにしている大徳寺へは、京都駅から地下鉄で向かいました。そしたら意外と駅から遠くて、下調べ不足でした。ま、いっか。ここまで来たらちょっと多めに歩くぐらいなんてことないし。
大徳寺
常時一般公開されているお寺は4カ所。そのすべての庭をたのしみにしていました。
瑞峯院
独坐庭(方丈前)
大海の荒波が蓬莱山に打ち寄せる様だそうです。ちょうど午前中の日が昇る時間帯に拝見したので、日を浴びて刻々と変わる波のようすが魅力的でした。
欧米系の女性がひとりで庭に向かい、目を閉じて気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。私も真似して目を閉じてみたら、とても心地よかったです。
その女性は、ガイドを受けていた連れの男性2人に「Are You Ready?」と声をかけられるまでずっとそうしていました。
私もいちばん長く庭を眺めたのがこの独坐庭だったと思います。
茶室の前の方は波が穏やかな入り江になっているそうです。
閑眠庭(方丈裏)
どちらも重森三怜の作庭です。
高桐院
ここの風情にすでにやられました。ステキすぎる。
この世界観を理解するには、私の感性はまだまだ及ばないと感じた、方丈前庭。
あの灯籠の正面に立ってお堂側を振り返ると、やはりそこにはご本尊が。
手を合わさずにはいられない気持ちになりました。
庭の中はさながら竹藪を思わせる程、わっさりとクマザサが植えられていました。
里山を表しているのかしら、と素人考えに浸りながら歩きました。クマザサの間に灯籠や手水鉢がみえるとほっとするのはどうしてだったんでしょう。
藪の中で人工物を見つけた時のようだなと思ったり。
龍源院
一枝坦(いっしたん)
龍吟庭(りょうぎんてい)
東滴壺(とうてきこ)
滹沱庭(こだてい)
龍源院のお庭を拝見する頃には、私の頭の中はもう飽和状態。
もう言葉もなにもありません。
ただ目の前に広がる庭を無心で眺め、ふと我に返って写真を撮るための構図探しをしていたという状態でした。
ただただ、美しいなあと感じる以外なにもないのでした。
大仙院
こちらは写真撮影禁止でした。
私がお本堂の周りを一周した時、ちょうどお坊さんが声をかけてくださりその場にいた5人を集めてお寺の説明をしてくださいました。
お庭の表しているストーリーや石が見立てているものについて、ていねいに分かり易いお話でした。時折冗談も交え、豊臣秀吉や千利休などのゆかりの人物も登場。
国宝の本堂は屋根の補修作業中ということで足場パイプが掛けてあり、来年には築400年を迎えるということでした。
ひと廻りしたところでご住職が待っておられ、サイン会のようになっていました。このご住職、メディア露出も多くちょっとした有名人だそうです。
とても血色のよい明朗なお方で、なんかありがたい感じ。私が少しお話させていただくと、独身と思われたようでちょっと嬉しかったりして。お世辞なんでしょうが、人を喜ばせて笑顔にさせてしまうのですから素晴らしいことですよね。
庭はとても理解しやすいストーリー性の強い枯山水で、さすが名庭だと思いました。凝縮された緻密な空間でした。
最後にお抹茶をいただいてきました。
いいことが続けて3回起こる、三服茶だそうです。覚悟するようにと記してあった看板がユーモアに富んでいておもしろかったです。
ところで
大徳寺といえば・・・
鬼瓦権蔵を思い出すのはどうしてなんだろう。私だけ??
じょーだんじゃないよってやつですよ。
もう少し、少しだけ続きます