かいうの飼い葉桶

~~一歩ずつ前に進もう!~~ 

飛騨の旅 白川郷・荻町合掌造り集落

2008-06-20 | おでかけ
籾糠山でお花とブナ林を満喫したあとは、峠を下り白川郷へ行きました。
私は5年ほど前にも訪れていて、2度目の来訪でした。前回は冬で、母とふたりでバスツアーに参加してライトアップを楽しみました。

今回は晴天、初夏の白川郷です。


さわやか~







もっと蒸し暑いのかと思ったら、とってもさわやか。時折吹き抜ける風は冷たさを感じるくらいでした。
江戸時代後期の建物が集落ごと残っているなんて、ほんとに奇跡的ですよね。
観光地化されていることに疑問を投じる意見もありますが、なんとも不思議な空間です。生活空間に毎日どっさりと観光客がやってくるって、どんなもんなんでしょうね。もし私が住民ならものすごいストレスになりそうです。

この暮らしと建物を守り続けてきた、この土地の人々の気質を知りたくなりました。白川郷が世界遺産となり、東海北陸道も全線開通となります。ますます繁盛かと思いきや、便利になったおかげで宿泊客が減り観光収入も減りつつあるそうです。実際、住民の方々の生活に与える影響ってどうなんでしょうね。


帰りには、しろとり温泉で疲れを癒しました。美人の湯というだけあって、お湯がちゅるちゅる~。岐阜は温泉天国ですね。
この頃には、夫の口から「白山いいね」という言葉が出るようになってました。平瀬道からの挑戦は無理だとしても、別当出合からのコースなら私たちでも行けそうだね、なんて調子のいいことを夫に吹き込みまくりましたw
2日間のすばらしい眺望と私の洗脳が効いたのだな

美しくてさわやかで、ココロが満たされた飛騨の旅でした。

飛騨の旅 高山

2008-06-17 | おでかけ
岩手・宮城内陸地震では大きな被害がでて、自然の猛威を目の当たりにしてただただ言葉をなくしています。犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、被災者の皆さんの復興をお祈りいたします。

地震の一報を聞いたのは、東海環状線の美濃加茂SAでした。震源地の地名、栗原市や一関市から思い浮かぶのは栗駒山。栗駒山は火山灰土壌だから、土砂崩れがすごいかも。厳美渓のあたりの絶壁があぶなかったのでは??
そんなことを考えながらNHKニュースを見ていると、やはり栗駒で土砂災害が発生していました。そのままニュースに釘付けになり、SAで小一時間も過ごしてしまいました。

なじみのある地名が大地震にあっているニュースにはへこみましたが、福島の家族とも連絡がとれたし、気を取り直して、目的地の高山市街へ向かいました。
途中、ひるがの高原SAであこがれの白山を眺める事ができました。


やっぱり奥深い。
いつか、あの場所へ。

私は一昨年も高山を訪れてましたが、その時は平日火曜日だったので、さんまちも静かなものでした。今回は土曜日でとても賑わっていて楽しかった。
高山ラーメンと飛騨牛串焼きを味わい、飛騨の家具や木工細工を眺めてたのしい時間を過ごしました。



陣屋も見学しました。見学した範囲内には、馬繋ぎ場がなかったのが不思議。
お庭はお役所らしくシンプルでした。


その後は高山から天生峠を越えて、白川村へ。冬季閉鎖になるだけのことはある、なかなか険しい峠道でした。峠の駐車場位置を確認して、白川郷へ着いた時はもう5時になっていました。駐車場もお店もだいたい5時で閉店ということで、観光は明日にすることにしました。
ちょっと高山でゆっくりしすぎた。

長距離運転で疲れた(運転したのは夫だけどね)ので、白山山麓に源泉をもつ、大白川温泉しらみずの湯に行きました。白山登山の岐阜県側の拠点でもあるということで、玄関には登山靴用の大きな下足箱が設置されていました。
源泉かけ流し、熱々のいいお湯でした。

高山と白川の2大観光地を訪れてみて、岐阜人の気質を垣間見る事ができました。やっぱり雪深い土地の人って寡黙ね。お店にはいっても、いらっしゃいませの呼び込みもなく、必要最低限のことしか言わない感じにみえました。
リアルジャパンと評されているだけあって、外国人観光客もたっくさん来ているみたいです。奇跡的に開発の手を免れ、昔の町並みや古い家屋を守って生活してきた人達ってどんなだろうと興味があったのですが、ごく普通の田舎の人に見えました。

温泉で食事をして隣接の道の駅で車中泊。夜は結構冷え込んでたけど、車内は予想以上に快適でした♪

それにしてもガソリン高いですねぇ。遠出で何が大変って、高速料金よりもガソリン代ですよ。車中泊でもしなきゃお財布が泣きそうです。



2日目に続きます