かいうの飼い葉桶

~~一歩ずつ前に進もう!~~ 

手引き書

2007-09-26 | 多肉植物たち
多肉植物というカテゴリで括られている植物たちが、
実はかなり多岐にわたる植物群だということを知ったのはいつ頃だっけ?

プクプクと太ったかわいらしい植物を手当たり次第に買い漁っていた頃かな。
科や属のシバリもなく、ほとんどひとめぼれで買うものだから、
同じような管理をしてても、ある日突然溶けてしまう株があったり、
やたらと丈夫で殖えまくったり、なんかつかみどころのない植物だなと思っていたんですよね。

そして、名前がとってもわかりにくい。
園芸店で売られている多肉植物には、きちんと名前ラベルのついていないものもアリなので、自分で調べるしかなかったんですよね。

そんな理由で買い求めた多肉植物の手引書が数冊。
名前を調べるのに最適な図鑑チックなものから、属ごとの細かい栽培方法が紹介されているものまで。

そのなかでも、特におきにいりな手引書が、コレ。


多肉好きの間ではひそかに人気があるらしい書物、通称「ワンプラ2」


デザイン重視のムック的な構成でも、侮ることなかれ。
簡潔ながらもポイントをついた解説が、なんともいい仕事をしてるんですよ。


サボテン、多肉植物、エアプランツ、食虫植物というジャンルの不思議系植物の入門書でありながら、飽きることなく何度も読んじゃってます。

かなりいいですよ、ワンプラ2
すでに廃刊しちゃったらしいんですが、いい本です。
(だったら紹介するな、って話はナシでお願いします。)

地球がまあるく見える場所

2007-09-18 | おでかけ
暑い暑い3連休でした。
もうすぐお彼岸だし、もういいんじゃない?34℃とか、もう勘弁です。

珍しく海へ向かってみました。
地球がまあるく見える場所って、こんなところです。
御前埼灯台



なんと、灯台の中から上に上ることができます。
すごい。


結構人気があるみたいで、灯台のらせん階段や上の展望デッキはただでさえ狭いのに大渋滞。すれ違うのもやっとのような混雑ぶりでした。
展望デッキから眺めた遠州灘は、本当にまあるく見えました。

なんともスケールの大きな景色。視界350℃の太平洋が広がるという牡鹿半島の先端でも、こうは見えなかった。
御前崎と何が違うのかよくわかってないですが、ここの灯台が地球がまあるく見える場所に嘘偽りはありません。ホントです。


デジカメでは広角側が足りず、画像ではなかなか表現できない景色です。
見たい方はぜひ、ご自分の目でまあるい地球を見てください。結構感動しました。


灯台の本来の目的を果たしている大きなレンズを間近で見ることもできました。

すっごいキレイ。すっごい迫力。
やっぱニコンなのかな?メーカーの印を探したんですが、発見できず・・・



すさまじい潮風と荒波に耐えている感じが滲み出ている錆ですね。
錆もなんだかカッコいい。


近くの港付近には、エコな風力発電。この日もガンガン回っていました。
山間部の風力発電では、猛禽類が風車に吸い込まれて死んでしまう深刻な自然被害があるらしいですが、こういう海岸地帯ではどうなんでしょうね。

御前崎市は近くに浜岡原発もあり、東海地震対策で海岸にはとてつもない高さの防波堤が張り巡らせてありました。もちろん、一般の住宅はほとんどが高台に建てられ、海岸沿いの低い場所には観光・商業施設しかないようです。
岬特有の厳しい環境が垣間見えました。

夏越し

2007-09-10 | 多肉植物たち
今年の厳しい暑さを超えた我が家の多肉植物たち。

40℃近い日を含むあの灼熱WEEKにお留守番をさせたにもかかわらず、
枯死した株はありませんでした。
このへんの生命力の強さが私を惹きつけるのよね。

とはいっても、同じく留守番をしていたハーブゼラやプランターの青シソも枯死しませんでしたけどね。
しかも、ミニカーネーションにいたってはあの暑さの中も休まず開花するという見上げた根性をみせてくれました。

どの株もさすがに健全というわけにはいかなくて、夏バテや徒長の様子が痛々しいのですが、それでも生き延びています。


暑さに耐えられなくてエアコンをつけてしまった自分とは対照的ですな。


しかし夏バテは、ちょっと涼しくなってきた頃にボディーブローのごとくジワジワと効いてくるもの。
9月になってから、ハオルチアたちがグズりだしました。
緊張の糸が解けたかのように、ある日突然「万像」が溶け出したのです。
今のところ溶けてしまったのは一葉だけ。でも見えないダメージが潜んでいることが想像できます。

そしてアロエの「翡翠殿」に至っては、もはや原型を留めないほど徒長してしまいました。
その後徒長した画像をアップするのはこころが傷みます。

バッタに食べられてしまった「夕映」もそうですが、今年は多肉受難の夏となりました。

ご、ごめんよ。