かいうの飼い葉桶

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年末帰省☆県北(福島伊達地方)

2013-01-15 | 地元、福島
夫の実家がある中通り 伊達地方は、果物の産地です。りんご、もも、かき、ぶどうなどが名産。
やはり風評被害が深刻だそうです。測定して問題なしとされても、値段がつかないのだとか。

また、夫の実家がある地区では、住宅地の除せん作業が終わっておりました。が、除せんで剥がした表土の中間貯蔵地が決まらず、各家庭で保管されています。トンパックに詰められた土にブルーシートがかけられ、敷地の片隅に寄せられていました。地区のどの家庭にもブルーシートの小山がある光景…
これも辛いことです。


息子は毎日外で遊びたいけど、ブルーシートに近づくなと言っても無理があります。しかも、冒険大好きな息子は、りんごやももの畑を探検したくて仕方がない。だけど、畑は除せんしていない…

食べ物しかり。
どうしても気になってしまいます。

毎日ここで暮らす人は、気にすることが多すぎて大変なんじゃないかと思いました。逆に、気にしないほうがストレスがたまらないのかもしれません。


二年前と変わらない、福島伊達地方の景色。だけど大きく変わってしまった日常。目には映らない恐怖との戦い…
さらに、風評との戦い。


「ホーシャノーで孫も帰って来なくなった」と嘆いていた夫の父母や親戚の方が、息子の帰省を喜んでくれた。そこに大きな意味があると思いました。