fu-tenのへび

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なぜ内海は打たれるのか?

2010-10-11 | デビール神速
 たまには野球もいいかと。最近TVがつまらないので、特に地上波。TV好きとしては
見るものがなくザッピングすると、実はNHKBSが面白かったりする。

 「アインシュタインの眼」は特にお気に入り、最近ゴルフのレッスンでも使っている
ハイスピードカメラを使って、アスリートたちの動きを丸裸にする。

 しかし、このハイスピードカメラなんとデジカメに搭載機種があるので驚きだ。
ちょっと前なら何百万もしたはずなので、これからのスポーツ選手は幸福だ、
誰でも研究が容易になる。


 で表題の内海選手(ジャイアンツ)だが、アインシュタインの眼では取り上げられていないが
僕がやるならこんなタイトルになる。


 2年ぐらい前から、内海選手に注目していた。なぜならその面構え、発言、実際のピッチングと
やってくれそうな雰囲気を醸し出しているから。

 今年もたまたま観た4月か5月ごろの試合の後「20勝宣言」していたと思うのだが。

「古田の方程式」でもやっていたが、プロ野球選手の動体視力はそれこそ超人的で
ピッチャーが投げる際、グローブの中でボールを握る時にできる腕の筋や、ボールが
手から離れる寸前の指と指の間にできる白いところの見え方(ストレートよりフォークは
指が開くので白いところが大きく見える、など)で球種を判断するというもの。


 それに照らして言うなら、内海のフォームは打者にとって「見やすい」ものとなる。
打者から見れば腕が見やすい、球の出所がわかりやすい投手ということになる。
せめて頭の後ろに手が隠れてくれればいいのだが(打者から見て)、丸見えである。
正々堂々と勝負していると言われればそれまでだが、あまりにも無防備だ。

 以前オリックスにいた星野投手などはMAX128KMのストレートで10勝以上していた。
腕を小さくたたんで頭の後ろに腕を隠しながら、ぎりぎりまでボールを放さないから
スピードガン以上に早く見える。


 プロコーチがそれに気づいていない訳はなく、内海の場合はなにか癖を直せない、
直らない訳があるのだろう。

 いくら球が速くても打たれるのがプロの世界、内海の20勝が見たくて堪らないものとしては
なんとかならないものかと、もどかしい。

'09/05/16内海投球フォーム



1996 日本シリーズ第1戦 星野伸之の全投球


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