もったいなやら惜しいやら。

　ゲリラ的に盛り上がってきましたラグビー。サモア戦は、狙っていた試合という
ことなのか、代表の顔つきが締まって見えました。２０歳だろうが、国を代表して
戦っているのだ、良ければ持ち上げられ悪ければ酷評されるのは当然のこと。

　しかもホームだよ、みんな日本代表という目で見てるからね、幸せだよ彼らは。
ありえないミスをするのは、それだけギリギリで体を張っている証拠。

　画面からも気持ちは伝わってきた。でも上手いだけじゃ勝てない、観ていて
やっぱりスキがある。コンバージョンをあんなに詰められることは、国内では
ないんだろうが、国と国の戦いなので一秒たりとも気を抜けないのは当たり前。

　試合中に学習できないのは、正直戦うセンスがない。戦場だったら即死という
ところだ。最後のコンバージョンも、いくら時間をかけても良い場面。
ミスして許されるところと、許されないところの重さがわからないはずはないのに。

　勝てる試合を落としたとか言っても、負けは負け。勝ち点ゼロの。
そして、国内で酷評されているモールが、唯一の得点源とはこれまた皮肉。
弱者が勝つ手段であれば、堂々とモール攻撃を国内でも磨けばいいじゃない？

　モールのじわじわゲインの独特の盛り上がり、僕は好きです。