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映画制作裏話ブログ

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脚本レビュー「AVP2 エイリアンズ vs プレデター」

2012年01月08日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
“ザ・クリーナー”は最強戦士ではあっても混血でもサイボーグでもないので、
外見上、基本的に他のプレデターと一緒です。
細かく見ると身体に過去の闘いの傷があり、
下顎のひとつが酸性の血で溶けて無いのだそうですが、
暗い画面上、スクリーンでの確認はほとんど無理です。
武装では肩のショルダーキャノンが左右両方に増えていること、
エイリアンの尾から作られた鞭を振るってエイリアンそのものを両断してしまうこと。
エイリアンを一発で粉みじんにする融解液の散弾を持っています。
この散弾はのちに人間の主人公の手に渡ります。
小型の割に弾数は豊富のようですが連発は出来ずチャージに十秒程度時間がかかります。
歯をむいて突進してくるプレデリアンを前に
シャージタイムを持ちこたえるのが一苦労で、それが見せ場のひとつになっています。

“ザ・クリーナー”は、
“武器を持った被食者だけを追跡するというプレデターのハンターとしての規範に
縛られない。”という設定だそうで、
エイリアン以外は目もくれませんが、
反対に戦いに出くわした人間を強制排除する時は手段を選ばずで、
間違っても人類の味方ではないです。

プレデリアンのエイリアンとの戦闘能力の差は、
画面からは判断しにくいのですが、
もともとエイリアンは、初作では、生殖器、卵、孵化、繁殖などの、
“レイプ”をイメージさせる生々しい恐怖がウリで、それは続編以降、
後退していくのですが、今作品の今作の産婦人科病棟で妊婦を襲い
1回多産方式の繁殖方法は、ひどくエグイ場面になっています。

超大作のVFXを手がけたストローズ兄弟の初監督だけに
敢えて過去を彷彿させるシーンを盛りだくさんに取り込んでいるところは
クリーチャーへのこだわりを感じます。
目に付いた場面としては。
・エイリアン3で、エイリアンがリプリーに顔を寄せるシーンと類似のシーン。
・プレデターが木の葉の上に、自分の蛍光色の血をたらすシーン。
・プレデターが怪我を治すため、自身に注射するシーン。
・ 今作下水管内での戦いは、
エイリアン2で少女ニュートがエイリアンに誘拐されるシーンのひねり。
・プレデターがショルダー・プラズマ・キャノンを撃ちまくり辺り一面に火花が炸裂するシーン。
・エイリアン2で、リプリーが運転する装甲車で走り抜けるシーン。
・カウントダウンの脱出は、ノストロモ号からの脱出や、核爆発を起こした惑星からの脱出。
・今作、強い母親役のケリーはリプリーを…

以下はネタバレになるので、この続きは
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#dvd

にて脚本レビュー「AVP2 エイリアンズ vs プレデター」の頁をご覧下さい。

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